- 背表紙
- 表紙
- 読者プレゼント
- 巻頭カラー『人造人間100』江ノ島だいすけ
- 『僕とロボコ』116話
- 『ONE PIECE』1068話
- 『SAKAMOTO DAYS』98話
- 『呪術廻戦』206話
- センターカラー『イチゴーキ!操縦中』2話
- 『アオのハコ』80話
- 『一ノ瀬家の大罪』4話
- センターカラー『マッシュル-MASHLE-』135話
- 『あかね噺』41話
- 『暗号学園のいろは』3話
- 『ブラッククローバー』345話
- 『ウィッチウォッチ』88話
- 『ギンカとリューナ』13話
- 『逃げ上手の若君』89話
- 『夜桜さんちの大作戦』157話
- 『HUNTER×HUNTER』397話
- 『高校生家族』113話
- 『アンデッドアンラック』138話
- 『大東京鬼嫁伝』14話
- 『PPPPPP』60話
- 巻末解放区!WEEKLY週ちゃん
- 目次
- 愛読者アンケート
- 総括
成人式が高校生の参加する行事になったことで、現連載作品にも無視できない影響が発生してるのでは……と今更ながら気づきました。『高校生家族』は問題なく取り込めるし、絶対面白くなる。
背表紙
「ジャンプキャラクター初登場シーン集」。新コーナー。その名の通りの内容だが、カラーである点、初登場のコマがそれなりに決めコマである点など、今後どうなるか読めない部分もあって楽しみ。
表紙
新連載。いつかの金未来杯で優勝した人だったと思う。タイトルも同じ。最近この傾向が強いですね。読切の人気をそのままに、という感じか。
読者プレゼント
サッカーワールドカップ日本代表。そういう時期に出た号なのね。吉田の写真が妙にに似てるというか、どことなく雰囲気あって好き。表情の作り方の方向性が吉田っぽいのかな。あとは、フォワード代表として上田がチョイスされてて、「読みが外れたな……」と未来人気分。まぁ、ダジャレの作りやすさを優先したのかもしれないw
巻頭カラー『人造人間100』江ノ島だいすけ
新連載。読切も何となく覚えてる。おねショタなんだけど、庇護性溢れる母親という側面が強くて新時代感があったと記憶してる。過保護ギャグみたいな。それとは別にちょっと依存性みたいな危うさが作品全体を漂ってるのも魅力……だったような気がする……。
本編。大体上記の記憶(印象)の感じ。主人公と相棒の漫才的なやりとりをしながら少年の善人性を示した場面とか、個人的にかなり好きです。変人にツッコミを入れる形になるので、ヒーローらしさを示す場面が説教臭くない。
そんな良いことをしようとする主人公に対して “だから何?” と真顔で問い返す被害者。これまた良い。ヒーロー性についての掘り下げを初回からやるのは少年漫画らしくて好き。列車というコンパクトな舞台もかなり効果的だった。いきなり主人公が日常業務をしてるんだけど、そこからの説明的なくだりが違和感なく、サクサク進む。
まぁ、ちょっとサクサクと進みすぎてドライな印象もなくはない。が、ジャンプの新連載でこの感じも珍しいので個人的にはプラスポイントだな。
そして、先ほどの被害者からの問いに答える主人公。なぜ答えられるかと言えば彼も被害者だから。被害者の救済について2通りの形が描かれる初回。そして、被害に対して相棒の人造人間が “失ったものは他者から奪い補うしかない” とめちゃくちゃ人造人間らしいことを言ったのも面白い。主人公のヒーロー哲学への当て馬的な話ではあるんだけど、その内容自体が「結局こういうこと言っちゃう奴」というキャラクター表現になってる。
読切のときにも感じたけど、この設定だと主人公コンビが苦戦する要素がないんだけど、どのような理屈で苦戦する強敵を出してくるのか。かなり楽しみです。読切のときに感じた疑問への返答が長い時間をかけた果てに返ってくる。なかなかない体験でワクワクします。
終わり。私は『イチゴーキ』のが好きだけど、本作も相当良かった。今回の新連載は勝率5割ということで(現状)。
『僕とロボコ』116話
アニメ直前スペシャル。メタ的な仕掛けの面白さはともかく、とりあえず「その時間に放送してるんだ」と自然と知識を植え付けられてしまった。うまいことやられた感。こういうギミックは情報性を込める意味も大きいのだと思い知らされた。やるだけで意味があるというか。
からの放送に合わせた仕掛け。初回の裏側。これは事前にそういう仕掛けだと言及があったのでちょっとあざとい気もしたし、そもそも良い話オチとして特に面白いものはない(ギャグではなく良い話として面白くない)んだけど、事前にあざとさを開示してるのはむしろ誠実と言えるのかもしれない。
あと、『HUNTER×HUNTER』パロから回想に入るくだりは見事だった。回想への入りとしては、旅団過去編より全然キレイだったと思う。突然ノブナガが遠い目するのは笑う。
『ONE PIECE』1068話
ベガパンクが自分の夢をドストレートに語る。この儀式があるだけで「重要なキャラなんだな」と実感できるのが良い。それに対してルフィが自身の “おれはヒーローに興味ねェけど” とリアクションするのも良い。ベガパンクはあくまでも公的、ルフィは私的な夢。
んで、元CP9。みんな未だに六式使ってるのが良かった。純粋な体技なので、その練度を上げさえすればどんな高レベルな戦いにも使える。悟空が最初から最後までかめはめ波を使ったのと同じ(体技じゃないじゃん)。
『SAKAMOTO DAYS』98話
前回「舞妓」って書いた気がするけど、「芸妓」だったらしい。違いが分からないけど、たぶんすごく恥ずかしいミスをしてしまったんだと思う。困った話だ。
本作では定番の日常世界の中に突如として現れる殺しの世界。「こんなことしたらパニックだろ」とか最初の頃は思って、それが次第にどうでもよくなったんだけど、ここに来て(おそらく)初めて「一般人はなるべく巻き込まないように」という話が出てきた。めっちゃ面白いじゃん。当たり前すぎる話なのに新鮮に思えてしまってずるい。
からのバレないように、静かに殺す。テーマ(フリ)に対するラストが最高。オモシロ武器を生かしたホラー演出も冴えてた。爆音立ててホラーを煽ってからの、一気に静寂が訪れ、そのまま死。
『呪術廻戦』206話
元々本作の領域展開に関しては「必中効果って面白くなるの?」と疑問に思ってたんですが、今回はそれなりに面白くなってて、そこにちゃんと戦術があってすごかった。個人的にはもっとバチバチに殴り合う方が好きだけど、領域のみにフォーカスしたバトルでもこんだけ面白くなるのか、と感動しちゃった。
文字数多めで、説明しまくってたけど、最後の最後に “治せよ!!” という根性論で事態が大きく動くのが痛快。ここらへんのバランスはマジで本作絶品ですね。難しくしても今回は面白かったんだけど、それはさておき、難しくないオモシロがしっかり用意されてある。連載形式で読む面白さがマジ秀逸ですわ。
センターカラー『イチゴーキ!操縦中』2話
体重1tの設定、今後いろいろと不都合が出てこないか心配になるな。『ドラえもん』で「100kgあるんだよな……」ってツッコミが発生する場面が多々あるけど、それを遙かに凌駕する。前回の『呪術』がそうだったけど、質量ってすごいのよ。普通に歩いててぶつかっただけでも1tってすごそう。ラストの場面、「やるなぁ!」って背中叩かれてたけど、イチゴーキが叩かれる瞬間にうまく叩かれた方に移動するとかしないと手首いかれてしまいそう。もはやパワー系の機能はすべて1tで担うことができそうな勢い。
『アオのハコ』80話
菖蒲の内省がここまで丁寧に描かれるのは意外だった。顔だけで十分感動的だったので余計な気もするが、彼女自身が気持ちを詳細に言語化することで成長に繋がっていく、と考えるとこれはこれで感動的。未知の感覚と未知の世界に触れて気持ちを改めるのとか熱すぎる。ただ、表面的にはいつも通りなのも良い。しかし、親身になってもらった雛は気づく。
クズな元カレくん登場。道歩いてた不良に絡まれるみたいな雑展開ではあるけど、まぁこれは菖蒲のツケが回ってきたとも取れるので必然性があるとも言えるか。クズを退治してスッキリ、だけではない場面ですよね。
そんなこんなで精神的な成長を遂げた(もしくは遂げつつある)菖蒲。その証拠として匡に対して “はい図星の顔ー” と上手を取ってるので笑った。成長の目安がそれかよw
『一ノ瀬家の大罪』4話
まさかの中嶋くん回想。「家族の話どっか行っちゃったよ」と思うところもあったし、学校の話が多くて興味が下がってたんですが、中嶋くんかよ。まぁ、このスローペースな感じは大作感というか、鳴り物入りで始まった大物感として嫌いではない。
中嶋回想、ダイジェスト風に飛び飛びになってるのがかっこよかった。魚眼&大ゴマの連続という手法もハマってたと思う。毎回あのノリだと正直飽きるんだけど、回想をサクサク進める上ではめちゃくちゃ良い。
それとは別に、中嶋回想という(一ノ瀬家から見たら)客観的な事実が示されてしまったのは意外。主人公が過去と記憶を知っていく流れではないのね。読者だけ先に断片的に知ってしまう……と思ったけど、最後の場面を考えるに、今回のは中嶋の回想ではなく、「中嶋との過去を翼が思い出した」なのかな。なかなかトリッキーな語り口で面白い。
てか、中嶋は良い奴(可哀想な奴)と確定してしまった以上、翼カムバック時に中嶋がいじめてきたのは周囲による影響が大きいと言えそうですね。翼が、中嶋が、ではなくあの学校がヤバい。『べるぜバブ』の学校とかそういうレベル。この問題、記憶関係あるのか?
センターカラー『マッシュル-MASHLE-』135話
「いやー今カラーとか渡されても困るんすよねー」という感じのカラーで最高。大きめのアオリが一番カラー映えしてたと言っても問題ないレベル。
ライオ様の定義する「男前」。顔がグチャグチャになっても男前は揺らがない、むしろグチャグチャになった今だからこそ男前の真価が問われる。言ってることはベタなんだけど、やってることが気持ちいいほどのストレート速球なので感動的。実際にその顔を描いてみせたのも偉い。即物的な美ではない美を確かに感じざるを得ない……という見せ場。
からの到着。先ほどの男前の定義にはマッシュくんだって当てはまるんだぜ、という流れで熱い。そして “命けずったー!!” は笑った。
『あかね噺』41話
うらら師匠のオリジン。そもそも落語家になったのもスカウトだったのね。そういう意味ではあかねとは対照的。言い方は悪いが、しゃ楽の作品、という印象もある。
没入感がありすぎて客が劇中の世界に入り込む……を通り越して同化する。それを漫画的に表現してみせたのが最高。一目で「今までのとは別次元」と感覚的に分かる。主観VRのAVみたいだな、とかこれまた失礼な連想をしてしまった。AVに話しかけて没入感を上げるタイプの人も少なくないみたいですが(それを前提とした作品も)、うらら師匠はそれを客に強制する。
『PPPPPP』のファンタジーみたいだな、とか思ってたけど、ここで決定的な違いを見せてきたのでこれまた好きになってしまう。まぁ、芸術の世界に客を強制的にぶち込み、実際に影響を与えるという意味では『食戟』の方が近いのかもしれませんね。インフレがあって、細かい名称の違いまでは覚えてないけど、「おさずけ」とかそこらへん。
『暗号学園のいろは』3話
怪しくもある誘いを知性や本能ではなく真面目さでもって断る。自己肯定感が低いと言われてたけど、それ以上に真面目すぎるバカだから、という側面があるように見えた。主人公的で好き。
扉はブレイク繋がりのダンスってだけかと思ったら本編でもダンスしてるので笑った。笑ったが、よく考えるとマジで意味のない時間稼ぎのような場面だったな。ただ、メガネを使った決めポーズが好きなのでアリ。
『ブラッククローバー』345話
アスタの修行、自信の喪失がテーマであった。それにはユノへの劣等感も関わっていて、その修行を担当する師匠は “最強の俺様が全部受け止めてやるから” “有り難く全部吐き出せ!!!” と言ってくれる。完全にセラピーみたいな話になってきましたね。『ブラクロ』らしい気合いと根性の修行シーンなのにまさかこんなメンタルケアが描かれるとは。問題を解決するには打ち明けることから始めるしかない、というのはめちゃくちゃ正攻法に思える。それがまさか本作の修行シーンでねぇ……。
『ウィッチウォッチ』88話
カンシ、透明になる。人間が視覚情報を得るには目で光をキャッチしないといけないので目も透明化したら目が見えなくなってしまう、と大昔に読んだ『空想科学読本』に書いてあったけど、本作のルールがそれをクリアしてるので感心してしまった。こういう理詰めの設定好きだぜ。ちなみに2020年の映画『透明人間』も別の理屈でこの問題をクリアしてるので興味あったら是非。ちなみに「全裸だと寒い」問題もクリアしてます。寒い中、透明人間の吐く息だけが白く浮かび上がる場面が怖い。女性が透明人間に嫌がらせされまくるホラーなので苦手な人は気をつけて。
目瞑り設定も見事だったし、そこにモモチを持ってきて事故的にどっか飛ばすのも面白かった。この図書館透明ステルスミッションをどう対処していくか、のくだりだけでまるっと1話やってほしいくらいだった。いや、真面目にやるには無理ゲーすぎたのかもしれないw 今回のカンシの行動は面白かったけど、ちょっと無理あるように思えた部分もある。
図書館は閉館間際になったら「蛍の光」的な曲が鳴って知らせてくれるので、とりあえずそれまで透明のまま籠城……と思ったけど、尿意の問題が出てくるからダメか。あと寒くて風邪引きそうw
『ギンカとリューナ』13話
まさかの図書館続きで笑う。あっちは視覚だけど、こっちは声を出してはいけない。ただ、このルールは特に意味がなくて、『ウィッチウォッチ』的なオモシロを期待すると肩すかしではある。まぁ、目指してるものが違いすぎる。普通に会話とかしてるからちょっとハラハラしたけどねw
天才に思えるほど強いけど、自分の無知を思い知るリューナ。図書館設定もあり、独りで静かに感じ入ってるのが良かった。精神的な成長というか、頼もしさのようなものも感じる。今号の『アオのハコ』菖蒲とも近いかもしれない。
からの魔法の設定を体系的に説明する。これが意外なほど面白かった。設定自体が面白いのもあるけど、やはり事前のリューナの「私は何も知らない」という渇望がしっかり描かれてるからこそ読者も自然と前のめりになってしまったんでしょうね。そこに魔法の本のワクワク感も加わってくる。杖の解剖図もテンション上がるし、静かな説明シーンなんだけど、無数のオモシロ工夫が詰め込まれてるように見える。
そして、さらなる解説員が加わって意気投合、みんなハッピー……かと思ったら。意外ではあるけど、彼女の中では何もおかしなことはしてないんでしょうね。 “キレイでしょ” の微笑みを重ねることでそういうキャラクターの多面性が自然と入ってくる。
最後の決めポーズも良かったですね。静かで、力強いとかそういう感じではないんだけど、「只者じゃねぇ!」というのは伝わってくるハラハラとワクワク。リューナとの相性の悪さも予感させられる。
『逃げ上手の若君』89話
失った愛馬に会うために駄馬をドーピング(ちょっと違う)で殺す。 “駄馬一頭殺すごとに必ず会える” という結論が最初ちょっと飲み込みづらかったんだけど、ドーピング(てか改造)をした時点で殺してるということなのね。
そんな愛馬復活。単純にスピードがやべぇ、という話なのでさすがに若でも大ピンチ。ただ馬が速いだけであそこまで負けるのがちょっと意外だったけど、まぁ鬼ごっこにおいて最もシンプルなスピードという要素で圧倒するんだからそりゃそうか。
『夜桜さんちの大作戦』157話
長男vs父。今更ながら長男の糸というモチーフがめちゃくちゃ面白い。「包む」のはちょっと前にあったバトルであったように弟妹たち(と母)の特徴だし、「守る」は太陽。さらにはマリオネットのように「操る」と見ると父親と重なる。『ヒロアカ』だと継承の象徴になったりするし、バトル漫画における糸使いの扱いについて注目してみるのも面白そうだ。それほど多くないのが困った話ですがw
『HUNTER×HUNTER』397話
と思ったらこっちにも糸使いの出自が描かれたでござる。縫合というのは珍しいですね。『ヒロアカ』がちょっとそのノリあったけど。
話としては、捜索と発見。クロロがリーダーとしての地位を確かなものにしていくが、知性が1人だけずば抜けてるためチームの中で孤独でもある。それが死体のメモの場面で端的に現れてて面白かった。
クロロの勝算の土台としてインターネットが出てくるのにはビックリした。正直言って、インターネットとかそういう技術、文明の進歩の部分って長期連載(それも穴だらけ)の本作にとってとてつもない弱点だと思ってるので。ゴンたちがハンター試験終えたときと、今の船の中の話だとインターネット観が違いすぎるでしょ。その整合性をどうするのか。たぶんどうもしないんだけど、どうもしないでそんな真面目な話作っちゃうの? という驚き。
『高校生家族』113話
将棋部。今度はチームとしての話。順調に春香の将棋部サイドの話が充実してきたな。しかも、メイン(将棋的に)は春香ではなく清司と来た。本作の中でも特にこの周辺がグサグサきてるファンも多いんだろうな。想像に難くない。
例によって小学生が参加することが問題視されるわけですが、 “うーわ 今更” と本人がキレてるので笑った。まぁ、たしかに今更感はあるなw ただ、その問題をクリアするにあたって事前に “同じ部の人間が言ってもねぇ…” というセリフを用意してるのがうまい。このおかげで、部外の知り合いが登場すれば勝ち、と理屈が通る。
『アンデッドアンラック』138話
クエスト。リセマラで理想のクエを選び抜くのは「2周目」らしくて面白いし、まさにゲーム的感覚で魅力的とは思うんだけど、UMAの出現に対して “困る事ある?” は引っかかる。たとえば一連の流れでトルネードが追加されたけど、トルネードの概念が加わることによって被災する人、死亡する人って出てくるじゃん。結構な災害じゃん。それを “困る事ある?” で切り捨てていいの? まぁ、こういう世界の端っこへの無配慮ってのもゲームプレイヤーらしい傲慢さなので、そういう意味では納得だけど、風子の主人公性には一気に疑問が広がる。
『大東京鬼嫁伝』14話
年越しらしい。1号は12月の頭なはずなので、結構先取りですね。まぁ、私としてはそれすらも過去なのですが……。
突然拉致されててかなり不安になるんだけど、追跡が容易だから気にしなくていい……のか? 今回は相手がバカだったからいいけど、マジモン来たら取り返しのつかないことにもなりそう。
今回の目標が進太殿ではなく愛火だったのは面白い。厄介ファンという感じね。愛火をライバル視する奴は過去にも出たけど、直接愛火自体が目的。前のは愛火経由で進太殿にも興味を持ったけど、今回は逆。
そして、「あんなのに狙われ続ける毎日ってどんだけ苦労してんの……」と愛火への認識を改めることになり、そのまま年越し。本作はこういう丁寧なエピローグが多い印象だけど、今回も良かった。年越しに交えたまとめがキレイ。
『PPPPPP』60話
指揮者という本作に現れたまったく新しい概念。演奏の共演者でもあり、プロデューサーでもあり、最も近いリスナーでもある、という感じか。何ならオーケストラにおいてピアノの次に有名であろう指揮者というポジションが盲点になってて面白かった。別のポジションだからこそ共演することができる、という意味でもそう。あと、身も蓋もないことを言うと「ピアノはどうせ音上一家が独占しそうだから」ということも考えちゃう。
巻末解放区!WEEKLY週ちゃん
12/5はジャンプ新年1号発売ということで、ジャンプのリニューアル内容について。毎年恒例ですね。毎回面白い。
それと、目次ページの編集コメントのピックアップ。中には事後取材的な内容でも出てきて異様な充実。まぁ、編集部内だとそういう掘り下げもしやすいのか。
愛読者アンケート
まんがを月にどれだけ読むか。単行本はゼロ。雑誌だと10くらいかな? まぁ、ジャンプ記事が通常運行してる時期の話。
まんがの感想を話す人がいるか。いないからブログやってるのよ。いや、正確にはいないから始めた。今はもう人に感想話すことの代替行為とは言えない感じになっちゃってるな。
総括
年始の合併号休みの間にできるだけ借金を減らせ……と息巻いております。正直ゼロにするのは無理だと思うけど、それは今月中を目指せ……目指したい……。
今号のベスト作品。新連載ですね。
次点は『アオのハコ』。ぶっちゃけ『アオのハコ』と『ギンカとリューナ』の交代制でこのコーナー回せると思う。何なら今号も入れていい。
gohomeclub.hatenablog.com