ツイートしようと書いてたらすごい連投になったのでブログに避難(当記事10ツイートほどの文字数)。
アニメ『鬼滅』観たのですよ。初回。ネットで観れるのホント便利。テレビ無精な私にとって便利ってのもそうだけど、単純に地域関係なく観れるのは強いですね。abemaありがとう。ラップ番組しか観てなかったです。
そんなアニメ『鬼滅』。やたらとキレイになってるのは事前のビジュアルで分かってました。あの作品の本質は作画崩壊にあるから……と的外れなことに確信を持っていたので、初回はぶっちゃけどうでもよかったんですよ。話が単にマジメじゃないですか。連載当時は王道のヒーロー譚だと思ってたので普通に楽しかったのですが、徐々に『鬼滅』の魅力はよそにもあると考えるようになりました。それが作画崩壊の呼吸。及びどこか間の抜けた……けど愛嬌があってクセになるギャグ、それによるキャラ萌え。ジャンプ派としては作者の目次コメントも大好きです。あのコメントは天賦の才能。
話が長い。とにかく1話を観てもしょうがないと思いつつ、観ました。そしたら、キツかった。1話じゃ何も分からないと思ってたけど、かなりキツいことが分かった。気がする。
端的に言うと、語りすぎ。セリフというかモノローグ多すぎ。映像をかっこよくしても言葉が多すぎて邪魔。ダサい。てか、映像がゴージャスになったのが弊害になってると思う。
そもそも『鬼滅』という作品が喋りまくりなのは既知の事実なのですよ。間違いなくあの作品の魅力だと思います。毎週の感想でも何度も書いたと思う。特に窮地に立ったとき、そしてバトル時の炭治郎のマシンガンモノローグは最高です。決して諦めない、必死で食らいついてる感としてめちゃくちゃ機能してます。それがアニメという映像メディア、そして今回のアニメ化のビジュアルとは相性が良くないよなぁ……と心配になった。というか初回あんま面白くなかった。あの高級感にあの量はバランス悪いと思うんですよねぇ。
『鬼滅』で有名な「がんばれ」とか「長男」の件。あれが今回のアニメ化でどうなるのか、勝算があるのか気になるところではあります。この話は個人的な好みも大きいのかもしれませんが、純度100%シリアスに描いたらダメな場面だと思うんですよ。感動の押し売りみたいなイヤさが立っちゃうというか。狙って隙を作ってるわけではないけど……みたいな絶妙なバランスの上で成立してる魅力だと思います。大丈夫なのか。ただ、めっちゃ気になるので結局のところ観たくなってきたかも。
面白いところもあったけどトータルとしてマイナスな印象だったんですが、最後に流れたオープニング(矛盾)がすごい面白かったから次回以降が楽しみになってしまったのも事実です。作画崩壊しそうヨカーン。どうなるのかしら。
あとアクション、バトルは普通にかっこよさそうなので少なくともそれまでは観ないとダメかなぁ。水の呼吸すごいかっこよかったです。思ってた以上に水の主張が強いw
同時に、原作で感じてた「水の呼吸捨ててんじゃねぇよ」の件がまたぶり返しそうで怖くもあります。ただ、ヒノカミをアニメ化した際、火の表現をあの水と似た感じにしたら継承感あってそれはそれでアリになるかも……とか考え出すと止まりません。今回のアニメ化でそこまで行くのか知りませんがw
ということでアニメ『鬼滅』初回があんま面白くなかった話終わり。マンガとアニメの違い、そして何より原作が奇跡のバランスで成立してると実感できて良い体験ではありました。観てよかった。そしてまだ観たい。
松竹 寅さんシリーズ 男はつらいよ 寅次郎頑張れ! [DVD]
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: 長渕剛
- 出版社/メーカー: FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC.
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 斎藤茂太
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 杉山由美子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2015/04/02
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る