北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』614話の感想

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 来週はマガジン休みですね。ジャンプも休み。


#614

 扉はネネ。今週の出番は極めて少ないのだが、話の中心、土台的な存在なのは間違いない。あと、本編だと顔を出さずに終わるのでそんな配慮もあるかもw

 予告通りコスプレパーティー。場所は七条家。前回の内容だとネネのコスプレ仲間(知らない人)が出てくる可能性も考えられましたが、まぁメンツはいつもの。まぁそりゃそうか。そうなると衣装をどう用意したのか謎になってしまうんですが、ちゃんとその件についても後にネタになるのでした。ちゃんとしてるわ。
 先週、確定ではなかったカエデちゃんが買った衣装。やはり例の巫女でした。つまり、今週のカエデちゃんは持参のエロコスを披露ということになってしまうのでは。このメンツだったら元ネタを知ってる人がいてもおかしくないので怖いw
 今週はコス披露があるので2コマぶち抜きが多め。まずはコトミ。3、4コマ目がぶち抜きで、ちょうど4コマ目にオチが来る構図。吹き出しの位置だけでなく、ちゃんと絵の内容も4コマ目の部分がオチになる。熟練の技である。

 2ページ目は8コマ連結。生徒会ガールズのコス披露で最初の2コマぶち抜き。3人で1組ということらしい。「魔女っコトリコ ムチプリ」らしい。私が詳しくないだけかもしれないが、たぶん直接的な元ネタはないんじゃないかしら(プリキュア的な何か程度)。「魔女っコ」に若干の古さを感じる。あえての古さかもしれないが。
 魔女モチーフということで、ハロウィンの仮装と何が違うんじゃい、と思わなくもないんですが、要するに今回のはアニメ(漫画やゲームなど二次元的なもの全般)のコスプレということなのでしょう。ちゃんと線引きはしてる。カエデちゃんも職業コスではないw
 話としては、スズ、会長、アリアと自キャラについての思い入れ、解釈を披露して、アリアでオチ。それぞれきいろちゃん、くれないちゃん、あおこちゃん。名前まで設定されるので驚きました。
 スズと会長は自キャラのここが好き、という話だったけど、アリアはキャラとそのコスプレをしたことによって生じる違いについて。キャラにこだわりがあるからこその悲劇であった。プリキュア的な何かだと思うんですが、要するに幼児向けアニメという前提が密かに効いてくるオチでうまい。スズ、会長とアリアの違いとは‥‥。

 ようやく主催者であるネネの話題。着ぐるみ姿、2コマぶち抜きで登場。下ネタではなく、一般的感性によるオチなんですが、ネネにコスプレ趣味があることを考えるとこの内容に重みを感じますね。露出多め(下着不要w)のコスプレを好むと考えると、確かに死活問題のように思える。
 体型の話と考えるならば、直前のアリアのネタと内容が通じるところありますね。コスプレあるある、という感じなのでしょう。男性だとコスプレのために筋トレしたりするのかな、とか想像が膨らむ。

 みんなの衣装は借り物。よくありましたね、的な導入。実は出島さんの私物。 “出島さんも同士ですかー” とネネと、コトミ! コトミもコスプレ愛好者というように見える。今週の1本目がコトミのコスプレに対するこだわりという内容だったのですが、あれはコトミの持参か。結構ちゃんとした奴持ってたのですね。ちゃんとしたサイズの剣まであって驚くばかり。
 コスプレ経験者ではあるけど、趣味ではない。趣味ではなく‥‥というオチ。出島さんの前職ネタがここでも炸裂するとは。「ムチプリ」って低年齢向けのアニメだと思うのですが、そうだとすると闇が深いw

 写真撮影。3人セットではなく会長とスズだけだったのは、アリア相手だとツッコミが生じないから、という感じでしょうか。いや、コマの外にアリアも並んでた可能性もあるっちゃあるけど。
 撮影係の出島さんでオチ。コスプレといえば、的なオチなんですが、そのオチ自体よりも “そりゃローカルルールでしょ!!” というツッコミが秀逸で唸った。言葉遊びのようなツッコミフレーズが出てくるのすごいわ。

 楽しむカエデちゃん。そこにネネ。今週まったく出てこなかった話題だけど、そもそもカエデちゃんの気分転換のためのコスプレでしたね。しっかりこの2人の話としてまとめてくる。
 しかも、このネタのオチ。オチとなるのはコトミなんですが、この息抜きになったと思ったらカエデちゃんの風紀委員としての顔が出てしまうという内容。これ先週の1本目と同じですよね。前後編としてキレイに円が閉じた形。そもそも今週はネネとカエデちゃんの出番が少なかったのですが、ちゃんと物語としての本題は忘れてなく、生徒会一同(スズ以外)はあくまでも背景的な役割に過ぎなかった、みたいな結末。うまかったなぁ。


 終わり。お気に入りとしては “そりゃローカルルールでしょ!!” です。文句なしのパンチライン決まった、という感じ。
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