北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』442話の感想


 ここ数日急に寒いので風邪引きそうでした。

#442

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は会長。本編で大きな出来事ありますが、それとは関係ない。多分。ひょっとしたら亀について調べてる可能性もなくはないけど。

 タカアリスズからの会長で4コマ。スズだけ顔がギリギリ入る構図になってて低身長感、会長だけ引きのショットで他の3人との距離感。奥が深い。
 てか、会長だけが下ネタで疎外感ってオチやばい。生徒会のこの4人でまさかの孤立。ちょっとかわいそうになってしまうw

 ということで、むくれる会長。よく考えれば結構な悲壮感ある話とも受け取れるので、こう子供っぽいリアクションしてくれると和む。
 からのアリアでオチ。お題はペット。渦中の津田くんが温度低めなツッコミしてるのが面白い。多分そこまで深刻な話とは思ってないw
 てか、このネタ、最後まで読んでからサブタイの「さみしいのだ」を再確認すると驚く。ダブルミーニングですよね。ペットを飼ってなくてさみしいのと、さみしいから何かをナントカペットにする。うまいw

 会長のペットを考えようの巻。参考画像のハムスターが不覚にもかわいい。まさかのかわいいなので面食らいました。アップにすると凶暴なほどにかわいい生物である。あの食べ方ずるい。
 からのアリア続投でオチ。驚くほどにオチに使われる下ネタが前とまったく同じw ペットと下ネタで同じお題なのに、別物になってるのスゴイ。

 インコ。これまた絶妙にかわいい。目のデフォルメがグッとくるのかと思ったけど、案外そのままだったりするのよね。
 からのアリアが三度オチ‥‥を予期した会長がオチを奪うw 2人のツーカーを考えたら三度も続くとさすがに分かるんですね。
 てか、何だかんだで会長が下ネタでアリアとワイワイ出来てるので、最初に感じた疎外感という問題は解決してるんですね。ペット飼いたいという問題は残ってるけど、下ネタ言ったのに孤立という事態は打開できた。

 5本目。ラストに急展開。ラストページの2本に繋げる話ですね。こういう構成もあるのか。○本目を起承転結に当てはめると、1起、234承、5転、67結、という感じかしら。
 さらっと出てくるシノ10歳。髪を結ってて新鮮。あと、ネコのデフォルメ表現がムラサメくんと似てて面白い。あのシルエット好きなんですね。
 そして、衝撃の4コマ目。本作で亀ってもう頭しか思い浮かばない‥‥

 亀の名前は「亀吉」。学園長の愛亀というワケではないだろうけど、それなりに学園長が愛着抱いてるんでしょうね。わざわざ説明しに来たワケですし。
 手。手にちょっとした特徴があると思うんですよ。本作、というか本作者。最近。そういう意味で、2コマ目の学園長の手がかわいいw
 亀吉。初遭遇ではなく、以前からエサやりを手伝ってたそうです。新たなペットに行くのではなく、既にそれにふさわしい存在はいた、というオチが良い。良い話だと思います。ペット漫画描いてただけのことはある、と思います。マジで。
 亀は賢いので気持ちが伝わる。そこから「もちろんオレにも伝わってますよ」と軽率すぎる発言をするタカ兄でエンド。本人に深い意味はないし、深い意味は感じずに感動してる学園長で笑った。なんかキラキラしてるw
 てか、このオチ。タカ兄は会長にとっての亀でありペットであるってことだよね。

 ということでペット問題解決。7本目はエピローグ的な内容。新たな日常が微笑ましい‥‥と思ったら下ネタ怪獣アリアがやってきてオチ。亀と聞いて誰もが思いつくであろう下ネタを発してエンド。前のネタと、ペット問題の解決法がいい話だったと思う、ひょっとしたらいい話すぎたと思うレベルなので、それを一旦いつものノリに戻すという七条先輩の大仕事。
 しかし、本ネタの味噌は何といっても最後のスズでしょう。スズヘッドによる「NO」というシンプルにも程があるツッコミが最高すぎるw 低温なニュアンスが素晴らしい。アリアのボケがある意味で予定調和なのと非常に相性がいい。機械的にツッコんでるのが最高w


 終わり。最後のスズヘッドが印象的すぎる回でした。全体的な話としては、安易にペットと飼うのではない、という部分が本当に素晴らしかったと思います。会長の桜才学園生徒会長としての個性が強まったとも思いますし、「みんなペット飼ってて羨ましい~」というワガママみたいな描写からの解決としてこんなに収まりのいいものはないのではないか。
 よく考えたら、今週は4コマ目のアリア率異常ですねw

週刊少年ジャンプ2017年44号の感想


 ツイッターのアンケート遊び。募集編。
 ツイッターはRTとかされるとワケわからない不確定要素が増えたりして楽しいです。そもそも完全にブログ読者に限定したいんだったら別の方法があるよね……と今更な話。漠然とツイッターの方が票多くなるイメージあったんですが、アカウントの関係ではじかれる人とか出てくるのでアレか。まぁ、そこまでガチの調査が目的じゃないからフワフワしてていいんだけど、選択肢としてまぁ考えます。完全読者限定アンケートにふさわしい質問とか思いつかないのが一番の問題。
 とにかく質問。関係ない話をウダウダ書いたのは、特に質問について書くことがないからです。
 シンプル2択。いつもは4択にしなきゃ……という貧乏性を発揮してたのですが、今回はグッと我慢。
 まぁ、個人的には、帰ってくるです。本人がああ言ってるし、前期の連載はスムースに進行した気がします。何となく。麦わら企画遊ぶ元気もあったし。
 とはいえ、「んなワケねぇだろw」という人の気持ちも分かります。
 ちなみに、先日ツイッター上でこんな会話をしたんですが、その前からこの質問はストックしてありました。偶然だったので、エスパー!?と少しだけビビった。いや、よくある話題です。

 ジャンプ44号いってみよー。金未来杯が終わる。新連載の告知が始まる。

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『生徒会役員共』441話の感想


 涼しいを通り越してもはや寒さすら感じるので驚いています。

#441

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はムツミ。やったぜ。可愛すぎるのである。アイドルかよ。好きだ。
 アオリの世界平和はちょっとよく分かりません

 ムツミの登場はラストページの2本だけど、1本目は大門先生とコトミなので柔道部ネタ。そんな2人を観察する会長とタカ兄。うっすらとだけど扉と「柔道部」という繋がりがあるパターン、面白いですね。今週は柔道部ネタに終始するのかとも思いましたよ。違ったけどw
 コトミの相手役は、柔道部だから、という理由で大門先生なのは明らかですけど、既婚者という印象が強いキャラでもある、というのがオチに効いてますよね。サザエさん時空なので扱いが難しいけど、道下先生という素敵な奥さんと新婚で、子供までいるんだから「一番あり得ない」になりますよね。まぁ、個人的にはどうせ柔道部で手を出すならコトミよりもムツミ‥‥という心底どうでもいい感想。

 2本目は普通に生徒会。話題は男子トイレ。男子がその場にいるのに無視して女子2人で話が進んでいく感じ、耳年増が下ネタを言うコメディー、という本作の特徴を抽出した感じある。ラスト、アリアの迫真の顔には笑ったわ。ブツブツ独り言に入る感じが、ボケるという意識よりも本気でスイッチ入っちゃった、という恐ろしさw
 しれっと出てきた会長と父の会話。どんだけオープンな家庭なんだ。両親が下ネタ側の人間ってのはよくあるパターンですけど、父親が積極的にシモの話をしてくる、というのは結構めずらしいと思います。基本的に女性優位な世界観だと思いますので。

 「映画部のナオちゃん」という説明がなんとも新鮮。いや、初出の情報ってワケじゃないけど、直接説明されると少し驚く。
 てか、映画部のナオちゃんという話題が出てくるのはひょっとしたら15巻発売のタイミングにあわせた可能性あるんじゃないですかね。15巻で一番の大ネタ、映画だと思いますし。
 このネタの特徴はなんといってもスズが単独のボケキャラとして機能してる点でしょう。誰も変なことをしてないのに、スズが勝手にオチを生み出す。完全にスズがボケキャラ。しかも会長がフリになってオチがスズ、ってのが面白い。
 夜とか、ホラー映画観た後とか、そういうフリがなくても咄嗟にああいう解釈をしてしまうんだから結構すごい。

 ロボ部の部室。轟さんの私物フィギュア「ネネコレ」。会長が叱る横で、タカ兄が微笑んでるのが印象的。桜才生徒会のアメとムチを体現してる。
 会長はお叱りモードなので、スズが雑談。スズの場合はフォローというよりは、友人のプライベートを覗いたことへの感想になるのかな。
 からの轟さんの「子供」発言。自分で作ったものじゃなくてもその表現するんですね。割と軽い、というか好きな表現なのかな。まぁ、今回のは、物理的に生み出せるからなんですがw

 タカ兄がコレクションを賞賛。前の微笑みは「すげー」みたいな意味合いもあったっぽいですね。
 2コマ目で会長がさらっと下ネタ発言かましてて笑った。いや、発言はしてない、思っただけ。ただ、本作の場合は思っただけでも「これは変なこと考えてる顔だ‥‥」みたいにツッコミを浴びることも多いので、スルーされる下ネタというのは珍しい。まぁ、前のネタのオチから考えたら会長の思考が特別に突飛というワケでもないからなのかな。ひどい下ネタなのは間違いないけどw
 思ったことを迷わず口に出すのがアリア。会長と同じ発想は持ちながらさらに一歩踏み込んだ話を切り出す。そして4コマ目に映し出されるフィギュア、というのが独特の味わいですね。余計すぎる補足説明が付いてるのも笑える。
 てか、この4コマ目のフィギュア、『FF7』のクラウドだと思うんですよ。『FF』やったことないけど、そう見える。となると、今回出てきたフィギュアすべてに元ネタあったりするのかな。割としっかり描かれてるの多いですよね。

 ラストページ。2連でムツミ。1つ目のメインはトッキー。なぜか柱アオリでの言及がこのネタのトッキー。ほとんどの場合、最後の7本目についてだったと思うんですけど。不遇。これが15巻表紙の余波なのか‥‥!(タブンチガウ)
 シャワーシーン。ムツミとトッキーの。サービスシーンですけど、驚くほどに何も見えないw 4コマだから描けるショットが制限されるってのは分かりますけど、もうちょっとサービス出来たんじゃあ‥‥と思いますけど、もちろんこのバランスが本作らしさだと思います。ひょっとしたらアニメだったらもうちょっと直接的なことやるかもしれない。多分それはそれで「そういうんじゃねぇんだよなぁ‥‥」と文句を言うので我ながらめんどくさい。
 何も見えないシャワーシーンだけど、全裸にタオル1枚の全身像を見せてるのは意外と中里さん。背景的に登場してる中里さん。次のネタではそこそこの出番があるので、そこへの布石として登場したのかな。あと、ムツミ&トッキー、その他でシャワーを浴びるタイミングが違う、というのもここでのオチに繋がる小さな情報か。
 んで、オチはトッキー。ドジ発生、かと思ったらドジがさらに続いて、しかもその被害がムツミに及ぶ。新しいパターンだw 相手がコトミじゃないのも珍しいし、迷惑がかかる感じも新鮮。まぁ、迷惑っつっても可愛いレベルですけどね。実際、次のネタに引きずられることはない。
 面白いのはムツミのリアクションでしょうか。コトミと違ってトッキーのドジに慣れてない感じがあると思います。いや、ドジなのは重々承知だから怒るわけにもいかない‥‥みたいな距離感なのかな。悪気がないのは知ってるからこそ、被害者なのに申し訳なくなっちゃう感じ。
 ムツミもそうだし、コトミのいない柔道部がもっと見たくなるネタでしたけど、やっぱトッキーも見応えありましたね。静かに焦ってるのが新鮮w

 ラスト。前のネタは引きずらないけど、前の4コマ目での湯上がりで髪をほどいてた状態が継続。特に理由はないと思います。もしくは、急いでて結う時間がなかった、席についてから結ぶつもりだった、とかはあるかも。
 一瞬誰だか分からなかったタカ兄。小さいですけど、スズの頬に汗があるのが印象的。呆れの表現ですかね。イメージだけど、スズがこれやられたらキレてる気がするw(まぁ身長があるので間違える可能性はゼロですが)
 髪型が違う件、「どっちのが好きかな」とかそういう甘酸っぱい話‥‥にはならないw まぁ、そうでしょうとも。そっから素っ頓狂な結論を導き出すムツミに対して、タカスズチリが集中砲火してるので笑った。相手がムツミだから言葉を強くしてる感じではないですが、息のあった3連ツッコミは圧巻。
 てか、ツッコミが3つあるということは、タカ兄もツッコミに参加してるワケですね。ちょっと意外かも。スズチリの2人がこのボケに対してバシッといくのは分かるけど、タカ兄は下ネタじゃなければ呆れるくらいで止まるイメージ。
 ということで、4コマ目で背中を向けたムツミが自分の世界に入っていく感じが大変可愛らしい作品でありました。その前の、髪を結っていつものムツミに戻る瞬間、というのも素晴らしいです。


 終わり。さすがに次話の感想を書くまでには新刊の記事やっつけちゃいたいです。
 ムツミが相変わらず魅力的な回でしたが、ボケの新鮮さという意味では「映画部のナオちゃん」が一番だったかもしれません。スズ単独のボケというのが妙に新鮮でした。

信頼できるベジータ


 セパタクロウのRTによって回ってきたこのツイート。「自称ベジータ」という失礼な紹介で始まるベジータによるマンガ3選。
 最初は「ベジータなら『ドラゴンボール』以外読んじゃダメだろw」とか半笑いだったんですが、3選を見てビックリ。めっちゃええやん……

 まず挙げた現役のジャンプからの2選がまず素晴らしい。さらにはジャンプ外から1つ。それがまさかのfromボンボン。コロコロも買いつつ心はボンボン派だったので響いたぜ……

 今のジャンプからの2選で『ブラクロ』『相撲』を挙げれるのが本当にスゴイ。もはや憧れとかそういうレベル。生まれ変わったらこんなサイヤ人になりたい。
 今最も信頼できる2選ですよ。マジで。どっちも大好きな作品ですけど、2選にする勇気……ではないけど思い切りみたいなものが足りない。

 ちなみに、上の記事のお題を無視して今のジャンプから2本選ぶとなると(∵あの頃ジャンプ読んでない)、ワタシは『ゆらぎ荘』『ハイキュー』になるんですが、ここからどうすればサイヤ人になれるのか。

 ぶっちゃけ、3選だったら『相撲』は入る。そもそも『ハイキュー』『相撲』の二強という印象がここ数年はありました。たまにそこに食い込むような大好きな作品が生まれては打ち切られていく。んで、今は『ゆらぎ荘』が入ってて打ち切られないので安心、という状態。

 こっから『ブラクロ』です。さっきも書いたけど、大好きな作品なのでかなり上位には入るんだけど、どうしても「そろそろ『ONE PIECE』入れない?」みたいな雑念が湧いてしまう。これでは戦闘力たったの5のゴミである。ゴム人間なんてギャリック砲一発のザコ。
 ……ってこの調子で書き進めていくと、意味のないディスが増えるだけなのでこのノリよくない。

 ちなみに、今年のゴールデンウィークに書いたジャンプ連載作のランキング記事だと『ブラクロ』はなんと11位。ひ、低い……。サイヤ人への道のりは長い。
 ただ、さすがに11は過小評価しすぎだと思います。よくない。ベジータの記事見る前からちょっと「みんなナメすぎじゃない?」という被害妄想スイッチ入ってたのは事実です。『ブラクロ』おもしろい。
 最近の『ブラクロ』特におもしろいね~……とここしばらくの間ずっと言ってる気がします。安定しておもしろいし、常に最高を更新中。

 そんなワケで、今の『ブラクロ』は一気に4位。やったね。
 これでオレもサイヤ人……と思ったけど、4選になっただけで2選じゃない。まだギャリック砲撃てない。
 こうなってくると、『ハイキュー』『ゆらぎ荘』を落とさないといけないんですが、ですが……心苦しい。


 結論。サイヤ人にはなれない。1『ゆらぎ』、2『ハイキュー』、3『相撲』、4『ブラクロ』の順。

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 ボケようと思っていろいろ考えたけど、ボケる気が失せるほど3選が眩しかったです。

週刊少年ジャンプ2017年43号の感想


 投票ツイートの結果。
 まず、今回はリアクションが多かったです。票数が多いのもそうだけど、一言添えたくなる感じがあったのかな。リプライくれる人まで出てきたのは初めての事態で面食らいました。
 票数、多い。ハッキリとしたことは言えず推論ですけど、半数以上はウチの読者ではないんだと思います。まぁ、だから何だ、という感じの質問だから別にいいのかな。あんまウチでは頻出する話題ではないと思います。いや、『ハイキュー』を除けばですよ。あれは特別推薦だから。
 票数多いっつっても所詮は100弱ですからね。少ないです。まだウチの記事のアクセスのが多い。狭い村の中での遊びですので、やったぜ『勉強』大正義!!とか過剰にアレするのはやめてください。例として『勉強』にしただけで他もそうです。
 あと、ツイッターの仕様上、RTした人のフォロワーによる投票が増えます。当然ファン層に偏りは生まれてると思います。まぁ、各フォロワーの数的にバランスブレイカーみたいな話にはなってないと思いますけどね。多分そのままでも『勉強』優勝だったと思いますよ。下の細かい順位はどれか1つくらい変わってたかもしれないけど。

 結果。1位『勉強』。まさかのブッチギリ。一番若いからそれが良い方に働くだろうな、とは思ってたけどここまでとは。しゅごい。まぁ、やっぱ若いから応援したい気持ちというか使命感みたいなのが強い人が多かったんじゃないですかね。同期の『ロボ』『Dr.STONE』よりは人気が劣るのは明らか、ってポジションもありますし。充分人気なんですけどね。
 2位『ゆらぎ荘』。かわい子ちゃんがメインコンテンツという意味では『勉強』との二大政党だと思うんですけど、半分になってしまった。なんでや。あれか、よくいる「エロいだけだろ」みたいな人が多いのか。まだそんなこと言ってんの?(決めつけ) まぁ、そんなこと言ったら『勉強』は「可愛いだけだろ」になるから差が生まれる要因とは言えないか。ぶっちゃけ、ここまでの差は解せない。まぁ、作品の人気投票になりがちなのは重々承知なのでそこらへんなのかな、と納得させます。
 3位『ハイキュー』。まさかの『ゆらぎ荘』と僅差。ここが誤算。最大の誤算。いやらしい計算を暴露すると、推薦枠でいれた変わり種の『ハイキュー』がビリになって、今週ワタシが「なんでだよぉおおおおおお!!」となる予定でした。ビリを生まないための配慮のつもりでした。が失敗。まさかの健闘。これはコメ欄でも言われましたけど、「意外と面白い」理論だろうなぁ。「意外と」に人は惹かれるので、「あえて」の票を入れたくなった人が多いんだろうなぁ。まぁ、その「意外と」が作品の深みになるのは間違いないので、その魅力は間違いないんだけど、今回はそういう方面考えてなかった。ただ、単純に『ハイキュー』の女性キャラは一番魅力的です。可愛いです。安易に「○○くん大好き!」な魅力だけじゃないのも良い。恋愛とか関係ない側面において輝いてるキャラが多いです。いろんな魅力がある。そういう切り口の豊富さという意味でも『ハイキュー』が最強だと思うけどねぇ。
 4位『食戟』。ごめんなさい。こんなつもりじゃなかった。ビリが生まれるからこの企画嫌いです。根底から否定してますけど。いや、マジで想定外というか、理解の外すぎました。分からないです。めっちゃ良いやん。『食戟』。てか、特に今は竜胆先輩がいるからなぁ、彼女だけで他の3作淘汰できるレベルだと思う。作品では『ハイキュー』だけど、個人部門では竜胆先輩ですね。

 盛り上がったのはよかったけど、作品の人気投票になりがち、みたいな予想されてた問題はやっぱある気がします。いや、ないかもしれないけど。まぁ、盛り上がった方がいいからそういう系の質問を続けたいいのかもしれないけど、本来目指すものなのか、という疑問は少しある。まぁ、ツイッターでやるのがそもそも話それてるんだから別にいいじゃん、という感じですねw 考えつつ深く気にせず続けます。
 来週は某作品についての予想レースで。1つの作品についての2択なのでビリが生まれない。平和な世界。イマジン感ある。

 はい、ジャンプ43号。もうすぐ10月なのでアニメ放送開始記念が続きます。

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『新装版サイボーグクロちゃん』1巻の感想

新装版 サイボーグクロちゃん(1) (KCデラックス)

新装版 サイボーグクロちゃん(1) (KCデラックス)

 今更、あまりに今更ではありますが、感想。発売時に書きたかったんだけど、書きそびれました。
 気合い入れて全話感想やろうと思ったら、気合いが必要すぎて頓挫。

 そんな中、今年の7月にですね、pixivコミックという場所で『サイボーグクロちゃん』の連載が始まりました。復刻連載ってことなんですかね。
 ちなみに、pixivコミックに関してはよく分かってないです。まぁ、数週限定で無料で読めるよ、という公開形式なので雑誌っぽい、連載っぽい、ということなのでしょう。

 そんなpixivコミックに目を付けました。
 まず、ツイッターで毎週感想を書く、ある程度量がたまったら単行本の感想としてでっち上げる。今ここ。

第1話「史上最強猫誕生!」


 こんな感じ。ちなみに、本話はボンボンでの連載前ですね。お試し期間中みたいな。剛くんのキャラデザがお試し感ハンパないです。アニメ版の担当声優さんがこの絵を見て声を準備したら大変なことになっていました。
 てか、記念すべき初回の感想がラジコン親子とそば屋ってのもどうなんだろう。いや、ホントあそこ好きなんですよ。ハチャメチャなことをやればやるほど、急に冷静な客観視点が入るだけで爆笑してしまう。本作のギャグにおける1つの定型と言えるのではないか。

第2話「怪人ヘビビンガー登場!」




 ヘビビンガーって怪人なんですね。怪獣じゃなくて。脚が大事なのか。やっぱおスネちゃん。
 クロちゃんだけで話が進むのは初期特有って言ったけど、テレビ局の人とか、ヘビビンガーがまさかの再登場をするんだから驚きですよ。もうちょい先。

第3話「剛くん再び‥‥」



 しれっと作者のツイートも混ぜ込むスタイル。気づかなかったけど凄い‥‥
 アマゾンで大暴れしたクロちゃんがパトじいに追いかけ回される。割と苦戦するのが面白いですね。一般人を交えてもハチャメチャは出来る、という意味ではイチローたちよりも早い。

第4話「大決戦in北海道!」


 子供たちのくだりは今後何度でも繰り返したいような話。具体的にいうと、イチローの生徒たちですね。あいつらの悪さ、子供としてのリアリティーはこの時点でもうあった。

第5話「地獄のハイウェイ!」



 ドライブスルーのくだりも大好きです。ミーくんが単独でもギャグになる、という意外性。この頃はまだ意外なんですよ。

第6話「南海の荒波バトル!」


 1巻のベスト回かな。ホント好き。

 ↑余談というか自慢。うちのブログが「横内なおき巡回済み」になった日。ツイッターとブログやっててよかった。

第7話「恐怖! 機動ビッグ・サム」


 当たり前すぎる話ですが、サムの名前と扉の元ネタは『機動戦士ガンダム』のビグ ザム。ボンボンといえばガンダム。今思うとサブタイが「機動」になってるのはそういうことなんですね。ガンダム詳しくないので気にしてませんでした。
 余談ですが、映画『パシフィック リム』鑑賞時の感想ツイートが作者にリツイートされました。ツイートが「巡回済み」。
 やっぱ作者がリツイートした後はファンからのリツイートの伸びがヤバかったですね。ツイッター上の『クロちゃん』ファンが芋づる式に出てくるようで面白かったです。
 ‥‥もうこのネタないので安心してください。手持ちはゼロです。

第8話「ミーくんの初恋」


 あまりに名作。本作といったらとりあえず「ミーくんの初恋」です。そんな本話で大活躍したのはヒロスエ
 そんなヒロスエは、アニメオリジナルで「フカキョン」、『ガトリングセレクション』の描き下ろしで「トリンドル」とシリーズが展開されていきます。剛くんの趣味なのかなw
 ちなみに、タイトルに「!」も「‥‥」も付いてないのは意外と初。本作の新機軸という趣あると思います。狙ったかは知りませんが。
 見所としては連載や単行本当時はスルーだったスヌーピーが修正済みw

第9話「銀行強盗にご用心!」


 クロちゃんが走ると街が壊れる、というのはサム回でもあったけど、今話はクロちゃんがメインになって壊してますね。破壊のプリンスが確立した感ある。
 前話が挑戦的と思えるほどにいい話だったことの揺り戻しか、照れ隠しか、冒頭に「キュートでやさしいプリティミーくん」とネタにしてるのが面白いですね。

おまけ漫画「パシフィック・サム」

 元ネタは当然『パシフィックリム』。何でも溶かす液つながり。ちなみに、扉も映画のポスターをなぞってます。『エヴァ』じゃないよ。

 ここだけマジめに感想書きます。

 開幕のオーサムの料理シーンが意味わかんなくて最高です。ちなみに、新装版最初の描き下ろしですので、ファンとしては待望の完全新作です。『ガトリングセレクション』以来。読む時のワクワク感わかりますかね。あんなに幸せなことはない。
 てか、続けて読むと、ちょっと語り口とか、ギャグの入れ方が変わってるのが感じられますね。1995年と2015年の作品なんだから違うのは当然だw

 タコとコサムの謎の遊び。ケンカして仲直りする感じも含め、本作は子供を描くのが本当にうまいと思います。よく分かんない子供特有の謎テンションが描かれてる。そんなタコが‥‥というシビアな展開に。ここらへんも今思えば作家性が現れてると思います。ただ、第9話までにはそんなに出てきてないと思われる作家性なので、結構驚く(生きてたけどね)。

 オーサムといえば中松。まさかの登場で笑いました。こんなとこにまで付いてくるとはw
 そして、今ごろ便乗の「ジェーガー」。当然『パシフィックリム』のイェーガーです。『進撃の巨人』ではない。

 「この漫画すぐサビますからね‥」とあるけど、サビる描写は初期に集中していたと思います。つまり、このセルフツッコミのようなセリフは『新装版』1巻の内容を踏まえている可能性ががが。

 親、大人たちがケンカしてる中、子供たちはすぐに仲良くなって‥‥というオチ。元ネタではないけど、『おとなのけんか』という映画と味わいが似てる。まぁ、この世の真理みたいな話なので、元ネタとか関係なく似てしまうってのはあるわな。
 何度も言うけど、子供の描き方がうまい作品、という証拠だと思います。子供のリアルがある。

 そして、最後の最後にジーサンバーサン登場。そしてクロちゃんの名前だけ出てくる。これは完全にファンサービスですよね。
 サービスと同時に焦らしでもある。久々の描き下ろしだけど「クロちゃんはまだ見せないよー」という焦らし。『新装版』は全6巻ですので、描き下ろしも6話。クロちゃんはいつ出るのかなー、という焦らし。


 ということで終わり。時期的とはあまりに言えないので特に意味のない記事だと思いますが、個人的にやっておきたい、という類の記事なので何でもいいです。


 最後に作者謹製、1巻の元ネタリスト。作者の好きなものごった煮、というのがよく分かりますね。
 子供の頃は1つも分かりませんでした。気にせずゲラゲラ笑ってた。今になると、半分以上は何とか。言われて「ああ~~っ」となる。
 そんなこんなで2巻以降もこんな感じで書いていきたい。余裕があれば。

 ‥‥ツイートの引用しまくったワケですが、思ってよりも表示が見にくいことに気づきましたw
 ひょっとしたら次巻の時は違った形になるかもしれませんw

『生徒会役員共』440話の感想


 出るぞ出るぞと思ってはいたけど、購入方法とか考えてなかったのでまだ入手できてません。新刊。現在アマゾン待ち。最近ぼんやりしてて良くない。

#440

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は森さん。未だにノゾミである現実には慣れてないです。劇中で使われないからなぁ。
 そんな森さん、登場は最後の2本だけ‥‥なんだけどその2本のインパクトがとてつもないので最終的な印象は「なんという森回‥‥」でした。
 扉の森さん。本人は意識してないけど、めっちゃ画になる瞬間が生まれちゃってる‥‥そんな感じが実に森さんらしいと思います。無意識的にポーズ取れちゃってる、というか。

 タカあくび。からのスズの知恵袋、からの会長でオチ。華麗なホップステップジャンプ。酸素が足りない、深呼吸、呼吸を増やす、という話からあのボケを思いつくのは素直にスゴイ。いやだって、鼻と口に何かをかぶせたらフツー息苦しくなるじゃないですか。逆転の発想ですよw
 そんなボケに対して自分がどうこうではなく「皆」という切り口で返すのも良い。ただ、スズ以外は平常心でいられそうだから怖い‥‥

 津田家で野球観戦。当たり前にムラサメくんがいるのがポイント。特に話には関わらないけど、津田家の日常風景。まぁ、本来なら当たり前にいるのが不思議なのはウオミーの方だったりすると思うんですが、そんなことを思う読者は少数だと思いますw
 キャッチャーはサインを見やすくするために蛍光のマニキュア(的なもの)を塗る。マジか。結構驚いてしまったんですが、これは野球疎いからなのかな。タカ兄の口からこの手のトリビアみたいなのが出てくるのが新鮮なので、ひょっとしたら野球好きの人からしたら特にトリビアという意識はないのかもしれない。充分トリビアだから自慢していいと思います。
 蛍光の爪でひらめいたウオミーがオチ。本作は下ネタはあるけど直接的な描写がないことでお馴染みですが、このネタは何も見せてないけどやってることがスゴイ。見えてないだけでそこに大変なものがある、という衝撃。もちろん実行してるワケではないんですが、なかなかの衝撃でした。
暗がりプレイ最高だと思います。

 生徒会の朝の声かけ。当たり前なんだけど、横島先生がいるのが新鮮な気がしますw
 そんな横島先生が歩きスマホのモブ子に絡む、とにかく絡む。モブの子の出番が地味にスゴイ。セリフもある、表情もある、オチにも絡む、3コマ登場は本ネタの最多タイ。個性があるとは言えないレベルなので今後も登場していつか名前もつく、という線は薄いのかな。ただ、フツーに可愛いです。ポニーテールええやんけ。
 オチは横島先生の未婚ネタ。近くに小山先生いたら一緒に泣くか怒るかしてそう。横島先生が1人で落ち込むとか1人爆発するのではなく、八つ当たりの方向で発露する、というのが少し珍しいパターンかもしれない。特に生徒会外。

 スズムツネネの2年女子。ムツミは1コマに背景的に出てるだけですが、轟さんのボケ発言に対して「これを聞いただけじゃムツミは理解できない‥‥セーフだ‥‥」という味わいが生まれてると思います。この3人組のネタはここのハラハラ感も魅力の1つ。
 尻を濡らしてしまったスズがタオルで拭くコマが妙にセクシーポーズ感あって印象的です。その印象を轟さんが一気にブチ壊す、という素晴らしい構成。いきなり出てきてホームラン飛ばす感じ、いかにも轟さん。強い。

 七条邸にてアリアが会長とバラ鑑賞。「綺麗なバラが咲いたから見に来ない?」とか誘ったんだろうか。なんか良いなその光景。
 バラの手入れは出島さん達が担当、と説明するコマに写り込む橋高さん。そして、出島さんが出てきてボケる。アリアが解説し、橋高さんが飛び込みながらツッコミ。やだ、七条邸のトリオ漫才めっちゃ魅力的やん‥‥。橋高さんは積極的なツッコミという印象ありませんでしたが、アリアと出島さんが下ネタ言ってるのは見逃すけど、自分まで勘違いされるようだといてもたってもいられない、という感じだろうか。すごい良い。橋高さんもっと好きになってしまった。焦る橋高さん可愛すぎ。言葉遣いで他のツッコミと差別化できるし、のびしろしか感じない‥‥

 ラストページ。タカと森さんのタイマン。よく「○○がボケなかったらタカくん簡単に落ちるよな」とかファンは考えがちだと思うんですが、それを体現するのが森さんだと思います。普段の登場ではウオミーをはじめとするボケキャラが同席するので安心ですが、この2人だけだと問題なさすぎてハラハラします。話が進んでしまうw 森さん驚異のフラグ立てスキル。
 タカ兄が帰り道にこっそりクレープを買い食いしようとしてたら、森さんと遭遇。ここでいけないこととは認識しながらも‥‥という森さんの行動が衝撃的。まったくボケてないんだけど、それがかえって本作の世界としてはかえって衝撃的なのでオチとして機能しちゃってるからスゴイ。タカ兄のリアクションが自然とツッコミっぽくなっちゃってるのが笑える。よく考えるとただの「イチャつきやがってコノコノー」なんですが、謎のオチ感ある。
 てか、森さんのこの感じ。実に森さん的だと思います。このシチュエーションも含め。多分互いにですけど、タカ兄は日頃副会長という立場から意識的に立派に振る舞わなければいけないという重圧があり、それが森さんの前でも必要とされると思ったら‥‥というオチ。森さんとしては、気持ちは分かる、という感じだったんじゃないですかね。似た境遇ですので。
 まぁ、平たく言うと、こんなんされたらホレてまうやろ。久々に混じりっ気なし、破壊力えぐいの来ましたねw

 ラスト。ボケキャラ不在のいろんな意味でハラハラするツーショット。先ほどのネタでは森さんがボケ的なものを担当してましたが、今度は逆にタカ。英稜の副会長がフラグを立てるなら、桜才副会長はフラグを叩き折る。二大怪獣揃い踏み‥‥のような味わいあると思うw
 森さんは無意識的にフラグを立てるようなことをしてしまうけど、タカ兄はそれを華麗にスルー。逆のシチュエーションになると、森さんもスルーすることになるのかと思いきや、ちょっと違う。森さんはそこらへんは一般的な感覚を持っていて、おいおいフラグかよ‥‥と当たり前に気づく。むしろ少し過敏なくらいかもしれない。朴念仁、仏という性質はないのですね。そこらへんの非対称性がめちゃくちゃ面白い2本だったと思います。フラグを立てることを除けば最も一般的な感覚を持った人かもしれない。
 そんな翻弄される森さんがめちゃんこ可愛いのでありました。前のネタと違って最後のリアクションがツッコミっぽくなってないのが良いですよね。フラグモンスターとフラグ折りモンスター、夢のほこたて対決、結果はタカ兄の勝利になるのかな。


 ということで終わり。最後の2本が衝撃的すぎました。メタ的にハラハラもするし、笑いも充分だし、何より森さん可愛すぎかよ。やっぱちょっとした化け物感あるw
 ただ、今週はキレのいい橋高さんのツッコミも捨てがたいんですよね。ギャグ的な意味だと一番だったかもしれん。新しい形が完成してるので今後へのワクワクもありますよね。あとやっぱ橋高さんがキュート。

週刊少年ジャンプ2017年42号の感想


 ツイッターのアンケート機能で遊ぼう。募集編。
 今見るとアレなんですけど、一応3号前の目次コメントに由来します。佐伯、ミウラ、筒井が会ったらしいので。その時は質問のストックがなかったのです。
 1択あまってるので、ワタシの推薦枠である『ハイキュー』を入れて完成。この流れだと『腹ペコ』『クロアカ』も入れるべきなのは分かります。けど、4択に収まらないからしゃーないです。まぁ、あと、非常に言いにくいというか、言っちゃったら意味ない話なんですが、アレがアレしてみんながワーワーなる可能性は排除しておきたかったのです。あのノリ嫌い。
 この企画続けてしばらく経つので少し分かるんですけどね、この質問、あまり良くないですw こういうこと聞くと単なる作品の人気投票になる傾向がある。良くない。まぁ、今回のは作品の魅力に直結する話でもあるのかな。とはいえ、作品の評価とは別に、というのを意識して選んでもらえるとありがたいです。あくまでも女性キャラの評価。
 あと、勝手な話になりますが、ワタシにとって割とバランスのいい4択になりました。ワタシは当然『ハイキュー』派ですが、作品で一番好きなのは『ゆらぎ荘』。キャラ単位で一番好きなのは『食戟』竜胆です。『勉強』は今若くて勢いあるからどうせ票集まると思います。なのでビリになった際のフォローの文言は考えなくて大丈夫でしょう。……まぁ、この企画予想は当たりづらいんですがw いや、大丈夫でしょ、さすがに。若いのが有利に働くパターンだと思います。
 ちなみに、目次コメントの魅力ですと、現在のジャンプにおける最強レベル(私感)が3人も揃ってて豪華です。作品が可愛いとコメントが可愛くなる因果関係でもあるのかw

 ジャンプ42号いきます。42号といえば、『こち亀』!!

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『生徒会役員共』439話の感想


 14巻の感想を書かないまま15巻の発売を迎えることになりそうです。14巻どうしよう。今更書いても‥‥だよなぁ。

#439

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はアリア。変装中。やっぱこういう普段と違う格好、というのは良いですね。漫画アニメだと特に。1つの鉄板だと思います。

 1本目から状況説明。本作にしては珍しいと思います。多分ですが、アリア関連のオチが強烈なので説明的な話になっても問題なし、みたいな判断があったのではないか。
 ということで覆面調査。出島さんの予定だけど、急用のためアリアが代役。アリアの味覚に信頼があるのは前提ですよね。味に限らずサービスの見極めができる。お嬢様としての素養の高さを感じる。
 アリアからの誘いは嬉しいけど、「覆面」という言葉が怖いのでひそひそ相談する3人。「一応確認しよう」という結論になったので笑った。疑うのかよw

 横島先生が参加して現地到着。リーズナブルなフレンチ。横島先生が説明セリフを吐いてますけど、横島先生が言うと「おいしかったら今度また来よう」というニュアンスが生まれるので面白いですね。生徒の3人が言うよりも自然だと思います。小山先生誘っちゃいなよ。
 んで、アリアの変装。当初は男装しようと思ったけど、橋高さんストップ。タカ兄が「七条家の良心」と呼んでて笑った。ちょっと同情みたいなノリあったんじゃないかしら。
 個人的に、かつてのアリアの男装がとても好きでですね。そういう意味では少し残念だったりもします。てか、あの時、男装したことを橋高さんに報告したのかな。喜んだりしたのかしら。だとしたら、そんな橋高さん見たいw

 野菜と海のミルクのスープ。この席でミルクなんて言っちゃダメだろ‥‥と思ったら案の定w 先週の「とりあえずビール」もそうだけど、横島先生は食いつく。発想が安易にも見えるけど、あーもう酔い回ってきたのか‥‥みたいな風にも見えるのでうまい。
 「海のミルク」という言葉が出てきたのは1コマ目。よく4コマ目まで我慢したな‥‥という気もしてくる。最終的なトリガーはタカ兄の「スタミナつきそう」。この発言、単独ではまだいいかもしれないけど、ミルクの話でそれはダメだw リスクマネジメント大事。

 横島先生は続く。やはり酒のチカラも相まって、という感じですね。ついには酒に関してボケを放つようになる。とはいえ、フリからの飛躍は先ほどのミルクよりもあると思う。酒も下ネタも同じくらい好き、という横島先生の価値観がよく現れたネタ、ボケだったのではないか。ワインは食欲を満たさないけど、食事中に性欲も満たしてるようにも思える。欲望に忠実だw

 横島先生はワイン、スズは食事に舌鼓。ダメな大人としっかりした子供、という流れかと思ったら、そんなことはなかった。ワインとディープキスという横島先生とは対照的に、めちゃくちゃ子供っぽいオチがスズに身に起こる。横島先生はアルコールで理性がいつも以上にバカになってると思いますけど、スズはおいしい料理に夢中になるあまり‥‥という感じかな。
 多分ですけど、スズはタカ兄がああいうことした時に拭いてあげるのが好きだと思うんですよ。まさか会長に拭かれることになるとはw

 食後。横島先生がうっかり「七条家」というワードを出してしまう。それに対してモブ店員がリアクションとってて珍しい。モブ好き‥‥がいるかは知らないが、垂涎の垂涎の描写だと思います。
 そんな横島先生のうっかり発言時、顔が完全に紅潮してるんですよね。ここでも酒かw 過去の失態を考えればマシな方だけど、下ネタ以外にもダメになってしまう横島先生。やはり小山先生の補助が必要か‥‥(好きなだけ)
 んで、横島先生の失言をフォローするアリアがオチ。メガネによる変装が落ち着いた、大人っぽい雰囲気を出してると思いますが、それがここでは人妻っぽさを出してる気がします。なんか急に色っぽく思えてきたw

 店の外にて、シノスズからの追求を受けるアリア。この構図って過去にもあったと思うけど、これを見てもまだタカ兄は気づかないのか。いや、ひょっとしたら違和感は抱いてもすぐにツッコミの仕事が回ってくるので印象が弱まってしまうのかもしれん。
 ということで、人妻発言はたまたま。焦ったアリアが何度も「たまたま」と繰り返すあまりボケを思いつく‥‥という感じなので笑った。わざわざ言い直したw
 例の発言はたまたま。たまたまたまが1つ多くなってしまいオチ。ただ、たまは2つある。
 てか、あの場に男性が1人しかいないんだから別に理由としてはそれでいいじゃん‥‥と思うんだけど、焦りとボケたい気持ちの2つが原因でしょうかw


 ということで終わり。アリアの変装がメインコンテンツという感じでしょうか。いつもの4人+横島先生という構成でほぼ全ネタ通すのが意外と珍しい気がしました。いつもなら出島さんが入るポジションですし。
 たまには橋高さんが引率に来てもいいと思うの。橋高さんスペシャル見たい。まぁ、メインにはならない線引きってあると思うので無理だとは思います。てか、今回名前が出ただけでも結構な出世だと思います。橋高さん。「執事」という注意書きが添えられてるのが珍しさの証拠。
 一番笑ったのは最後の「たまたま」ですかね。4人の関係性の面白味という意味では1本目もすげぇ良かったです。

週刊少年ジャンプ2017年41号の感想

 ツイッターのアンケート機能で遊ぼう、結果編。
 狙ってはないけど、ふんたー表記にすることで検索避けにはなったのかな、とは思います。だとすると、『相撲』終わる終わらないの件が票数多かったのは検索で来た人も多かったのかも。お呼びじゃないゾイ(横暴)。

 結果。麦わら企画が3位。あらま、意外。ワタシの中では「麦わらかゴキブリだなぁ」という2択だったんですけどね。不思議なもんだ。まぁ、これはネタ票、ストーリーの内容に重きを置かない人の票がすべてゴキブリに吸い取られた、という説もあるのかな。
 団長は4位、というか0票。ええええええぇぇっ、マジか。母数が少ないとはいえ、ゼロて。結構「団長きたー!!」ってなったんですけどね。難しいね。まぁ、同じ話になるけど、ストーリーの内容に重きを置く人はあっちに入れたんじゃないかなぁ。もしくは「いや今は団長とかいいから……」という人が多いのかも。個人的は王位継承よりも団長のがぶっちゃけ興味あるんですけどね。
 ゴキブリ、2位。惜しくも負けました……が、面白いことにリツイートされる前は断トツでしたw つまり、ワタシの読者の中ではゴキブリが優勝。ひっでぇぇなw 思い返すと「前期の連載で一番覚えてるのは」という質問で優勝したのはウンコでした。コルトピのウンコ死亡の件。あー、ひょっとしたら投票者同じなんじゃないだろうかw 人数にすると10人くらいでしょうか。ウチの読者の中で、ツイッターアカ持ってて、この遊びに付き合ってくれる人の中の10人。精鋭感あるなw こうなると、いよいよコメ欄の延長というノリあるのかな。うむ、本来の狙い通りの結果ですので、非常にありがたいです。いや、他の択への投票者もありがたいですよ。当然ですよ。
 ということで、エンペラータイム、人差し指が優勝。ほぼ半数。伸びたねぇ。リツイート前では2位だったけど、リツイート後に一気に伸びて優勝。リツイート後の投票者が平均的な『HUNTER×HUNTER』読者と決めつけるのは問題あるんでしょうけど、ストーリー的に一番トピック性の高い選択肢だとは思いますので、まぁそりゃココに入るわな。という感じかな。ゴキブリ優勝しなくて良かったですw

 よっしゃ、ジャンプ41号でごわす。先週のブログの書き応え、そして今のメンタルの影響もあると思うんですが、今号のジャンプめちゃくちゃ面白かった印象あります。なんだろうね。ホントに充実してたのか、ワタシの中に原因があるのか。

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好きな作品が好きなジャンルとは限らない

 毎週アホみたいに熱心にジャンプを読んでるワケですけど、新連載とか読切の告知が出た際によく思うことがあります。「まーた美少女コンテンツかよ」「タイトルに『○○さん』多すぎて萎えるわ」「今時ハーレムかよ」「ラブコメはもうお腹いっぱい」とかとか。ジャンプ外でも思うこと多いです。てか、ジャンプ本誌は少ない方。
 完全にジャンル差別ですね。そんなに好きではない。ただ、タイトルに○○さん多すぎ問題はちょっと話それるかな。

 ここで、ワタシ気づきました。
 「ちなみに現在連載中のマンガの中で一番好きなのは?」 これは迷うことなく『生徒会役員共』。あの毎週4ページの連載はジャンプ500ページに相当する価値があると思う。
 「じゃあジャンプで今一番好きな作品は?」 これまた即決。『ゆらぎ荘の幽奈さん』。断トツで面白いと思います。
 ラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツ、そして○○さん!!!

 はぁぁぁ、死にたい……。言ってることに一貫性がない。こうなると発言すべてに説得力がなくなる。「毎週長々と書いてるけど言ってることは滅茶苦茶よね」とか思われてるかと思うともう……。
 うるせぇなぁもう!!!! いいんだよ、好きで書いてるんだから!!!(勝手に逆ギレ)

 まぁ、とにかく、オレはラブコメが好きなのか??という思考の迷宮に入ります。そんな好きな自覚はなかったのですが。
 いや、冷静に考えるとですね、ワタシにとっての『生徒会』の本分はギャグであり下ネタなんですよね。そもそも氏家ト全という作家にホレたのは過去作の『妹は思春期』ですし、その頃は今ほどラブコメ要素ないです。いや、あるか。ラブコメあるし、ハーレム構造にもなってるわ。それでも『生徒会』ほどではないと思います。とはいえ、『生徒会』が集大成的な作品なのは間違いないし、一番おもしろいし、一番好きなのは間違いないと思います。
 とにかく、メインは下ネタに対してゲラゲラ笑う、ここです。ただ、その他のラブコメ要素に一切魅力を感じないかと言えば、そんなこともない。当然ですが、全部含めて『妹は思春期』であり、『生徒会』です。スパイスとして絶対に必要な要素です。ラブコメは。ハーレムも。

 『ゆらぎ荘の幽奈さん』に対しても同じ。一時期よく言ってたんですが、本作の魅力は「意外とおもしろい」という部分にあると思います。あんまり多用するとファンから「意外とはなんだコロスゾ」って思われそうだから我慢してましたw
 連載が始まった頃の印象は、よくあるラブコメ、よくあるハーレム、美少女コンテンツ……そんなんです。別にそれは間違ってない。今でも、それはその通りだと思います。
 が、読み進めるうちに作品のレベルの高さに気づき、見る見るうちにハマっていきました。全話の感想あるから分かりやすいと思いますけど、『ゆらぎ荘』に関しては初回からドハマリした感じではないです。徐々にハマっていって、今では「『ゆらぎ荘』さえあればジャンプはそれでいい……」という域に達しました。
 『ゆらぎ荘』にハマった要因として、ラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツに対する私的なマイナスのイメージが土台になってるのは間違いないと思います。「ナメてたけどめっちゃ良く出来てる!!」という感動があったのですね。
 ただ、当然『ゆらぎ荘』という作品はラブコメだし、ハーレムだし、美少女コンテンツだと思います。作品の本分はそこですよね。もちろんワタシがもそこが嫌いなワケじゃない。

 こうして、出来上がった今一番好きなマンガがラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツという、ねじれ構造。
 そもそも、ワタシが好きなジャンルって何なんだ、と考えると、多分ギャグのあるバトルモノだと思います。単にギャグ漫画でもいい。原因は間違いなく『サイボーグクロちゃん』です。pixivで復刻連載みたいなヤツやってるので、みんな読もう。そして『新装版』全6巻を買おう。間違いない。ワタシのマンガの好みは大体ここで形成された……と未だによく思います。

 とにかく、思ってた好きなジャンルと違う。
 まぁ、『生徒会』も『ゆらぎ荘』も、ラブコメだから好きなワケじゃないし、ハーレムだから好きになったのでもない。ただ、みんな可愛くて魅力的とは思うけど、可愛いから他は二の次なのかというとそんなワケもない。複雑なファン心理である。我ながらめんどくさい。
 「たまたまだね」と言ってしまえばこの話は終わりますけど、サブ要素としてラブコメが嫌いなワケではない……ということなんでしょう。ここで大好きだと断言すると誤解されそうだから断言はしたくない。我ながらめんどくさい。
 なくてもいいけど、あっても別に文句はないよ、という感じか。ひどいな。ホメられても嬉しくないヤツだ。ただ、このくらいの距離感が個人的には今んとこしっくりくるかなぁ。
 いや、ラブコメなどの要素が作品の魅力を底上げしてるのは間違いないですよ。そこは分かるんだけど、好きなジャンルって言うほど好きなのかというと少し抵抗が……というか「キタクさんはラブコメ好きなのね」と思われると困る、というか誤解があるレベルだと思う……(めんどくさいことしか言ってない)(そして同じことの繰り返し)

 ちなみに、音楽に関しても好きなジャンルはヒップホップだけど、好きなアーティストはケツメイシです。ヒップホップで言うとめんどくさいヤツだw

 作品をアーティストにすり替えてるけど、まぁ言いたいことは分かるでしょ? 別に好きな曲でもケツメイシの中から挙げるだけです。

 そして、今日。
 『三度目の殺人』観てきました。映画。ジャンルとしては、法廷モノ? ミステリー? になるんですかね。意識して追っかけるようなものではないです。是枝監督に惹かれて観た。
 これがね、めちゃくちゃ面白かったんですよ。ちょっと当日の勢いもあるけど、これは年間ベスト出ちゃったかもな!!というノリある。マジで、そんくらいハマった。よかった。みんな観よう。フジテレビ映画が2017を制する。頭にミニオン出てくるよ。……逆に観る人減りそうだ。この軽薄な感じ。

 映画のジャンルに関しては、好きなのって選ぶの難しいんですよ。ずるい括りだと、ブロックバスター映画になるのかな。バジェットなどによる区分なのでジャンルと言っていいのかは怪しいんですがw
 まぁ、とにかく大作が好きなんですよ。毎年ベストを選びますけど、大体頭の悪そうな感じに落ち着きます。

 が、『三度目の殺人』よかった……大好き……。全然ブロックバスターじゃない。福山雅治広瀬すずのネームバリューで映画に関心低い人も狙えるポテンシャルはあるけど、絶対向いてないw

 まぁ、要するにジャンルとか気にしても意味ないのかな、とは思います。土台から否定するような結論になっちゃいましたけど。
 ただ、ジャンルの中における位置づけを気にするような作品、作家が存在するのは確かだと思います。分かりやすい例だと、ヒップホップというジャンルはそういう傾向が強いんじゃないですかね。
 あと、『ゆらぎ荘』のトコで書いた「意外とおもしろい」とも通じる。この「意外と」の部分はジャンルに対する偏見を含みますよね。お色気マンガなのに意外と女性キャラの描き方が誠実だ……とか本当に『ゆらぎ荘』の魅力だと思います。

 とにかく、一部の例外を除けば、ジャンルがどうこう深く気にしても仕方ないんじゃないですかね、という話でした。
 稀にジャンルとの付き合い方を踏まえた作品はあるし、ジャンルありきの受け取り方をするのが適切な場合はあります。

 結論としましては、今日観た『三度目の殺人』は最高(日記っぽい終わり)。

三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

『生徒会役員共』438話の感想


 新刊の発売日がもうすぐそこまで迫っている事実がどうもピンときません。多分まだ映画の期間中、みたいな感覚なんだと思います。

#438

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はカエデちゃん。登場は最後の2本ですが、畑さんとカップルネタなので、これぞカエデちゃんという満足感はあると思います。

 会長による、キスする場所とその意味。何がキッカケで調べたのかは分かりません。クチビルではなく口唇という表現なので俗っぽいノリではなく、学術的とかそういうニュアンスか強いと思います。
 からのアリアの質問。アリアが下ネタに連れ込むのではなく、予期せぬ質問に答えられなくなった会長がごまかそうとすると自然と、という流れ。想定を超える低俗さなので笑った。
 アリアの質問、鼻の答えは愛玩らしい。いかにもアリアらしい意味だけど、知ってて聞いた可能性もあるのかしら。アリアなら不思議じゃない……という謎の説得力。
 軽く考え過ぎな領域になるけど、素直に感心するタカ兄の横のスズの表情が少し気になる。「知ってるけど黙ってよう‥‥」なのかも、とか。

 会長雑学は続く。このままじゃ終われない、みたいな感情もあったのかもしれない。
 そしてグイグイくるアリア。前のネタよりも興味津々な感じあるけど、今度はアリアがボケ。
 てか、このオチ、今週の最後のネタにも続くので驚いた。特別なイベントがある回ではないけど、始まりと終わりで統一感ある。すごい。

 コトミとトッキー。格ゲー中。2コマ目、2人が並んで座ってるショットが最高。コトミが正座でトッキーがあぐら。そのコントラストもいいし、さり気なく映ってるムラサメくんも新たなる日常という感じで素敵。トッキーの反応も気になるけど、そういう新キャラ紹介みたいな話は徹底して省かれてますね。
 格ゲーで負けそうになったコトミがトッキーの秘密を暴露。この2人の関係性はホントに魅力的ですね。単にコトミが下、トッキーが上、とはならない絶妙さがある。
 てか、トッキーの最新ドジ、結構凄いというか、その後の被害がデカいw

 先生たちの飲み会。主要キャラの男女比が同じっての珍しい気がする。まぁ、女性側にボケがいて、基本的に女系なのは変わりませんが。
 話題はいかにも飲み会らしい「とりあえず生」。理事長は横島先生に慣れてないのかもしれませんが、この横島先生がいる席でこの発言はあまりに迂闊w
 案の定、横島先生があっちの意味で受けてオチ。ボケの内容だけを見ると割と普通かもしれませんが、その前の大門&小山先生の一般人リアクションからの流れがあるのでやはり迫力は充分。そして、このネタをより魅力的にしてるのは最後の小山ツッコミじゃないですかね。直接強くツッコむのではなく、飲みの席ということで大人の対応と取りつつ強引に話題を変える。微笑みながらキレる人、というのもバッチリだったと思います。今週一番笑ったかもしれん。
 ちなみに、「とりあえず生」の話で時代遅れかもしれないことを知る小山先生、というのが本筋ではないながら面白い描写でしたね。年を感じてショックを受ける、という小さな脇道。

 再び小山先生。自宅で小山先生に電話。3コール以内で出てくれることを喜ぶ小山先生が妙に乙女チックで可愛かったです。基本的には横島先生のことを好いてるし、互いに仲良し、というのが出てる。
 まぁ、横島先生なのでそのまま終わるワケもなく、落ちる。せっかく上がった横島株が急降下、という小山先生の冷めたリアクションで笑った。横島先生のボケ発言に対して「ちなみに今は?」と確認を入れるあたり、横島先生の扱いに慣れてるw

 ラストページはカエデちゃん二部作。いったれカエデちゃん‥‥になるかは知らない。
 男性恐怖症がタカ兄に対しては緩和してる件について畑さんが追求。畑さんとカエデちゃんの距離感もそうだし、畑さんのオモチャになってる感じも含め、ホント良いよなぁw
 ラスト、顔は映らないけど、壊れてしまったカエデちゃんで笑った。すごいリアクションだw

 ラストはカエデちゃんとナオちゃんヨシくん。映画だとクレジットで間違えられた不遇の存在。どちらとも男女を問わない名前、というのは考えたこともなかったです。言われてみればー。
 ナオヨシのひそひそ話‥‥と思ったら。あれを見破れる会長がすごいと思うの。ナオちゃんに「学園内で出来るプレイってありませんかね?」とか相談されて会長が教えた、とかそういうバックボーンを妄想してしまう。違うだろうけど。
 ラスト。会長の解釈。最初は会長がそう見てるだけ、とか思ったけど、しっかりヨシくんが気持ちよさそうなしてるんですね。マジでやってんのかよ。確かに、位置的に後ろから見られることはないですね。知能犯だw


 終わり。キス、へそ、耳、という流れが美しかったと思います。あとは、コトミ&トッキー、横島&小山、カエデ&畑、というコンビの関係性萌えみたいな魅力がすごかったと思います。ナオヨシじゃないけど「仲むつまじそう」。
 ベストを決めるなら、「とりあえず生」かトッキーかなぁ。

週刊少年ジャンプ2017年40号の感想


 質問編。先週、目次コメントのくだりで美少女作品総選挙やるぜ、とか言ったんですが、あの方が休載に入るということで、急遽変更。ごめんなさい。
 前にね、前期の連載で印象的だったのは、という質問やったんで今回もやらないと変だよなぁ、と思いました。んで、選択肢考えたらピッタリ4つ思いついたので完成~。
 例によって4択はワタシの印象です。私的トップ4。頭悪そうとか、アレが入ってねぇぞ、とかやめてください。そっちで勝手にやってください。もしくはツイートでもコメントでも結構です。後者なら多分返事します。質問は変えません。後悔はするかもしれません。
 まぁ、ということで、次次号に美少女作品総選挙しますね。まぁ、特に時事性のある話じゃないからいいんじゃないかな。
 「次次号の表紙『勉強』くる??」という質問も考えました。タイミングとしては今週を逃したらワタシは不可能なので泣く泣くボツです。結構気に入ってるので残念です。最近の『相撲』もそうだけど、すぐに結果が分かる予想大会ってのは楽しいんですよね。いつでも出来るもんじゃないのでホント惜しい。
 まぁ、いろいろあったけど、ストックが出来たので今月は質問考えなくていい……と少しだけ気が楽ですw 何の用意もないまま月曜になると少し焦るんですよね。面白いからやりたいんだけど。コメント以外に読者のリアクションが欲しい、という目的があって、そこそこ満足してます。投票結果をフィードバックして、とかは全然考えてないけど、会話未満のコミュニケーションを取れたらなぁというノリです。よろよろ。

 はい、ジャンプ40号でやんす。金未来杯はじまるよ。

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『Mr.&Mrs.スパイ』の感想

 久しぶりに映画の感想書くぞー!!最近おもしろかった映画は何かなー??
 と考えたらビデオ鑑賞でした。ビデオスルー作品。まぁ、面白かったからしゃーない。『ワンダーウーマン』『ベイビードライバー』よりも好きです。
 なぜこの2作を引き合いに出すかというと、観るキッカケがこの2作。『ワンダーウーマン』のガル ガドット、そして『ベイビードライバー』のクソエロおじさまジョン ハムが揃って出演してるのが本作『Mr.&Mrs.スパイ』。去年の作品なので、多分この2作の公開にあわせてリリースしたんだと思います。
 ガル ガドットは説明不要でしょうけど、『ベイビードライバー』のジョン ハムですよ。超カッコよかったじゃないですか。もうノックアウトされましたよ。物語が進むに従って、どんどん彼の魅力が増していって……というかクソエロい。

 関係ない話が続きそうなので、『Mr.&Mrs.スパイ』。ガル姉、ハム兄が目当てですけど、主演ではないです。タイトルロールだけど違う。主演はザック ガリフィアナキスとアイラ フィッシャー。フツーに有名人。てか、こっちの2人のがスター感はありますかね。特に前者。今はガル姉バブル来てるのでちょっと分からないですが、少なくとも公開当時は。
 この時点で面白そうだけど、監督がなんとグレッグ モットーラ。知った時たまげました。『スーパーバッド』『宇宙人ポール』でお馴染みですよ。間違いない人じゃないですか。てか、これがビデオスルーだったのマジで悲劇だな……

 ということで『Mr.&Mrs.スパイ』。
 原題は『keeping up with the Joneses』。ジョーンズ夫妻について行く、という感じですかね。ジョーンズ夫妻が邦題に相当します。某映画のパクリっぽく見えてしまうことを除けば悪くないと思います。大問題だと思いますがw

 あらすじとしては、平凡な夫婦の隣に越してきた超セクシーな完璧夫婦。主人公の奥さんが「完璧すぎて怪しくない?」と疑ってたら、それが的中。隣人夫婦はなんと国際スパイだったのです。という邦題が軽いネタバレ状態。まぁ、予告でも出るようなレベルなのでネタバレではないです。知ってる。
 ただ、スパイ夫婦の狙いが実は……みたいな部分は中盤の見せ場であり、結構なトリックだったと思います。ワタシは結構驚きました。が、よく考えたら原題を考えれば特に驚くような展開ではなかったかもしれませんw
 スパイといってもアレですね。いわゆるスーパースパイというか、銃とかぶっ放すようなタイプの。まぁ、コメディー映画だからね。そんな感じよ。

 お目当てのジョン ハム。最高でした。『ベイビードライバー』終盤におけるボロボロになったエロさ、みたいなのはありませんが、男の憧れ!女の憧れ!という役をそのまま体現してるジョン ハム最高でした。マジ眼福。ガル ガドットになりたい……とすら思った。
 『ベイビードライバー』では得られなかった魅力としては、主人公との友情。やっぱ『スーパーバッド』『宇宙人ポール』の監督ですね、男の友情が熱い。ただ、この2作でいうところのブロマンスみたいな感じではない。そこまでベタベタしてない。本作は夫同士という関係性ですからね。大人の友情、大人の距離感という感じがあって、それがもう最高。メロメロでした。
 中でも、THE平凡みたいなキャラクターである主人公と中華料理屋に行く場面がとても好き。笑いが絶えないってのもそうだし、ジョン ハム萌えとしても。
 スパイだから、主人公から情報を引き出そうとするんですよね。だからめっちゃ強いハブ酒みたいなのを飲ませたりして。そんな酒をかっくらうジョン ハムが絵になるんだ……じゃなくて。
 ターゲットをベロンベロンに酔わせて情報を引き出そうとするんだけど、主人公の根っからの人の良さにほだされてしまったのは逆にジョン ハムの方。シームレスに、いつの間にか魅了されちゃってる。ここらへんの機微がねぇ、良いのよ。落とすつもりが落とされちゃってるジョン ハムがねぇ、最高なのよw 落とされたい。落としたい。
 ちなみに、この場面で主人公を騙そうとしてたことが後にバレます。そんで「あのとき君は僕を酔わせるのが目的だったんだね」というセリフを浴びた申し訳なさそうなジョン ハムが愛しい……じゃなくて。その後のジョン ハムの返しですね。ここでデレるんですよ。本心を打ち明ける。スパイなのに。友情として大感動すると同時にズッキューン!ですよ。死んだ。

 ガル ガドット。スパイ夫婦の嫁。みんな大好きワンダーウーマンにして『ワイスピ』にいおけるハンの嫁。ハムも好きだけど、ハンも好きだよ。
 出番としては正直ジョン ハムの方が多いです。メイン4人の中では一番少ないかも。ただ、それでも隣人にほだされるジョン ハムと違ってクールを保ち続けるので、スパイ感は強い。とにかく「超カッコイイんだけど何あの人……」というオーラは最後まで続く。
 話としては、主人公夫婦の嫁、アイラ フィッシャーが隣人夫婦を怪しむところから動き出すんですよ。アイラ フィッシャー、リアルだとサシャ バロン コーエンの奥さんですね。そんな彼女がガル姉を尾行する。尾行するもバレる。そして、下着ショップでご対面するんですけど、この場面がなかなかスゴイ。
 恥ずかしそうにするアイラ フィッシャーを後目に下着姿で堂々と迫ってくるガル姉。サービスショットですね。なんだけど、結構サスペンスフルです。二重の意味でドキドキするんだけど、ちょっと冷静になってみると、2人の身長差で爆笑しました。2人のシルエットにマジあり得ないくらいの段差があります。当然ヒールなんてありません。ガルがでかすぎ。調べてみたら20cm差。
 ちなみに、ガル要素としては、物語が進むにつれ、スパイ夫婦が普通の夫婦としての顔も見せるようになるんですね。主人公夫婦との付き合いを経て徐々に感化される。最初は恐妻という感じが強くて、こちらとしては最高なんですが。それが徐々に仲良くなっていく……というのがドラマ的な感動ポイント。つまらない夫婦だとバカにしてたけど、いつの間にか感化されちゃう、というドラマ。

 アイラ フィッシャー。主人公夫婦の嫁。さきほどの下着ガルに迫られる場面にドキドキしてると思ったら、ガル姉にすすめられた下着を着用する場面も出てきます。
 作品的にさ、平凡な夫婦と完璧夫婦って図式だと思うじゃないですか。だから「隣の嫁さんに比べたらウチの嫁さんは……」みたいな話になると思うじゃないですか。
 ならないw ガル姉に進められたセクシー下着をつけたアイラ フィッシャーが全然エロい。てか、ガル ガドットってスタイルはいいけど、ボンキュッボン的な感じではないでしょ。「ワンダーウーマンはおっぱい大きくないとイヤだい!!」みたいなバカな人が現れたぐらいですし(もちろんナンセンスだと思います)。
 一方、アイラ フィッシャーは豊満なんですよね。ガル姉の「細すぎィィィィ!!」なシルエットとは対照的。怒られそうな表現になりますけど、良い感じにムチムチしててすんごいセクシーです。ギャグシーンなんですけど、全然サービスショットやないかい!!(アリガトー)

 主人公。ザック ガリフィアナキス。『ハングオーバー』シリーズでお馴染み。事前情報として主演は知ってたんですが、観たら「あれっこの人主人公だよね……えっ??」となりました。
 細いんですよ。細すぎィィィ!!(二度目) よく考えたら『バードマン』の時も細くてビックリしたんでした。そうか、あの頃か。あの頃から細くなったのか。まるで別人でビックリしました。
 そんな主人公。退屈です。退屈な夫、という役です。人事課に勤めており、社内でトラブルを起こした人を対処する仕事。問題を起こした2人を呼び出して話し合わせるとその2人が必ずケンカを始めてしまう、というマイナスの才能の持ち主……これが後半うまいこと役に立ってくるので笑いました。やっぱこういうコメディー映画はただのギャグだと思ったら伏線だった、みたいな部分が楽しいですね。
 そんな平凡で、退屈で、地味で……と思われた彼の特性が終盤に爆発して、スーパースパイ夫婦すら舌を巻く大活躍を見せる、という展開。完璧な夫婦から「誰よりも凄いのは君達だ」と言われちゃう。これが最高に痛快なのです。つまらない男と思われてたけど、実は誰よりも尊い存在だった、というちょっとポルノ的とも思える展開。ただ、地味で平凡で退屈で……という特徴を保ったまま活躍するから嫌味がないんですよね。突然新たな才能に目覚める、とか全然ない。それまで描かれた彼の特長、地味と思っていた特徴が、最後には「めっちゃ大事やん……」と思わされる。そして、そのことを誰よりも評価してくれるのがジョン ハム……。最高やん……。やっぱポルノかもw


 ということで、終わり。マジでおもしろいのでオススメです!!って当ブログは未見の人を相手にした記事を書く予定じゃなかったんだけどなw 久々すぎてスタンスを忘れたw
 とにかく、良かった。最高。ジョン ハム萌えとしても大満足だし、グレッグ モットーラの新作が観れたのもよかった。ガル姉もガリフィアナキスもアイラフィッシャーも……って言い出すとキリがない。
 まぁ、久々にコメディー映画をビデオで借りて観る、という経験をしたんですが、やっぱ良いよね。めちゃくちゃ上質ですわ。

↑『スーパーバッド』10周年おめでとー!!と思うと同時に「もう10年なの……」とちょっと絶望感もあるw
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↑よく考えてたら見逃してたグレッグ モットーラ作品。ごめんよ……

『生徒会役員共』437話の感想


 やったー『プチたん』ネタきたー!!‥‥と思ったけど、よく見たら来てなかったんだぜ。残念。一瞬思うじゃんか。あんな人来たら。

#437

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はスズ&ボア。スズと4コマの隙間から顔を覗かせるボアが可愛い。

 開幕は、スズボアとタカ兄‥‥と思いきやタカハンドには謎のケースが。ムラサメくんである。初登場からまだ日の浅いキャラなんだけど、「とりあえず顔見せとこう」みたいなガツガツした感じがない。もう「ムラサメくんのいる日常」が確立されてる。この感じ、良いよね。劇的な話はむしろ省略。
 ボアの賢さに感心するタカ。コンテストで優勝するレベルの名犬なのでその優秀さは重々承知でしょうけど、やはりペットの飼い主になった今だからこそ痛感した、みたいな部分があるのでしょう。さらには、自分の猫はケースに入れて完全に管理している一方で、その何倍もの大きさの犬が飼い主の言うことに従っている、みたいな感動もあったのではないか。2コマ目の人間2、ペット2の4ショット、よく考えるとチグハグ感ありますよね。小さい人間が大きい犬を連れて、大きい人間が猫を持ち運んでいる。

 2ページ目からは動物病院。初見時はよく見てませんでしたけど、「入江病院」。山伏病院ではない。この時「これは‥‥!!」とか勝手に舞い上がってましたw
 病院はスズの紹介らしい。しかし、タカは今回が初の病院ではない。以前にワクチンを打ちに来てるらしい。そうか、ムラサメくんは野良猫だったからそういうのが必要なのか。吹き出しの外の手書きセリフとはいえ、重要なことを言っておる。ここらへんのディティールは『プチたん』を始める際に集めた情報が役に立ってるのではないか‥‥とか『プチたん』ファンは思ってしまう。
 んで、オチはなんとボア。それも事故的にオチが発生するのではなく、会長やアリアのように自発的に下ネタをぶっ込んでくる。もちろん喋るワケはないんですが、ちょっとした表情の変化をスズが見逃さない、という描写。ボアがスケベであることはお馴染みですけど、その上でボアとスズの間に深い絆があるからこそ成立したオチですね。
 どうでもいいけど、4コマ目、ハッとした顔のボアが超可愛いですね。てか、今週はマジでボア百面相ですね。こんなに表情豊かだったのか、とキュンキュンくる。

 入江病院の入江先生登場。見た目も山伏感あると思う。まぁ、わざわざ名前出したってことは別人ってことだよな。よく考えたら『プチたん』の舞台は海に近いので、おそらく『生徒会』の地区とは遠いんでしょうね。とはいえ、期待してしまったぜ‥‥
 ただ、山に対して海なので、作者が意識して名前を付けた可能性はあるかもしれませんね。そのまんま「海」にしたかったけど「あっ 柔道部‥‥」ってなった、とかありそう。
 入江先生、ムラサメくんの気持ちが分かる。態度に感情が出る。タカ兄は感心してるが、スズはペットがエロいこと考えたら即座に察知するのでそっちのが凄いw まぁ、あれはスズのツッコミとしての天性のアンテナが働いた、という側面もあるのかな。
 入江先生、タカ兄に偶発的に女心を教授。しかし伝わらない。ていうか、途端に犬猫レベルになってしまうスズが凄い。雑談もダメかw あっ、ひょっとしたらペッ友の先輩として教える立場でいたいから、獣医が相手になったら敵わない、みたいなノリもあるのかな。教えを請うのは私にだけにしろ、みたいな。

 スズのターン、もしくはボア受診。緊張するボアがキュート。
 安心させるために取り出したボールが入江先生の目に留まってオチ。病院でのリラックス法、という妙なリアリティーが独特ですね。そぎ落とされた情報の中で、デフォルメも効いてる本作の中で、そこはリアルに描かないと、という部分。
 ワタシは「膣ボール とは」と思わず検索してしまったんですが、そんな必要がない入江先生。積極的に下ネタをぶっ込むわけではないけど、そういう教養はある。
 いや、軽く検索した程度の知識ですけど、膣ボールは産後女性の筋トレみたいな目的もあるらしいので、ここで入江先生のことを「下ネタもいける人」と認定するのは早漏かもしれない。まぁ、スズママがぶっ飛んでるのは確定ですw

 診察が終わったのか、雑談。結果の打ち込み中とかだろうか。終わったせいもあり青ざめつつも安心感があったのかもしれない、ボアがおしっこ。それまでは緊張しておしっこ出来なかったのかな、とか想像するともう可愛すぎる。漏らした後の申し訳なさそうな表情なんだけど、どこかスッキリした顔にも見えてそれがまたたまらん。
 ボアの名誉のために言っておくと(なんだこの立場)、入江先生のリアクションから病院での粗相はそれほど珍しくないと思われます。なので、ボアが特別悪いという話でもないのではないか。

 ラストページ。まさかの「その頃タカは‥‥」という展開。珍しいですね。5本目はラストページの2本の土台作りという意味合いでもあったのか。1つのイベントで2度も3度もオイシイ。
 ということで、タカリアクション。バカなワタシな一瞬なんでタカが勘違いしたのか分からなかったんですが、そうか、あのタカが知ってる情報を踏まえてスズのあの格好見たらそうなるなw そして、ボケ発言がなかくても反応するスズのツッコミアンテナ。聞かれてもないのに説明し出すのが笑えます。焦った時のあるあるだわ。
 ちなみに、注目ポイントとしては、入江先生の「娘の服」発言。お子さんいました。しかも、スズと同じくらいの年とはねーいやー先生お若いですなー(誤解)。

 ラスト。会長&アリアとエンカウント。会長の「おや バッタリ」という出会い頭のセリフ良いな。使えるもんなら使いたい。が、基本的にふいに知り合いと出会うとキョドり出すので多分無理。
 話題はスズファッション。質問に対してボアへの嫌味で応えるスズが笑える。そして、嫌味を理解して冷や汗を流すボア可愛い。てか、頭良すぎ。撫でたい(無関係)。
 オチ。会長とアリアが抜群のコンビネーションを見せて見事完結。すごい。マジで関心というか感動した。珍しくたった1本しか登場がなかった2人だけど、その限られた出番の中でこれ以上ない活躍をしてみせた。
 ていうか、アリアの「めっ」はソフトMにとってはご褒美なのではないか。正直グッとくるものがあった。わざわざ勘違いを正さなくてもいいんじゃないかな‥‥
 あっ、勘違いといえば、ラストページの2本が勘違いで揃ってるんですね。スズに対して勘違いしたタカが最後に勘違いされて、という話。話が病室から待合室へ、そして路上へ、と広がっていく。外部の人と出会う度に勘違いが発生する、という流れ。すごい。


 ということで終わり。とても良かった。『プチたん』ネタじゃなかった、という勝手な落胆はありましたが、ボアは終始眼福でしたし、ネタも満足でした。てか、ラストの流れが華麗すぎてヤバイ。
 ベストボアは「べっ友」。