北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

なぜ行かないシネコンについて詳しくなってるのだろうか……という木曜日


 先日こんなツイートをしまして。ユナイテッドシネマの「2ポイント使用で1,000円鑑賞」を利用することになったんですが、「6ポイント使用で無料」とどっちがお得なのか心配になったからです。
 実際は6ポイント使用のがお得です。まぁ、今後はそうするから別にいい。

 そんなことから、シネコンのポイントサービス比較したら面白そうだなと思いまして。ブログのネタにしようと。
 んで、調べ出すんですが、どこまで調べればいいのか問題。

 まず思いついたのはワタシが行ったことのある劇場。
 問題はこれだとちょっとボリュームが足りない。大体6ポイントで1本無料で代わり映えがないです。

 次に、苦し紛れに「シネコン」で検索。
 ウィキペの記事が出ましたので、そこを開く。歴史とかは興味ないんですが、「各社シネマコンプレックス」の項の中に「大手中堅興業会社・映画会社系列」というリストを発見。
 じゃあこれでいいや、となりました。

 知ってるトコから調べます。初期費用、更新の費用or仕様とかいろいろバリエーションがあって興味深いです。更新費とか思考停止で払ってましたけど、TOHOとかユナイテッドシネマって結構高いのねw

 次第に知らないシネコンについて調べることになります。
 こっから先は実体験に基づかない情報なのでネット上の文字と数字とのにらめっこになります。意外とポイントカードの仕様が分かりにくいんですよね。多分現地に行くと丁寧に説明してくれると思うんですが。
 まず混乱したのが、イオンシネマ。説明がどうも他のトコと違う。失効の説明は複雑ながらある。しかし、更新の説明がない。更新費がゼロならそれはそれで記載があるはず。
 どうやらですね、ポイントカードといっても、いわゆるスタンプカードみたいな感じみたいです。

 次に驚くのが、T・ジョイ系列。都民としては「深夜も稼働のバルトなんかどう?」こと新宿バルト9でお馴染み。
 結論からいうと、ポイントというサービスがない。マジカヨ。バルトだけがお高くとまってるんだと思ってました。TOHOのポイントサービスが改悪されたとか話題ですけど、まさかの低みの見物。

 大阪ステーションシティシネマ
 こちらはポイントサービスがあるので安心……と思ったら。どこにでもある「○ポイントで1本無料」というのが見つからない。不安になりつつ調べてみたら、ポイントの使い道はドリンクとポップコーンのみ。まぁ、ワタシは大阪で映画観ないですし……。

 なんばパークスシネマ。
 こちらはポイントサービスあるけど、さっきから大阪多くない?と変な気持ちになる。暇潰し時のタブーワード「何やってんだろ……」が頭をよぎりますが、残りわずかなので続行。

 コロナシネマワールド
 ポイントサービスの内容がよくあるヤツなので安心しつつ、劇場の位置を見ると、どこもご縁がない……。まぁ、これで終わりだからいいか。

 と思ったら、ウィキペのリストになかったけど、個人的に馴染み深いテアトルシネマの存在を思い出す。
 あそこポイントサービスはないけど、とにかく現金値引きで好きなんですよね。ライカケーズデンキ

 終わり。軽い気持ちで始めたけど、すげぇしんどかった。しんどかったので何とか完成させます。
 もうそんな記事ネット上にはあるんじゃね?とか今になって気づきましたけど、アーアーシラナイシラナーイ

シネコン映画至上主義

シネコン映画至上主義

ちょうどいい

ちょうどいい

「がんばらない」経営 不況下でも増収増益を続けるケーズデンキの秘密

「がんばらない」経営 不況下でも増収増益を続けるケーズデンキの秘密

『生徒会役員共』443話の感想



 朝起きたら喉が超痛いので風邪かもしれません。

#443

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はコトミ。特別コトミ回という印象はないです。まぁ、順繰りにという感じか。
 アオリに「実りの秋」と言われると「性欲のアキ!」と反射的に考えてしまいます。

 秋といえばイチョウ、銀杏。大学の時に使ってた駅に向かう途中に銀杏の大量発生スポットがあったのを思い出しました。駅までチャリで向かうんですが、勢いつけて息止めたりしてましたね。
 銀杏ってウンコの臭いするよね、スカトロだ!!と安易な話にならないからスゴイ。やはり本作は上品。今週はウンコ系の下ネタが多くて異例の事態なんですけど、どのネタでも直接的には語られないんですよね。どれも回りくどい。ここらへん見事と言うほかない。
 オチはアリアの聞き違いシリーズ。ただし、今回は遠距離。スズヘッドのツッコミが遠距離仕様になってるので笑いました。たしかに大問題だわw

 柔道部のランニング中にトッキー転倒。さすがドジっ娘!と言うのは少しかわいそうな気がする。イチョウの葉ってすげぇ滑る。またチャリの話ですけど、イチョウの絨毯の上をチャリで走る時ってなかなか危ない。急ブレーキとかしたら完全にアウト。
 トッキーヒップが銀杏を直撃。お尻が茶色くなった上に「ぷーん」。もう完全にウンコ。なんだけど、ここでも直接的には言わない。直前のネタに「臭いませんか?」「銀杏なってるだろ」とあり、それが前振りとしても機能してるので説明的な描写が極めて少ない。
 トッキーの災難として今回のは過去最悪レベルだったかもw まぁ、あくまでも誤解だから実害は少ないのかもしれないけど。

 時系列としては前の続きと思われるネタ。だとするとコトミの手が汚れたのは銀杏か?とか少し考えたくなるけど、確証はない。てか、臭いについてスルーなので多分違う。トッキーのお尻をはたいてあげた、とかあったら個人的には好きなんですが。
 トッキーとしては自分もお尻を汚したから共感みたいな気持ちもあって声かけたんだと思うんですが、そっから「10秒無駄にした」ってなるのが最高ですよね。てか、このツッコミ、とてもトッキーらしくて良い。ダウナー系ならではの切り口。

 サブタイが「えんがちょ」。もう今週はこのサブタイが当てはまるネタ多すぎると思います。
 横島&小山先生でやっぱり下ネタ。下は下でも銀杏の臭いがする系。後ずさりながらツッコむ小山先生が最高なんですが、よく考えたらあの状況で拭かないワケないよね。信用がないのか、咄嗟の出来事で反射的に出た言葉なのか。

 女性が歯磨きする姿に興奮を覚えるタイプなんですが、古谷さんありがとうございました。
 奥歯を丁寧に磨くとどうしてもえずいてしまいます。年のせいなのか、奥歯のさらに奥にある親知らずのせいなのか謎です。年だと思いたくないので後者ということにしておきたいw
 本編は古谷さんがえずく。えずいてるのが古谷さんなので「おっさんかよ!」的な話になるのかと思ったら、4コマ目にまさかの会長が登場して誤解オチ。そして、ここでもものすごーく遠回りな銀杏の臭いがする関連のネタなんだと思います。「不愉快な音」ってそれしかないよね、多分。

 スカートの丈を短くする畑さん。畑さんがこういうオシャレを頑張ってるの、すごくグッとくる‥‥と思ったら記事のためだったらしい。学校新聞で丈を短くする方法を紹介するってなかなか攻めてますね。フツーに怒られると思うんだけど、出したもん勝ちみたいなつもりだったのかな。
 畑さんを捕まえたカエデちゃん、が逆に追いつめられるオチ。畑さんうますぎて笑う。咄嗟の思いつきだとしたら頭の回転はやすぎでしょ。
 誤解とはいえ、カエデちゃん攻め、畑さん受けという状況は正直ご褒美と言わざるを得ないと思います。最高やんけ。

 ラストはウオミー。畑さんと同じでタカくんを翻弄する。ネタもうまいし、ウオミーらしさ炸裂してて良いなぁ。タカくんの動揺も込みで幸せな日常という感じある。
 シルエットでいいからウオミーのセクシーショット見せてくれよ!!思うんですが、まったく見せない。両手が塞がってるのは吹き出しの中での簡略化されたポーズで説明される。ここらへんの直接は見せない感じ、銀杏ネタラッシュと同じで作家性ですよね。


 ということで終わり。銀杏の臭いがするアレのネタが多数存在する異例の回だったと思います。本作に限らず氏家ト全の作品の中でもかなりのレアケースなのではないか。今まであまりやらなかったからこそ溜まってたってのはあるのかな。もしくは道を歩いてたら強烈なイチョウ並木にぶつかったとかw
 個人的なベストはトッキーのお尻かな。銀杏ネタとして一番攻めてると思う。直接的に見える‥‥けど違う、というバランスが絶妙。

週刊少年ジャンプ2017年45号の感想


 投票ツイートの結果。帰ってこない派がダブルスコアで勝ち。信用ないなぁw
 票数。RTされる前は少なかったです。割と最低レベル。やはりふんたーネタはあまりウケがよくない。分かってるなら別の質問しろよって話ですけど、ワタシとしては結構関心があったんですよね……。
 RT後、倍以上に票数が伸びました。が、票数が変わるだけで比率がほとんど変わらないw 常に1:2をキープ。謎の黄金比である。
 当時も書いたし、先週も書いたけど、ワタシは帰ってくると思いますよ。信じてるゾイ。

 ジャンプ45号。土曜発売でリズムが崩れたせいか、発売日までに書き溜めておく、という作業を一切しませんでした。できませんでした。なので時間がないです。かなり駆け足になりやんす。
特に後半がひどい。

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『生徒会役員共』15巻の感想

 14巻の記事書き忘れたのは忘れたことにして15巻突入です。映画の方はちゃんとやったので大丈夫(関係ないです)。

表紙

 通常版は会長。限定版はトッキー。サブよりのキャラは限定版に当てる流れ出来ましたね。メインよりのキャラは何度出してもいいので通常版。通常版と限定版の2人の関係性はあまり重視しない。どんな組み合わせだろうと4コマ作ってやんよ、という作者の余裕の現れでしょうか。大げさに言うと。
 ただし、通常版4コマにはコトミが登場。やっぱトッキーの相方はコトミですね。4コマを踏まえると表紙のトッキーの表情が味わい深いw
 限定版の4コマは『劇場版』の続きアピール。映画には行かずにこのOADを観る人にとっては大事な情報ですので、丁寧だと思います。そんな人いるのか?という疑問はさておき。

折り返し

 作者コメントが熱い。人が変わってしまったのか、というくらい節目の挨拶。とても新鮮です。まぁ、やっぱ10周年も映画化も作者にとっては感慨深いものなんでしょうねぇ。読者もそうだけど、それ以上なんでしょう。
 後ろの方は、広瀬さん。カラーデビューです。連載読まない単行本派の人は本編より先にココ見ると広瀬さんの性別が分かってしまうのか。どうしようもない罠だ。

16巻のおしらせ

 厳密には単行本に挟まれてる広告ですが。
 16巻の限定版は『劇場版 生徒会役員共』のDVDが付属するらしいです。驚きました。まさか単独では発売される予定ない‥‥?
 てか、表紙どうするんですかね。『劇場版』が付くなら会長がふさわしいと思うんですが、15巻通常版ですからね。ひょっとしたら通常版ウオミー、限定版会長みたいなパターンかもしれない。まぁ、そんなの気にしないってのが濃厚かなw
 そんな16巻は2018.3.18発売です。16巻のOADを楽しみにしてた人は残念でした。ただ、16巻が出る頃にはテレビアニメ3期が告知されてたりして‥‥と密かに期待しております。

本編

 #395から#425。定例行事ですけど、連載と単行本では話数が1つズレてます。「連載+1=単行本」です。ちなみに正しい話数は単行本。しかし、普段当ブログは連載の感想を書いてるので連載版の話数で記事書いてます。ややこしい。ワタシとしてはよかれと思って、分かりやすいと思って連載版を使ってるけど、正直疑問。分かりにくい。
 なので、当ブログの各話感想を探す時は、単行本の話数から1を引いてください。収録内容は#394から#424になります。そんな人いるのか?というのはさておき。
 なぜ直らないのか‥‥なんて疑問を抱くのにもすっかり飽きました。そのくらい長いです。このまま続くと思います。

 日常回以外でイベント性の高い話を振り返ります。
 まずは、文化祭。喫茶やったり、オークションやったり、トリプルブッキングが来たり。
 タカトシ6才。ぶっちゃけ可愛い。
 雪合戦。ただの遊びじゃなくてちゃんとした大会のヤツ。横島先生、古谷さん、コトミという追加メンバーが新鮮。
 タカ兄と畑さんが疑似デート。それと同時にヨシくんナオちゃんもデート。
 禁断の天草家ご訪問。ラストにはシノママ登場というド級のサプライズ。ただしセリフも姿もなし。
 バレンタイン。横島先生と小山先生はチョコを合作。中里さんは柳本くんにプレゼント(食べかけポッキー)。
 映画。何といっても映画。リアルにおける映画ではなく劇中で映画を作る話。これがリアル映画にフィードバックされる‥‥なんてことはなかった。映画の回が長いので、必然的に柳本くんとナオちゃんの出番も増えます。
 広瀬さん登場。映画の撮影が終わった直後なのでラッシュ感すごい。‥‥が、本当に驚きなのは広瀬さんよりも英稜生徒会メンバー全員のフルネームが発表。ファンの間に激震が走りました。多分10年の歴史の中でもトップレベルの衝撃だと思います。
 カエデちゃん縛られる。これは日常回にカウントしていいと思いますが、絵的なインパクトが凄いのでw
 潮干狩り。スズの2コマぶち抜きが見所でしょうか。絵的には。
 桜才のマスコットさくらたん爆誕。さくらたんのデザインはこの世界で流行ってるらしいアヘ顔アニマル、略してアヘマルの系譜にあると思います。なので、一大シリーズと解釈することも可能‥‥!(ムリダヨ)
 アスカちゃん、フルネームが明らかに。地味に「ふじのあすか」と下の名前が平仮名で表記されるのも珍しい。フルネームラッシュは映画の影響だと思ったんですが、アスカちゃんは出ませんでした。
 パワースポット巡り。地味に青葉さんのキャラが立ってきててステキ。あと、チラッと出てくるナオちゃんヨシくん(名前だけ)。
 古谷さん、一人暮らしを始める。今後使い勝手が良さそうな設定だと思ったけど、そんなことはありませんでした。
 大門道下夫妻のお子さまのご尊顔が登場。ちなみに、この回はムツミのセクシーショットがあったり、古谷さんのノーメイクが明らかになったり結構すごい。

 終わり。ムツミの扉で始まり、ムツミのサービスショットで終わる、そんな15巻でした。てか、やっぱムツミは本作におけるお色気要員みたいな扱いあると思いますね。結構すごいことやりがち。前に書いたことあると思いますが、ムツミはお色気っぽいことをやっても直接下ネタに繋がらない数少ない人材なので、そういう役割が増える傾向にあるんだと思います。もしくはそういう印象が残りがち。
 いや、マジで最後の#425におけるムツミとんでもないですよ。結構すごいレベルで際どい。

巻末おまけ

 みんな大好き描き下ろし。最初に確認した人も多いのではないでしょうか。ワタシです。
 読者の多くが思ったであろう「その映画発表しないのかよ!!」に対する描き下ろしアンサー。予告編っぽいのだけ見れます。多分今後、本編に出てくることはないんだろうなぁ。こういうところホント特徴的だと思いますね。

OAD生徒会役員共*』#22

 限定版の話になります。通常版派の人はお帰りください。結論だけ先に書くと、多分テレビアニメ3期くるぞ。

 #22。14巻のOADが#19ですので、一気に飛びすぎ。何なのかと思ったら、『劇場版』が#20#21なのね。すげぇな。あくまでも『劇場場』は『生徒会役員共*』というテレビアニメ2期の一環。まぁ、分かりやすくはある。

 アバンタイトル。畑さんによる「出番を増やす方法」。まさかの巻末おまけネタきたw これはお得感あるわ。うまいサプライズだ。

 んで、太鼓ドドン。ちょっと話それるけど、映画というとびっきりのイレギュラーがあったせいで、リズムが崩れて新鮮です。OADで新作を観るという行為が。そんなことをオープニング眺めながら思ってました。映画というお祭りを終えて日常に帰ってきた、とも言える。

 バーガーショップのウオミー。胸元にはしっかりとフルネームが確認できます。こ、このために作者からフルネーム聞き出したのか‥‥。アニメでフルネームが使われるのコレが初めてだよね?
 そんなバーガーショップ。アリアのジャンクフード好きという懐かしい設定を活用しながら、「ジャンクって呼ぶのは失礼だよー」「世の中にはゴミ扱いされて興奮する人もいるぞ」「納得だよー」「いや異論唱えろよー」と締める。この最後のタカツッコミですね。これがアニメ版アリアのモノマネになってて素晴らしい。こういう遊びはアニメならではだなぁ。アニメでしっかり歴史を積み重ねてるのを感じる。

 カラオケ。これまたアニメならでは。カラオケで4人が例のオープニング曲を歌う。「お金取れる」というのはこの曲を販売してるメタネタだと思うんですが、そっから各キャラ用にネタを用意しててうまい。アニメならではの小ネタ、遊びって感じで良かったですね。

 アリアのスカートがふわーり。スカートふわーりには過敏になるのが正しい氏家ト全ファンだと思うんですが、動きのあるアニメだとインパクトやばいですねw 割とマジでドキッとしてしまったわ。
 後述しますけど、本話は『生徒会役員共*』の最終回になるんじゃないか、という気がしてますので、最終回にスカートふわーりを持ってくるとは原作理解度が高すぎる。やはり信頼できるぜ‥‥

 当たり前にいる小山先生。初登場は『劇場版』ですが、本話はその続きですからね。ややこしい。
 からの小山先生&古谷さん。古谷さん、しれっとグワシ。
 「先生トイレー!」のくだりは原作の時からめっちゃ好きなので、アニメで観れてすげぇ嬉しいです。小山先生は単なるツッコミでない、という意味で非常に意味深いと思うんですよね。あと、単純におもしろい。

 水族館。劇場版のおまけみたいな扱いなんですが、ラッコちゃんが喋った‥‥。やばいっしょ。可愛すぎかよ。まったく予期してなかった可愛いなのでグサッと刺さりました。ラッコちゃん最高‥‥

 ショートコーナー「コトミ&トッキー」。限定版の表紙がトッキーであることを踏まえてる‥‥かは知らない。
 怒濤のトッキーツッコミ無双が非常に新鮮なんですが、注目すべきは本コーナーの最後。コトミとトッキーが「劇終!」「だりぃ‥‥」とやるんですが、この2人に注目せざるを得ない。コトミは黄色に黒いラインの入ったトラックスーツ。要するにブルース リーです。そして、「だりぃ‥‥」と言いながら寝そべってるトッキーですよ。これは『燃えよドラゴン』に出てくる有名なエキストラですよね。『トリビアの泉』でも紹介されたのでお馴染みだと思います。
 原作とまったく関係ない映画ネタなんだけど、それでも入れたんですね。どうしても入れたかったってことなんでしょう。コトミがブルース リー好きかどうかは知らないけど、個人的には良かったよ。まさかすぎる切り口の小ネタなので驚きました。

 森ちんの水泳教室。アニメではまだまだ新キャラな森ちん無双。とにかくツッコミを入れまくるのが新鮮で楽しかったですよ。まだ聞き慣れてない、というのがプラスに働いてる。てか、OADなのにこんだけの新キャラってのもありがたい話ですね。森さんに始まった話ではないんですが。

 んで、エンディングを挟んでからの問題のDパート。『劇場版』最後のアレの続きです。
 予想通り、しょーもないオチが付いたワケですけど、そっから再びちょっといい話に着地させるのが良かったです。どんなにいい雰囲気になっても思春期は、下ネタはやめられない。それに対してにツッコミはやめられない。下ネタ賛歌とも言えるような話じゃないですか。このしょーもないこと言ってるけど、ちょっとだけいい話、というバランスがかなり良かったです。好き。

 ぶっちゃけね、『劇場版』の時には余計だと思ったんですよ。せっかく原作者が「シリアスには行かないからな」という話を書き下ろした直後にシリアスっぽい話をアニメオリジナルでやるのはどうなのかと思ってました。実は結構マジで。
 そっから最後の締め。ハンコ。「おわる?」ですよ。わざわざこんなことを言うのか。ここで思い出したいのは本話が『劇場版』の次話にあたる件です。そこで「おわる?」とわざわざ言う。どういうことか。
 これはテレビアニメ3期くるでしょ。シリアスっぽい雰囲気の話、余計だと思ったけど、テレビアニメ2期『生徒会役員共*』の最終回、最後のエピソードとして用意したんだとしたら、こんなに収まりのいい話はないと思います。余計とも思えるシリアスっぽい話をわざわざ用意したのも納得です。『生徒会役員共*』のフィナーレですからね。そこで「思春期はやめられない」と宣言したのも、もうこうなってくると感動的ですよ。


 ということで終わり。16巻の発売の頃にあわせて3期の告知がされるんじゃないかなぁ。だとしたら、楽しみですねぇ。3期の目玉は広瀬さんになるのかなぁ。
 広瀬さんの出番にあわせて青葉さんの出番も増えると思いますので、そこらへんも楽しみですね。ムラサメくんは怪しいラインかなw


gohomeclub.hatenablog.com

燃えよドラゴン [Blu-ray]

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ディレクターズ・カット 燃えよドラゴン 特別版 [DVD]

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『生徒会役員共』442話の感想


 ここ数日急に寒いので風邪引きそうでした。

#442

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は会長。本編で大きな出来事ありますが、それとは関係ない。多分。ひょっとしたら亀について調べてる可能性もなくはないけど。

 タカアリスズからの会長で4コマ。スズだけ顔がギリギリ入る構図になってて低身長感、会長だけ引きのショットで他の3人との距離感。奥が深い。
 てか、会長だけが下ネタで疎外感ってオチやばい。生徒会のこの4人でまさかの孤立。ちょっとかわいそうになってしまうw

 ということで、むくれる会長。よく考えれば結構な悲壮感ある話とも受け取れるので、こう子供っぽいリアクションしてくれると和む。
 からのアリアでオチ。お題はペット。渦中の津田くんが温度低めなツッコミしてるのが面白い。多分そこまで深刻な話とは思ってないw
 てか、このネタ、最後まで読んでからサブタイの「さみしいのだ」を再確認すると驚く。ダブルミーニングですよね。ペットを飼ってなくてさみしいのと、さみしいから何かをナントカペットにする。うまいw

 会長のペットを考えようの巻。参考画像のハムスターが不覚にもかわいい。まさかのかわいいなので面食らいました。アップにすると凶暴なほどにかわいい生物である。あの食べ方ずるい。
 からのアリア続投でオチ。驚くほどにオチに使われる下ネタが前とまったく同じw ペットと下ネタで同じお題なのに、別物になってるのスゴイ。

 インコ。これまた絶妙にかわいい。目のデフォルメがグッとくるのかと思ったけど、案外そのままだったりするのよね。
 からのアリアが三度オチ‥‥を予期した会長がオチを奪うw 2人のツーカーを考えたら三度も続くとさすがに分かるんですね。
 てか、何だかんだで会長が下ネタでアリアとワイワイ出来てるので、最初に感じた疎外感という問題は解決してるんですね。ペット飼いたいという問題は残ってるけど、下ネタ言ったのに孤立という事態は打開できた。

 5本目。ラストに急展開。ラストページの2本に繋げる話ですね。こういう構成もあるのか。○本目を起承転結に当てはめると、1起、234承、5転、67結、という感じかしら。
 さらっと出てくるシノ10歳。髪を結ってて新鮮。あと、ネコのデフォルメ表現がムラサメくんと似てて面白い。あのシルエット好きなんですね。
 そして、衝撃の4コマ目。本作で亀ってもう頭しか思い浮かばない‥‥

 亀の名前は「亀吉」。学園長の愛亀というワケではないだろうけど、それなりに学園長が愛着抱いてるんでしょうね。わざわざ説明しに来たワケですし。
 手。手にちょっとした特徴があると思うんですよ。本作、というか本作者。最近。そういう意味で、2コマ目の学園長の手がかわいいw
 亀吉。初遭遇ではなく、以前からエサやりを手伝ってたそうです。新たなペットに行くのではなく、既にそれにふさわしい存在はいた、というオチが良い。良い話だと思います。ペット漫画描いてただけのことはある、と思います。マジで。
 亀は賢いので気持ちが伝わる。そこから「もちろんオレにも伝わってますよ」と軽率すぎる発言をするタカ兄でエンド。本人に深い意味はないし、深い意味は感じずに感動してる学園長で笑った。なんかキラキラしてるw
 てか、このオチ。タカ兄は会長にとっての亀でありペットであるってことだよね。

 ということでペット問題解決。7本目はエピローグ的な内容。新たな日常が微笑ましい‥‥と思ったら下ネタ怪獣アリアがやってきてオチ。亀と聞いて誰もが思いつくであろう下ネタを発してエンド。前のネタと、ペット問題の解決法がいい話だったと思う、ひょっとしたらいい話すぎたと思うレベルなので、それを一旦いつものノリに戻すという七条先輩の大仕事。
 しかし、本ネタの味噌は何といっても最後のスズでしょう。スズヘッドによる「NO」というシンプルにも程があるツッコミが最高すぎるw 低温なニュアンスが素晴らしい。アリアのボケがある意味で予定調和なのと非常に相性がいい。機械的にツッコんでるのが最高w


 終わり。最後のスズヘッドが印象的すぎる回でした。全体的な話としては、安易にペットと飼うのではない、という部分が本当に素晴らしかったと思います。会長の桜才学園生徒会長としての個性が強まったとも思いますし、「みんなペット飼ってて羨ましい~」というワガママみたいな描写からの解決としてこんなに収まりのいいものはないのではないか。
 よく考えたら、今週は4コマ目のアリア率異常ですねw

週刊少年ジャンプ2017年44号の感想


 ツイッターのアンケート遊び。募集編。
 ツイッターはRTとかされるとワケわからない不確定要素が増えたりして楽しいです。そもそも完全にブログ読者に限定したいんだったら別の方法があるよね……と今更な話。漠然とツイッターの方が票多くなるイメージあったんですが、アカウントの関係ではじかれる人とか出てくるのでアレか。まぁ、そこまでガチの調査が目的じゃないからフワフワしてていいんだけど、選択肢としてまぁ考えます。完全読者限定アンケートにふさわしい質問とか思いつかないのが一番の問題。
 とにかく質問。関係ない話をウダウダ書いたのは、特に質問について書くことがないからです。
 シンプル2択。いつもは4択にしなきゃ……という貧乏性を発揮してたのですが、今回はグッと我慢。
 まぁ、個人的には、帰ってくるです。本人がああ言ってるし、前期の連載はスムースに進行した気がします。何となく。麦わら企画遊ぶ元気もあったし。
 とはいえ、「んなワケねぇだろw」という人の気持ちも分かります。
 ちなみに、先日ツイッター上でこんな会話をしたんですが、その前からこの質問はストックしてありました。偶然だったので、エスパー!?と少しだけビビった。いや、よくある話題です。

 ジャンプ44号いってみよー。金未来杯が終わる。新連載の告知が始まる。

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『生徒会役員共』441話の感想


 涼しいを通り越してもはや寒さすら感じるので驚いています。

#441

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はムツミ。やったぜ。可愛すぎるのである。アイドルかよ。好きだ。
 アオリの世界平和はちょっとよく分かりません

 ムツミの登場はラストページの2本だけど、1本目は大門先生とコトミなので柔道部ネタ。そんな2人を観察する会長とタカ兄。うっすらとだけど扉と「柔道部」という繋がりがあるパターン、面白いですね。今週は柔道部ネタに終始するのかとも思いましたよ。違ったけどw
 コトミの相手役は、柔道部だから、という理由で大門先生なのは明らかですけど、既婚者という印象が強いキャラでもある、というのがオチに効いてますよね。サザエさん時空なので扱いが難しいけど、道下先生という素敵な奥さんと新婚で、子供までいるんだから「一番あり得ない」になりますよね。まぁ、個人的にはどうせ柔道部で手を出すならコトミよりもムツミ‥‥という心底どうでもいい感想。

 2本目は普通に生徒会。話題は男子トイレ。男子がその場にいるのに無視して女子2人で話が進んでいく感じ、耳年増が下ネタを言うコメディー、という本作の特徴を抽出した感じある。ラスト、アリアの迫真の顔には笑ったわ。ブツブツ独り言に入る感じが、ボケるという意識よりも本気でスイッチ入っちゃった、という恐ろしさw
 しれっと出てきた会長と父の会話。どんだけオープンな家庭なんだ。両親が下ネタ側の人間ってのはよくあるパターンですけど、父親が積極的にシモの話をしてくる、というのは結構めずらしいと思います。基本的に女性優位な世界観だと思いますので。

 「映画部のナオちゃん」という説明がなんとも新鮮。いや、初出の情報ってワケじゃないけど、直接説明されると少し驚く。
 てか、映画部のナオちゃんという話題が出てくるのはひょっとしたら15巻発売のタイミングにあわせた可能性あるんじゃないですかね。15巻で一番の大ネタ、映画だと思いますし。
 このネタの特徴はなんといってもスズが単独のボケキャラとして機能してる点でしょう。誰も変なことをしてないのに、スズが勝手にオチを生み出す。完全にスズがボケキャラ。しかも会長がフリになってオチがスズ、ってのが面白い。
 夜とか、ホラー映画観た後とか、そういうフリがなくても咄嗟にああいう解釈をしてしまうんだから結構すごい。

 ロボ部の部室。轟さんの私物フィギュア「ネネコレ」。会長が叱る横で、タカ兄が微笑んでるのが印象的。桜才生徒会のアメとムチを体現してる。
 会長はお叱りモードなので、スズが雑談。スズの場合はフォローというよりは、友人のプライベートを覗いたことへの感想になるのかな。
 からの轟さんの「子供」発言。自分で作ったものじゃなくてもその表現するんですね。割と軽い、というか好きな表現なのかな。まぁ、今回のは、物理的に生み出せるからなんですがw

 タカ兄がコレクションを賞賛。前の微笑みは「すげー」みたいな意味合いもあったっぽいですね。
 2コマ目で会長がさらっと下ネタ発言かましてて笑った。いや、発言はしてない、思っただけ。ただ、本作の場合は思っただけでも「これは変なこと考えてる顔だ‥‥」みたいにツッコミを浴びることも多いので、スルーされる下ネタというのは珍しい。まぁ、前のネタのオチから考えたら会長の思考が特別に突飛というワケでもないからなのかな。ひどい下ネタなのは間違いないけどw
 思ったことを迷わず口に出すのがアリア。会長と同じ発想は持ちながらさらに一歩踏み込んだ話を切り出す。そして4コマ目に映し出されるフィギュア、というのが独特の味わいですね。余計すぎる補足説明が付いてるのも笑える。
 てか、この4コマ目のフィギュア、『FF7』のクラウドだと思うんですよ。『FF』やったことないけど、そう見える。となると、今回出てきたフィギュアすべてに元ネタあったりするのかな。割としっかり描かれてるの多いですよね。

 ラストページ。2連でムツミ。1つ目のメインはトッキー。なぜか柱アオリでの言及がこのネタのトッキー。ほとんどの場合、最後の7本目についてだったと思うんですけど。不遇。これが15巻表紙の余波なのか‥‥!(タブンチガウ)
 シャワーシーン。ムツミとトッキーの。サービスシーンですけど、驚くほどに何も見えないw 4コマだから描けるショットが制限されるってのは分かりますけど、もうちょっとサービス出来たんじゃあ‥‥と思いますけど、もちろんこのバランスが本作らしさだと思います。ひょっとしたらアニメだったらもうちょっと直接的なことやるかもしれない。多分それはそれで「そういうんじゃねぇんだよなぁ‥‥」と文句を言うので我ながらめんどくさい。
 何も見えないシャワーシーンだけど、全裸にタオル1枚の全身像を見せてるのは意外と中里さん。背景的に登場してる中里さん。次のネタではそこそこの出番があるので、そこへの布石として登場したのかな。あと、ムツミ&トッキー、その他でシャワーを浴びるタイミングが違う、というのもここでのオチに繋がる小さな情報か。
 んで、オチはトッキー。ドジ発生、かと思ったらドジがさらに続いて、しかもその被害がムツミに及ぶ。新しいパターンだw 相手がコトミじゃないのも珍しいし、迷惑がかかる感じも新鮮。まぁ、迷惑っつっても可愛いレベルですけどね。実際、次のネタに引きずられることはない。
 面白いのはムツミのリアクションでしょうか。コトミと違ってトッキーのドジに慣れてない感じがあると思います。いや、ドジなのは重々承知だから怒るわけにもいかない‥‥みたいな距離感なのかな。悪気がないのは知ってるからこそ、被害者なのに申し訳なくなっちゃう感じ。
 ムツミもそうだし、コトミのいない柔道部がもっと見たくなるネタでしたけど、やっぱトッキーも見応えありましたね。静かに焦ってるのが新鮮w

 ラスト。前のネタは引きずらないけど、前の4コマ目での湯上がりで髪をほどいてた状態が継続。特に理由はないと思います。もしくは、急いでて結う時間がなかった、席についてから結ぶつもりだった、とかはあるかも。
 一瞬誰だか分からなかったタカ兄。小さいですけど、スズの頬に汗があるのが印象的。呆れの表現ですかね。イメージだけど、スズがこれやられたらキレてる気がするw(まぁ身長があるので間違える可能性はゼロですが)
 髪型が違う件、「どっちのが好きかな」とかそういう甘酸っぱい話‥‥にはならないw まぁ、そうでしょうとも。そっから素っ頓狂な結論を導き出すムツミに対して、タカスズチリが集中砲火してるので笑った。相手がムツミだから言葉を強くしてる感じではないですが、息のあった3連ツッコミは圧巻。
 てか、ツッコミが3つあるということは、タカ兄もツッコミに参加してるワケですね。ちょっと意外かも。スズチリの2人がこのボケに対してバシッといくのは分かるけど、タカ兄は下ネタじゃなければ呆れるくらいで止まるイメージ。
 ということで、4コマ目で背中を向けたムツミが自分の世界に入っていく感じが大変可愛らしい作品でありました。その前の、髪を結っていつものムツミに戻る瞬間、というのも素晴らしいです。


 終わり。さすがに次話の感想を書くまでには新刊の記事やっつけちゃいたいです。
 ムツミが相変わらず魅力的な回でしたが、ボケの新鮮さという意味では「映画部のナオちゃん」が一番だったかもしれません。スズ単独のボケというのが妙に新鮮でした。

信頼できるベジータ


 セパタクロウのRTによって回ってきたこのツイート。「自称ベジータ」という失礼な紹介で始まるベジータによるマンガ3選。
 最初は「ベジータなら『ドラゴンボール』以外読んじゃダメだろw」とか半笑いだったんですが、3選を見てビックリ。めっちゃええやん……

 まず挙げた現役のジャンプからの2選がまず素晴らしい。さらにはジャンプ外から1つ。それがまさかのfromボンボン。コロコロも買いつつ心はボンボン派だったので響いたぜ……

 今のジャンプからの2選で『ブラクロ』『相撲』を挙げれるのが本当にスゴイ。もはや憧れとかそういうレベル。生まれ変わったらこんなサイヤ人になりたい。
 今最も信頼できる2選ですよ。マジで。どっちも大好きな作品ですけど、2選にする勇気……ではないけど思い切りみたいなものが足りない。

 ちなみに、上の記事のお題を無視して今のジャンプから2本選ぶとなると(∵あの頃ジャンプ読んでない)、ワタシは『ゆらぎ荘』『ハイキュー』になるんですが、ここからどうすればサイヤ人になれるのか。

 ぶっちゃけ、3選だったら『相撲』は入る。そもそも『ハイキュー』『相撲』の二強という印象がここ数年はありました。たまにそこに食い込むような大好きな作品が生まれては打ち切られていく。んで、今は『ゆらぎ荘』が入ってて打ち切られないので安心、という状態。

 こっから『ブラクロ』です。さっきも書いたけど、大好きな作品なのでかなり上位には入るんだけど、どうしても「そろそろ『ONE PIECE』入れない?」みたいな雑念が湧いてしまう。これでは戦闘力たったの5のゴミである。ゴム人間なんてギャリック砲一発のザコ。
 ……ってこの調子で書き進めていくと、意味のないディスが増えるだけなのでこのノリよくない。

 ちなみに、今年のゴールデンウィークに書いたジャンプ連載作のランキング記事だと『ブラクロ』はなんと11位。ひ、低い……。サイヤ人への道のりは長い。
 ただ、さすがに11は過小評価しすぎだと思います。よくない。ベジータの記事見る前からちょっと「みんなナメすぎじゃない?」という被害妄想スイッチ入ってたのは事実です。『ブラクロ』おもしろい。
 最近の『ブラクロ』特におもしろいね~……とここしばらくの間ずっと言ってる気がします。安定しておもしろいし、常に最高を更新中。

 そんなワケで、今の『ブラクロ』は一気に4位。やったね。
 これでオレもサイヤ人……と思ったけど、4選になっただけで2選じゃない。まだギャリック砲撃てない。
 こうなってくると、『ハイキュー』『ゆらぎ荘』を落とさないといけないんですが、ですが……心苦しい。


 結論。サイヤ人にはなれない。1『ゆらぎ』、2『ハイキュー』、3『相撲』、4『ブラクロ』の順。

APIX 『My Bistro』 2Wayパニーニメーカー ブラウン APM-276-BR

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 ボケようと思っていろいろ考えたけど、ボケる気が失せるほど3選が眩しかったです。

週刊少年ジャンプ2017年43号の感想


 投票ツイートの結果。
 まず、今回はリアクションが多かったです。票数が多いのもそうだけど、一言添えたくなる感じがあったのかな。リプライくれる人まで出てきたのは初めての事態で面食らいました。
 票数、多い。ハッキリとしたことは言えず推論ですけど、半数以上はウチの読者ではないんだと思います。まぁ、だから何だ、という感じの質問だから別にいいのかな。あんまウチでは頻出する話題ではないと思います。いや、『ハイキュー』を除けばですよ。あれは特別推薦だから。
 票数多いっつっても所詮は100弱ですからね。少ないです。まだウチの記事のアクセスのが多い。狭い村の中での遊びですので、やったぜ『勉強』大正義!!とか過剰にアレするのはやめてください。例として『勉強』にしただけで他もそうです。
 あと、ツイッターの仕様上、RTした人のフォロワーによる投票が増えます。当然ファン層に偏りは生まれてると思います。まぁ、各フォロワーの数的にバランスブレイカーみたいな話にはなってないと思いますけどね。多分そのままでも『勉強』優勝だったと思いますよ。下の細かい順位はどれか1つくらい変わってたかもしれないけど。

 結果。1位『勉強』。まさかのブッチギリ。一番若いからそれが良い方に働くだろうな、とは思ってたけどここまでとは。しゅごい。まぁ、やっぱ若いから応援したい気持ちというか使命感みたいなのが強い人が多かったんじゃないですかね。同期の『ロボ』『Dr.STONE』よりは人気が劣るのは明らか、ってポジションもありますし。充分人気なんですけどね。
 2位『ゆらぎ荘』。かわい子ちゃんがメインコンテンツという意味では『勉強』との二大政党だと思うんですけど、半分になってしまった。なんでや。あれか、よくいる「エロいだけだろ」みたいな人が多いのか。まだそんなこと言ってんの?(決めつけ) まぁ、そんなこと言ったら『勉強』は「可愛いだけだろ」になるから差が生まれる要因とは言えないか。ぶっちゃけ、ここまでの差は解せない。まぁ、作品の人気投票になりがちなのは重々承知なのでそこらへんなのかな、と納得させます。
 3位『ハイキュー』。まさかの『ゆらぎ荘』と僅差。ここが誤算。最大の誤算。いやらしい計算を暴露すると、推薦枠でいれた変わり種の『ハイキュー』がビリになって、今週ワタシが「なんでだよぉおおおおおお!!」となる予定でした。ビリを生まないための配慮のつもりでした。が失敗。まさかの健闘。これはコメ欄でも言われましたけど、「意外と面白い」理論だろうなぁ。「意外と」に人は惹かれるので、「あえて」の票を入れたくなった人が多いんだろうなぁ。まぁ、その「意外と」が作品の深みになるのは間違いないので、その魅力は間違いないんだけど、今回はそういう方面考えてなかった。ただ、単純に『ハイキュー』の女性キャラは一番魅力的です。可愛いです。安易に「○○くん大好き!」な魅力だけじゃないのも良い。恋愛とか関係ない側面において輝いてるキャラが多いです。いろんな魅力がある。そういう切り口の豊富さという意味でも『ハイキュー』が最強だと思うけどねぇ。
 4位『食戟』。ごめんなさい。こんなつもりじゃなかった。ビリが生まれるからこの企画嫌いです。根底から否定してますけど。いや、マジで想定外というか、理解の外すぎました。分からないです。めっちゃ良いやん。『食戟』。てか、特に今は竜胆先輩がいるからなぁ、彼女だけで他の3作淘汰できるレベルだと思う。作品では『ハイキュー』だけど、個人部門では竜胆先輩ですね。

 盛り上がったのはよかったけど、作品の人気投票になりがち、みたいな予想されてた問題はやっぱある気がします。いや、ないかもしれないけど。まぁ、盛り上がった方がいいからそういう系の質問を続けたいいのかもしれないけど、本来目指すものなのか、という疑問は少しある。まぁ、ツイッターでやるのがそもそも話それてるんだから別にいいじゃん、という感じですねw 考えつつ深く気にせず続けます。
 来週は某作品についての予想レースで。1つの作品についての2択なのでビリが生まれない。平和な世界。イマジン感ある。

 はい、ジャンプ43号。もうすぐ10月なのでアニメ放送開始記念が続きます。

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『新装版サイボーグクロちゃん』1巻の感想

新装版 サイボーグクロちゃん(1) (KCデラックス)

新装版 サイボーグクロちゃん(1) (KCデラックス)

 今更、あまりに今更ではありますが、感想。発売時に書きたかったんだけど、書きそびれました。
 気合い入れて全話感想やろうと思ったら、気合いが必要すぎて頓挫。

 そんな中、今年の7月にですね、pixivコミックという場所で『サイボーグクロちゃん』の連載が始まりました。復刻連載ってことなんですかね。
 ちなみに、pixivコミックに関してはよく分かってないです。まぁ、数週限定で無料で読めるよ、という公開形式なので雑誌っぽい、連載っぽい、ということなのでしょう。

 そんなpixivコミックに目を付けました。
 まず、ツイッターで毎週感想を書く、ある程度量がたまったら単行本の感想としてでっち上げる。今ここ。

第1話「史上最強猫誕生!」


 こんな感じ。ちなみに、本話はボンボンでの連載前ですね。お試し期間中みたいな。剛くんのキャラデザがお試し感ハンパないです。アニメ版の担当声優さんがこの絵を見て声を準備したら大変なことになっていました。
 てか、記念すべき初回の感想がラジコン親子とそば屋ってのもどうなんだろう。いや、ホントあそこ好きなんですよ。ハチャメチャなことをやればやるほど、急に冷静な客観視点が入るだけで爆笑してしまう。本作のギャグにおける1つの定型と言えるのではないか。

第2話「怪人ヘビビンガー登場!」




 ヘビビンガーって怪人なんですね。怪獣じゃなくて。脚が大事なのか。やっぱおスネちゃん。
 クロちゃんだけで話が進むのは初期特有って言ったけど、テレビ局の人とか、ヘビビンガーがまさかの再登場をするんだから驚きですよ。もうちょい先。

第3話「剛くん再び‥‥」



 しれっと作者のツイートも混ぜ込むスタイル。気づかなかったけど凄い‥‥
 アマゾンで大暴れしたクロちゃんがパトじいに追いかけ回される。割と苦戦するのが面白いですね。一般人を交えてもハチャメチャは出来る、という意味ではイチローたちよりも早い。

第4話「大決戦in北海道!」


 子供たちのくだりは今後何度でも繰り返したいような話。具体的にいうと、イチローの生徒たちですね。あいつらの悪さ、子供としてのリアリティーはこの時点でもうあった。

第5話「地獄のハイウェイ!」



 ドライブスルーのくだりも大好きです。ミーくんが単独でもギャグになる、という意外性。この頃はまだ意外なんですよ。

第6話「南海の荒波バトル!」


 1巻のベスト回かな。ホント好き。

 ↑余談というか自慢。うちのブログが「横内なおき巡回済み」になった日。ツイッターとブログやっててよかった。

第7話「恐怖! 機動ビッグ・サム」


 当たり前すぎる話ですが、サムの名前と扉の元ネタは『機動戦士ガンダム』のビグ ザム。ボンボンといえばガンダム。今思うとサブタイが「機動」になってるのはそういうことなんですね。ガンダム詳しくないので気にしてませんでした。
 余談ですが、映画『パシフィック リム』鑑賞時の感想ツイートが作者にリツイートされました。ツイートが「巡回済み」。
 やっぱ作者がリツイートした後はファンからのリツイートの伸びがヤバかったですね。ツイッター上の『クロちゃん』ファンが芋づる式に出てくるようで面白かったです。
 ‥‥もうこのネタないので安心してください。手持ちはゼロです。

第8話「ミーくんの初恋」


 あまりに名作。本作といったらとりあえず「ミーくんの初恋」です。そんな本話で大活躍したのはヒロスエ
 そんなヒロスエは、アニメオリジナルで「フカキョン」、『ガトリングセレクション』の描き下ろしで「トリンドル」とシリーズが展開されていきます。剛くんの趣味なのかなw
 ちなみに、タイトルに「!」も「‥‥」も付いてないのは意外と初。本作の新機軸という趣あると思います。狙ったかは知りませんが。
 見所としては連載や単行本当時はスルーだったスヌーピーが修正済みw

第9話「銀行強盗にご用心!」


 クロちゃんが走ると街が壊れる、というのはサム回でもあったけど、今話はクロちゃんがメインになって壊してますね。破壊のプリンスが確立した感ある。
 前話が挑戦的と思えるほどにいい話だったことの揺り戻しか、照れ隠しか、冒頭に「キュートでやさしいプリティミーくん」とネタにしてるのが面白いですね。

おまけ漫画「パシフィック・サム」

 元ネタは当然『パシフィックリム』。何でも溶かす液つながり。ちなみに、扉も映画のポスターをなぞってます。『エヴァ』じゃないよ。

 ここだけマジめに感想書きます。

 開幕のオーサムの料理シーンが意味わかんなくて最高です。ちなみに、新装版最初の描き下ろしですので、ファンとしては待望の完全新作です。『ガトリングセレクション』以来。読む時のワクワク感わかりますかね。あんなに幸せなことはない。
 てか、続けて読むと、ちょっと語り口とか、ギャグの入れ方が変わってるのが感じられますね。1995年と2015年の作品なんだから違うのは当然だw

 タコとコサムの謎の遊び。ケンカして仲直りする感じも含め、本作は子供を描くのが本当にうまいと思います。よく分かんない子供特有の謎テンションが描かれてる。そんなタコが‥‥というシビアな展開に。ここらへんも今思えば作家性が現れてると思います。ただ、第9話までにはそんなに出てきてないと思われる作家性なので、結構驚く(生きてたけどね)。

 オーサムといえば中松。まさかの登場で笑いました。こんなとこにまで付いてくるとはw
 そして、今ごろ便乗の「ジェーガー」。当然『パシフィックリム』のイェーガーです。『進撃の巨人』ではない。

 「この漫画すぐサビますからね‥」とあるけど、サビる描写は初期に集中していたと思います。つまり、このセルフツッコミのようなセリフは『新装版』1巻の内容を踏まえている可能性ががが。

 親、大人たちがケンカしてる中、子供たちはすぐに仲良くなって‥‥というオチ。元ネタではないけど、『おとなのけんか』という映画と味わいが似てる。まぁ、この世の真理みたいな話なので、元ネタとか関係なく似てしまうってのはあるわな。
 何度も言うけど、子供の描き方がうまい作品、という証拠だと思います。子供のリアルがある。

 そして、最後の最後にジーサンバーサン登場。そしてクロちゃんの名前だけ出てくる。これは完全にファンサービスですよね。
 サービスと同時に焦らしでもある。久々の描き下ろしだけど「クロちゃんはまだ見せないよー」という焦らし。『新装版』は全6巻ですので、描き下ろしも6話。クロちゃんはいつ出るのかなー、という焦らし。


 ということで終わり。時期的とはあまりに言えないので特に意味のない記事だと思いますが、個人的にやっておきたい、という類の記事なので何でもいいです。


 最後に作者謹製、1巻の元ネタリスト。作者の好きなものごった煮、というのがよく分かりますね。
 子供の頃は1つも分かりませんでした。気にせずゲラゲラ笑ってた。今になると、半分以上は何とか。言われて「ああ~~っ」となる。
 そんなこんなで2巻以降もこんな感じで書いていきたい。余裕があれば。

 ‥‥ツイートの引用しまくったワケですが、思ってよりも表示が見にくいことに気づきましたw
 ひょっとしたら次巻の時は違った形になるかもしれませんw

『生徒会役員共』440話の感想


 出るぞ出るぞと思ってはいたけど、購入方法とか考えてなかったのでまだ入手できてません。新刊。現在アマゾン待ち。最近ぼんやりしてて良くない。

#440

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は森さん。未だにノゾミである現実には慣れてないです。劇中で使われないからなぁ。
 そんな森さん、登場は最後の2本だけ‥‥なんだけどその2本のインパクトがとてつもないので最終的な印象は「なんという森回‥‥」でした。
 扉の森さん。本人は意識してないけど、めっちゃ画になる瞬間が生まれちゃってる‥‥そんな感じが実に森さんらしいと思います。無意識的にポーズ取れちゃってる、というか。

 タカあくび。からのスズの知恵袋、からの会長でオチ。華麗なホップステップジャンプ。酸素が足りない、深呼吸、呼吸を増やす、という話からあのボケを思いつくのは素直にスゴイ。いやだって、鼻と口に何かをかぶせたらフツー息苦しくなるじゃないですか。逆転の発想ですよw
 そんなボケに対して自分がどうこうではなく「皆」という切り口で返すのも良い。ただ、スズ以外は平常心でいられそうだから怖い‥‥

 津田家で野球観戦。当たり前にムラサメくんがいるのがポイント。特に話には関わらないけど、津田家の日常風景。まぁ、本来なら当たり前にいるのが不思議なのはウオミーの方だったりすると思うんですが、そんなことを思う読者は少数だと思いますw
 キャッチャーはサインを見やすくするために蛍光のマニキュア(的なもの)を塗る。マジか。結構驚いてしまったんですが、これは野球疎いからなのかな。タカ兄の口からこの手のトリビアみたいなのが出てくるのが新鮮なので、ひょっとしたら野球好きの人からしたら特にトリビアという意識はないのかもしれない。充分トリビアだから自慢していいと思います。
 蛍光の爪でひらめいたウオミーがオチ。本作は下ネタはあるけど直接的な描写がないことでお馴染みですが、このネタは何も見せてないけどやってることがスゴイ。見えてないだけでそこに大変なものがある、という衝撃。もちろん実行してるワケではないんですが、なかなかの衝撃でした。
暗がりプレイ最高だと思います。

 生徒会の朝の声かけ。当たり前なんだけど、横島先生がいるのが新鮮な気がしますw
 そんな横島先生が歩きスマホのモブ子に絡む、とにかく絡む。モブの子の出番が地味にスゴイ。セリフもある、表情もある、オチにも絡む、3コマ登場は本ネタの最多タイ。個性があるとは言えないレベルなので今後も登場していつか名前もつく、という線は薄いのかな。ただ、フツーに可愛いです。ポニーテールええやんけ。
 オチは横島先生の未婚ネタ。近くに小山先生いたら一緒に泣くか怒るかしてそう。横島先生が1人で落ち込むとか1人爆発するのではなく、八つ当たりの方向で発露する、というのが少し珍しいパターンかもしれない。特に生徒会外。

 スズムツネネの2年女子。ムツミは1コマに背景的に出てるだけですが、轟さんのボケ発言に対して「これを聞いただけじゃムツミは理解できない‥‥セーフだ‥‥」という味わいが生まれてると思います。この3人組のネタはここのハラハラ感も魅力の1つ。
 尻を濡らしてしまったスズがタオルで拭くコマが妙にセクシーポーズ感あって印象的です。その印象を轟さんが一気にブチ壊す、という素晴らしい構成。いきなり出てきてホームラン飛ばす感じ、いかにも轟さん。強い。

 七条邸にてアリアが会長とバラ鑑賞。「綺麗なバラが咲いたから見に来ない?」とか誘ったんだろうか。なんか良いなその光景。
 バラの手入れは出島さん達が担当、と説明するコマに写り込む橋高さん。そして、出島さんが出てきてボケる。アリアが解説し、橋高さんが飛び込みながらツッコミ。やだ、七条邸のトリオ漫才めっちゃ魅力的やん‥‥。橋高さんは積極的なツッコミという印象ありませんでしたが、アリアと出島さんが下ネタ言ってるのは見逃すけど、自分まで勘違いされるようだといてもたってもいられない、という感じだろうか。すごい良い。橋高さんもっと好きになってしまった。焦る橋高さん可愛すぎ。言葉遣いで他のツッコミと差別化できるし、のびしろしか感じない‥‥

 ラストページ。タカと森さんのタイマン。よく「○○がボケなかったらタカくん簡単に落ちるよな」とかファンは考えがちだと思うんですが、それを体現するのが森さんだと思います。普段の登場ではウオミーをはじめとするボケキャラが同席するので安心ですが、この2人だけだと問題なさすぎてハラハラします。話が進んでしまうw 森さん驚異のフラグ立てスキル。
 タカ兄が帰り道にこっそりクレープを買い食いしようとしてたら、森さんと遭遇。ここでいけないこととは認識しながらも‥‥という森さんの行動が衝撃的。まったくボケてないんだけど、それがかえって本作の世界としてはかえって衝撃的なのでオチとして機能しちゃってるからスゴイ。タカ兄のリアクションが自然とツッコミっぽくなっちゃってるのが笑える。よく考えるとただの「イチャつきやがってコノコノー」なんですが、謎のオチ感ある。
 てか、森さんのこの感じ。実に森さん的だと思います。このシチュエーションも含め。多分互いにですけど、タカ兄は日頃副会長という立場から意識的に立派に振る舞わなければいけないという重圧があり、それが森さんの前でも必要とされると思ったら‥‥というオチ。森さんとしては、気持ちは分かる、という感じだったんじゃないですかね。似た境遇ですので。
 まぁ、平たく言うと、こんなんされたらホレてまうやろ。久々に混じりっ気なし、破壊力えぐいの来ましたねw

 ラスト。ボケキャラ不在のいろんな意味でハラハラするツーショット。先ほどのネタでは森さんがボケ的なものを担当してましたが、今度は逆にタカ。英稜の副会長がフラグを立てるなら、桜才副会長はフラグを叩き折る。二大怪獣揃い踏み‥‥のような味わいあると思うw
 森さんは無意識的にフラグを立てるようなことをしてしまうけど、タカ兄はそれを華麗にスルー。逆のシチュエーションになると、森さんもスルーすることになるのかと思いきや、ちょっと違う。森さんはそこらへんは一般的な感覚を持っていて、おいおいフラグかよ‥‥と当たり前に気づく。むしろ少し過敏なくらいかもしれない。朴念仁、仏という性質はないのですね。そこらへんの非対称性がめちゃくちゃ面白い2本だったと思います。フラグを立てることを除けば最も一般的な感覚を持った人かもしれない。
 そんな翻弄される森さんがめちゃんこ可愛いのでありました。前のネタと違って最後のリアクションがツッコミっぽくなってないのが良いですよね。フラグモンスターとフラグ折りモンスター、夢のほこたて対決、結果はタカ兄の勝利になるのかな。


 ということで終わり。最後の2本が衝撃的すぎました。メタ的にハラハラもするし、笑いも充分だし、何より森さん可愛すぎかよ。やっぱちょっとした化け物感あるw
 ただ、今週はキレのいい橋高さんのツッコミも捨てがたいんですよね。ギャグ的な意味だと一番だったかもしれん。新しい形が完成してるので今後へのワクワクもありますよね。あとやっぱ橋高さんがキュート。

週刊少年ジャンプ2017年42号の感想


 ツイッターのアンケート機能で遊ぼう。募集編。
 今見るとアレなんですけど、一応3号前の目次コメントに由来します。佐伯、ミウラ、筒井が会ったらしいので。その時は質問のストックがなかったのです。
 1択あまってるので、ワタシの推薦枠である『ハイキュー』を入れて完成。この流れだと『腹ペコ』『クロアカ』も入れるべきなのは分かります。けど、4択に収まらないからしゃーないです。まぁ、あと、非常に言いにくいというか、言っちゃったら意味ない話なんですが、アレがアレしてみんながワーワーなる可能性は排除しておきたかったのです。あのノリ嫌い。
 この企画続けてしばらく経つので少し分かるんですけどね、この質問、あまり良くないですw こういうこと聞くと単なる作品の人気投票になる傾向がある。良くない。まぁ、今回のは作品の魅力に直結する話でもあるのかな。とはいえ、作品の評価とは別に、というのを意識して選んでもらえるとありがたいです。あくまでも女性キャラの評価。
 あと、勝手な話になりますが、ワタシにとって割とバランスのいい4択になりました。ワタシは当然『ハイキュー』派ですが、作品で一番好きなのは『ゆらぎ荘』。キャラ単位で一番好きなのは『食戟』竜胆です。『勉強』は今若くて勢いあるからどうせ票集まると思います。なのでビリになった際のフォローの文言は考えなくて大丈夫でしょう。……まぁ、この企画予想は当たりづらいんですがw いや、大丈夫でしょ、さすがに。若いのが有利に働くパターンだと思います。
 ちなみに、目次コメントの魅力ですと、現在のジャンプにおける最強レベル(私感)が3人も揃ってて豪華です。作品が可愛いとコメントが可愛くなる因果関係でもあるのかw

 ジャンプ42号いきます。42号といえば、『こち亀』!!

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『生徒会役員共』439話の感想


 14巻の感想を書かないまま15巻の発売を迎えることになりそうです。14巻どうしよう。今更書いても‥‥だよなぁ。

#439

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はアリア。変装中。やっぱこういう普段と違う格好、というのは良いですね。漫画アニメだと特に。1つの鉄板だと思います。

 1本目から状況説明。本作にしては珍しいと思います。多分ですが、アリア関連のオチが強烈なので説明的な話になっても問題なし、みたいな判断があったのではないか。
 ということで覆面調査。出島さんの予定だけど、急用のためアリアが代役。アリアの味覚に信頼があるのは前提ですよね。味に限らずサービスの見極めができる。お嬢様としての素養の高さを感じる。
 アリアからの誘いは嬉しいけど、「覆面」という言葉が怖いのでひそひそ相談する3人。「一応確認しよう」という結論になったので笑った。疑うのかよw

 横島先生が参加して現地到着。リーズナブルなフレンチ。横島先生が説明セリフを吐いてますけど、横島先生が言うと「おいしかったら今度また来よう」というニュアンスが生まれるので面白いですね。生徒の3人が言うよりも自然だと思います。小山先生誘っちゃいなよ。
 んで、アリアの変装。当初は男装しようと思ったけど、橋高さんストップ。タカ兄が「七条家の良心」と呼んでて笑った。ちょっと同情みたいなノリあったんじゃないかしら。
 個人的に、かつてのアリアの男装がとても好きでですね。そういう意味では少し残念だったりもします。てか、あの時、男装したことを橋高さんに報告したのかな。喜んだりしたのかしら。だとしたら、そんな橋高さん見たいw

 野菜と海のミルクのスープ。この席でミルクなんて言っちゃダメだろ‥‥と思ったら案の定w 先週の「とりあえずビール」もそうだけど、横島先生は食いつく。発想が安易にも見えるけど、あーもう酔い回ってきたのか‥‥みたいな風にも見えるのでうまい。
 「海のミルク」という言葉が出てきたのは1コマ目。よく4コマ目まで我慢したな‥‥という気もしてくる。最終的なトリガーはタカ兄の「スタミナつきそう」。この発言、単独ではまだいいかもしれないけど、ミルクの話でそれはダメだw リスクマネジメント大事。

 横島先生は続く。やはり酒のチカラも相まって、という感じですね。ついには酒に関してボケを放つようになる。とはいえ、フリからの飛躍は先ほどのミルクよりもあると思う。酒も下ネタも同じくらい好き、という横島先生の価値観がよく現れたネタ、ボケだったのではないか。ワインは食欲を満たさないけど、食事中に性欲も満たしてるようにも思える。欲望に忠実だw

 横島先生はワイン、スズは食事に舌鼓。ダメな大人としっかりした子供、という流れかと思ったら、そんなことはなかった。ワインとディープキスという横島先生とは対照的に、めちゃくちゃ子供っぽいオチがスズに身に起こる。横島先生はアルコールで理性がいつも以上にバカになってると思いますけど、スズはおいしい料理に夢中になるあまり‥‥という感じかな。
 多分ですけど、スズはタカ兄がああいうことした時に拭いてあげるのが好きだと思うんですよ。まさか会長に拭かれることになるとはw

 食後。横島先生がうっかり「七条家」というワードを出してしまう。それに対してモブ店員がリアクションとってて珍しい。モブ好き‥‥がいるかは知らないが、垂涎の垂涎の描写だと思います。
 そんな横島先生のうっかり発言時、顔が完全に紅潮してるんですよね。ここでも酒かw 過去の失態を考えればマシな方だけど、下ネタ以外にもダメになってしまう横島先生。やはり小山先生の補助が必要か‥‥(好きなだけ)
 んで、横島先生の失言をフォローするアリアがオチ。メガネによる変装が落ち着いた、大人っぽい雰囲気を出してると思いますが、それがここでは人妻っぽさを出してる気がします。なんか急に色っぽく思えてきたw

 店の外にて、シノスズからの追求を受けるアリア。この構図って過去にもあったと思うけど、これを見てもまだタカ兄は気づかないのか。いや、ひょっとしたら違和感は抱いてもすぐにツッコミの仕事が回ってくるので印象が弱まってしまうのかもしれん。
 ということで、人妻発言はたまたま。焦ったアリアが何度も「たまたま」と繰り返すあまりボケを思いつく‥‥という感じなので笑った。わざわざ言い直したw
 例の発言はたまたま。たまたまたまが1つ多くなってしまいオチ。ただ、たまは2つある。
 てか、あの場に男性が1人しかいないんだから別に理由としてはそれでいいじゃん‥‥と思うんだけど、焦りとボケたい気持ちの2つが原因でしょうかw


 ということで終わり。アリアの変装がメインコンテンツという感じでしょうか。いつもの4人+横島先生という構成でほぼ全ネタ通すのが意外と珍しい気がしました。いつもなら出島さんが入るポジションですし。
 たまには橋高さんが引率に来てもいいと思うの。橋高さんスペシャル見たい。まぁ、メインにはならない線引きってあると思うので無理だとは思います。てか、今回名前が出ただけでも結構な出世だと思います。橋高さん。「執事」という注意書きが添えられてるのが珍しさの証拠。
 一番笑ったのは最後の「たまたま」ですかね。4人の関係性の面白味という意味では1本目もすげぇ良かったです。

週刊少年ジャンプ2017年41号の感想

 ツイッターのアンケート機能で遊ぼう、結果編。
 狙ってはないけど、ふんたー表記にすることで検索避けにはなったのかな、とは思います。だとすると、『相撲』終わる終わらないの件が票数多かったのは検索で来た人も多かったのかも。お呼びじゃないゾイ(横暴)。

 結果。麦わら企画が3位。あらま、意外。ワタシの中では「麦わらかゴキブリだなぁ」という2択だったんですけどね。不思議なもんだ。まぁ、これはネタ票、ストーリーの内容に重きを置かない人の票がすべてゴキブリに吸い取られた、という説もあるのかな。
 団長は4位、というか0票。ええええええぇぇっ、マジか。母数が少ないとはいえ、ゼロて。結構「団長きたー!!」ってなったんですけどね。難しいね。まぁ、同じ話になるけど、ストーリーの内容に重きを置く人はあっちに入れたんじゃないかなぁ。もしくは「いや今は団長とかいいから……」という人が多いのかも。個人的は王位継承よりも団長のがぶっちゃけ興味あるんですけどね。
 ゴキブリ、2位。惜しくも負けました……が、面白いことにリツイートされる前は断トツでしたw つまり、ワタシの読者の中ではゴキブリが優勝。ひっでぇぇなw 思い返すと「前期の連載で一番覚えてるのは」という質問で優勝したのはウンコでした。コルトピのウンコ死亡の件。あー、ひょっとしたら投票者同じなんじゃないだろうかw 人数にすると10人くらいでしょうか。ウチの読者の中で、ツイッターアカ持ってて、この遊びに付き合ってくれる人の中の10人。精鋭感あるなw こうなると、いよいよコメ欄の延長というノリあるのかな。うむ、本来の狙い通りの結果ですので、非常にありがたいです。いや、他の択への投票者もありがたいですよ。当然ですよ。
 ということで、エンペラータイム、人差し指が優勝。ほぼ半数。伸びたねぇ。リツイート前では2位だったけど、リツイート後に一気に伸びて優勝。リツイート後の投票者が平均的な『HUNTER×HUNTER』読者と決めつけるのは問題あるんでしょうけど、ストーリー的に一番トピック性の高い選択肢だとは思いますので、まぁそりゃココに入るわな。という感じかな。ゴキブリ優勝しなくて良かったですw

 よっしゃ、ジャンプ41号でごわす。先週のブログの書き応え、そして今のメンタルの影響もあると思うんですが、今号のジャンプめちゃくちゃ面白かった印象あります。なんだろうね。ホントに充実してたのか、ワタシの中に原因があるのか。

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好きな作品が好きなジャンルとは限らない

 毎週アホみたいに熱心にジャンプを読んでるワケですけど、新連載とか読切の告知が出た際によく思うことがあります。「まーた美少女コンテンツかよ」「タイトルに『○○さん』多すぎて萎えるわ」「今時ハーレムかよ」「ラブコメはもうお腹いっぱい」とかとか。ジャンプ外でも思うこと多いです。てか、ジャンプ本誌は少ない方。
 完全にジャンル差別ですね。そんなに好きではない。ただ、タイトルに○○さん多すぎ問題はちょっと話それるかな。

 ここで、ワタシ気づきました。
 「ちなみに現在連載中のマンガの中で一番好きなのは?」 これは迷うことなく『生徒会役員共』。あの毎週4ページの連載はジャンプ500ページに相当する価値があると思う。
 「じゃあジャンプで今一番好きな作品は?」 これまた即決。『ゆらぎ荘の幽奈さん』。断トツで面白いと思います。
 ラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツ、そして○○さん!!!

 はぁぁぁ、死にたい……。言ってることに一貫性がない。こうなると発言すべてに説得力がなくなる。「毎週長々と書いてるけど言ってることは滅茶苦茶よね」とか思われてるかと思うともう……。
 うるせぇなぁもう!!!! いいんだよ、好きで書いてるんだから!!!(勝手に逆ギレ)

 まぁ、とにかく、オレはラブコメが好きなのか??という思考の迷宮に入ります。そんな好きな自覚はなかったのですが。
 いや、冷静に考えるとですね、ワタシにとっての『生徒会』の本分はギャグであり下ネタなんですよね。そもそも氏家ト全という作家にホレたのは過去作の『妹は思春期』ですし、その頃は今ほどラブコメ要素ないです。いや、あるか。ラブコメあるし、ハーレム構造にもなってるわ。それでも『生徒会』ほどではないと思います。とはいえ、『生徒会』が集大成的な作品なのは間違いないし、一番おもしろいし、一番好きなのは間違いないと思います。
 とにかく、メインは下ネタに対してゲラゲラ笑う、ここです。ただ、その他のラブコメ要素に一切魅力を感じないかと言えば、そんなこともない。当然ですが、全部含めて『妹は思春期』であり、『生徒会』です。スパイスとして絶対に必要な要素です。ラブコメは。ハーレムも。

 『ゆらぎ荘の幽奈さん』に対しても同じ。一時期よく言ってたんですが、本作の魅力は「意外とおもしろい」という部分にあると思います。あんまり多用するとファンから「意外とはなんだコロスゾ」って思われそうだから我慢してましたw
 連載が始まった頃の印象は、よくあるラブコメ、よくあるハーレム、美少女コンテンツ……そんなんです。別にそれは間違ってない。今でも、それはその通りだと思います。
 が、読み進めるうちに作品のレベルの高さに気づき、見る見るうちにハマっていきました。全話の感想あるから分かりやすいと思いますけど、『ゆらぎ荘』に関しては初回からドハマリした感じではないです。徐々にハマっていって、今では「『ゆらぎ荘』さえあればジャンプはそれでいい……」という域に達しました。
 『ゆらぎ荘』にハマった要因として、ラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツに対する私的なマイナスのイメージが土台になってるのは間違いないと思います。「ナメてたけどめっちゃ良く出来てる!!」という感動があったのですね。
 ただ、当然『ゆらぎ荘』という作品はラブコメだし、ハーレムだし、美少女コンテンツだと思います。作品の本分はそこですよね。もちろんワタシがもそこが嫌いなワケじゃない。

 こうして、出来上がった今一番好きなマンガがラブコメ、ハーレム、美少女コンテンツという、ねじれ構造。
 そもそも、ワタシが好きなジャンルって何なんだ、と考えると、多分ギャグのあるバトルモノだと思います。単にギャグ漫画でもいい。原因は間違いなく『サイボーグクロちゃん』です。pixivで復刻連載みたいなヤツやってるので、みんな読もう。そして『新装版』全6巻を買おう。間違いない。ワタシのマンガの好みは大体ここで形成された……と未だによく思います。

 とにかく、思ってた好きなジャンルと違う。
 まぁ、『生徒会』も『ゆらぎ荘』も、ラブコメだから好きなワケじゃないし、ハーレムだから好きになったのでもない。ただ、みんな可愛くて魅力的とは思うけど、可愛いから他は二の次なのかというとそんなワケもない。複雑なファン心理である。我ながらめんどくさい。
 「たまたまだね」と言ってしまえばこの話は終わりますけど、サブ要素としてラブコメが嫌いなワケではない……ということなんでしょう。ここで大好きだと断言すると誤解されそうだから断言はしたくない。我ながらめんどくさい。
 なくてもいいけど、あっても別に文句はないよ、という感じか。ひどいな。ホメられても嬉しくないヤツだ。ただ、このくらいの距離感が個人的には今んとこしっくりくるかなぁ。
 いや、ラブコメなどの要素が作品の魅力を底上げしてるのは間違いないですよ。そこは分かるんだけど、好きなジャンルって言うほど好きなのかというと少し抵抗が……というか「キタクさんはラブコメ好きなのね」と思われると困る、というか誤解があるレベルだと思う……(めんどくさいことしか言ってない)(そして同じことの繰り返し)

 ちなみに、音楽に関しても好きなジャンルはヒップホップだけど、好きなアーティストはケツメイシです。ヒップホップで言うとめんどくさいヤツだw

 作品をアーティストにすり替えてるけど、まぁ言いたいことは分かるでしょ? 別に好きな曲でもケツメイシの中から挙げるだけです。

 そして、今日。
 『三度目の殺人』観てきました。映画。ジャンルとしては、法廷モノ? ミステリー? になるんですかね。意識して追っかけるようなものではないです。是枝監督に惹かれて観た。
 これがね、めちゃくちゃ面白かったんですよ。ちょっと当日の勢いもあるけど、これは年間ベスト出ちゃったかもな!!というノリある。マジで、そんくらいハマった。よかった。みんな観よう。フジテレビ映画が2017を制する。頭にミニオン出てくるよ。……逆に観る人減りそうだ。この軽薄な感じ。

 映画のジャンルに関しては、好きなのって選ぶの難しいんですよ。ずるい括りだと、ブロックバスター映画になるのかな。バジェットなどによる区分なのでジャンルと言っていいのかは怪しいんですがw
 まぁ、とにかく大作が好きなんですよ。毎年ベストを選びますけど、大体頭の悪そうな感じに落ち着きます。

 が、『三度目の殺人』よかった……大好き……。全然ブロックバスターじゃない。福山雅治広瀬すずのネームバリューで映画に関心低い人も狙えるポテンシャルはあるけど、絶対向いてないw

 まぁ、要するにジャンルとか気にしても意味ないのかな、とは思います。土台から否定するような結論になっちゃいましたけど。
 ただ、ジャンルの中における位置づけを気にするような作品、作家が存在するのは確かだと思います。分かりやすい例だと、ヒップホップというジャンルはそういう傾向が強いんじゃないですかね。
 あと、『ゆらぎ荘』のトコで書いた「意外とおもしろい」とも通じる。この「意外と」の部分はジャンルに対する偏見を含みますよね。お色気マンガなのに意外と女性キャラの描き方が誠実だ……とか本当に『ゆらぎ荘』の魅力だと思います。

 とにかく、一部の例外を除けば、ジャンルがどうこう深く気にしても仕方ないんじゃないですかね、という話でした。
 稀にジャンルとの付き合い方を踏まえた作品はあるし、ジャンルありきの受け取り方をするのが適切な場合はあります。

 結論としましては、今日観た『三度目の殺人』は最高(日記っぽい終わり)。

三度目の殺人【映画ノベライズ】 (宝島社文庫)

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