北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』452話の感想


 ジャンプとマガジンの休みの週が交互に来てくれると嬉しいです。

#452

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はアリア。柔道部ブースト期間だと思ってたけど違った。特に本編に即したものでもない感じだし、通常運転に戻ったのかな。

 星恍女学院にカチコミ。由緒あるお嬢様校だそうです。桜才も結構そういうイメージありますけど、それ以上にってことなんでしょうね。
 んで、いきなり星恍柔道部のみなさんが登場。3人。本編で試合が描かれたのも3人なので、ひょっとして試合が3人制だったのかしら。柔道詳しくないので団体戦のルールが分からないんですが、漠然と5人なイメージが強いです。
 そんな相手チーム。センターってのはあるけど、あの人が一番の実力者とは思わなかったです。一番おっとりしそうな子が実は‥‥ってバトル漫画的でちょっと熱いですね。
 ボケは畑さん、それに会長が絡む(絡まれる)。柔道部の面々はもうスイッチ入ってるのでボケを入れる余地がないってことなのかな。試合に向けての緊張感をあおる‥‥とそこまで大げさなもんではないけど。

 畑さんが天才柔道少女に気づく。ここでスズが「頭脳なら私も負けてませんけどね」と突っかかるのが不思議というか、オチに向けての都合があるのかなと思ってたんですが、後のムツミのネタを読んで納得しましたw いや、スズがムツミほど乙女ちっくなことに一喜一憂するかは怪しいんですけども。
 前段では強敵の紹介をしつつ、後段ではアリアが安定したオチに向かう。アリアがいればどっからでも大丈夫、みたいな信頼のようなものを感じますw

 初戦。トッキーが出るも負ける。開始1コマで結果が出てアッサリしてんなー、と思ったら驚愕のオチでした。本作の歴史の中でボケない4コマってのはそこまで珍しくないですけど、ここまでエモーショナルなのは珍しいでしょう。
 柔道に対して冷めた態度が多かったトッキーがまさかの。成長を感じますね。まさかここまで大きなドラマが語られるとは。それに気づいたコトミの反応も素晴らしいですね。思いやり、友情を感じます。柔道部のマネージャーとしての気配りでもありますが、それ以上にトッキーとの関係性あっての反応でしょう。コトミの行動でこんな感動させられるとは‥‥(若干失礼)。

 第2戦‥‥とは明言されてない。ひょっとしたら第4戦。チリ。ムツミとトッキーの実力は均衡しつつ少しムツミの上、というイメージがあったので、トッキーが負けたらチリも負ける‥‥と思いきやですよ。ここは柔道部初期メンの意地という感じでしょうか。もちろん相手の実力とか、相手との相性とかもあるんでしょうが、柔道部としての2年間(作中で)の経験、成長が現れたんでしょうね。
 そして、オチはコトミ。ボケる相手、ボケるシチュエーションは選んでるんだな‥‥と感動してしまいますw まぁ、これはボケるというよりは、コトミの好きな展開が来てテンション上がってるんでしょうけど。

 大将戦。当然ムツミ。2戦連続で1コマ目で結果が出たので、1コマ目で「始め!!」だと盛り上がりますね。緊張感が少なからず生まれてると思う。
 コトミが希望するパワーアップイベントはなかったけど、やる気充分で押せ押せなムツミ。ここでの2コマ目は本作史に残る迫力のバトルシーンだと思います。貴重だ‥‥
 んで、ムツミのやる気の正体でオチ。会長が理解できない感じでしたことを考えると、ちゃんとそれを把握してる畑さんがスゴイ。あの人ああいうの好きだから、というのを分かってるw
 そんなオチ。これはムツミの代表作的なネタ「津田ムツミ」を踏まえてるとしか思えませんね。アニメのオープニングにも使われてたっけ。アレの続編とも言えるネタ。柔道部、ムツミの大一番であのネタを再利用してくるとはなー、と膝を打ちました。めちゃくちゃ凝ってる。
 そんな相手、ハナヨさん。まさかの初登場でフルネーム開示でしたw まぁ、ネタの性質上、仕方なかったんでしょうね。もしくは作者的に「後から考えるのめんどくさいから」となった可能性もある。
 てか、ムツミの「とりゃー」がめっちゃくちゃ可愛い。

 ラストページに入ると、決着。「ここでは描ききれないほどのすごい試合」があったらしいw コマから思いっきりはみ出してて「ここでは描ききれない」感スゴイ。
 ということで勝ち。大金星で結構事件とも言えるくらいビッグニュースな気もするんですが、本作は割と大舞台でもアッサリ勝ってるのでその流れもあると思います。クイズもそうだし、ボアもそう。別にそういう部分で勝負する作品じゃないし‥‥という感じなんじゃないかしら。
 オチはムツミの体重オチ。大食いなのに、と部員たちから嫉妬されてて笑った。柔道は体重別だから体重は部員みんな知ってると思うんですけど、大食いキャラなことを考えると別にアリかなと。まぁ、そこまで細かいこと考える作品ではないってのもある。部長に対して「ケッ」というリアクションをするのが柔道部の初期メン2人ってのが良いですね。海辺さん(orナナコ)の感情がここまで現れてるのも珍しいw
 てか、3コマ目。アニオリの小さい子。髪結んでる子の背中、「鈴」という字が見えますね。「鈴○」という名前だったのか。木とか村とか。

 ラスト。ハナヨちゃんとムツミががっちりと再戦の約束。テレビとかにチヤホヤされても良い子っぽいですね。ムツミとの友情が眩しすぎる。名前が付いたので再登場とかも期待しちゃうんですが、あまりに健全な2人の美しい友情なのでボケる余地があるのか不安になりますw いや、まだ彼女が下ネタを好む可能性もあるんですけど。
 んで、そんな2人にタカ兄がひょんな形で絡んでオチ。あの白熱の戦いはタカ兄を巡る戦いだった、みたいな誤解が生まれてて笑った。その場合、ムツミは今回以上に燃えると思うのでやっぱり勝つと思う。いや、ヘンに意識しちゃってダメになる可能性もあるかもw


 ということで終わり。注目はやはりトッキーのネタだったのではないでしょうか。ひょっとしたら作者的にも思い切った決断だったのかもしれません。
 個人的にはムツミの「とりゃー」が可愛すぎるのでベストショットはそこです。ギャグ的にもムツミのが良かったかな。背中のゼッケンというのをうまいこと利用したネタだったと思います。カメラの位置とかも気を使うネタですよね。

 ということで、次回は「旅館1泊編」だそうです。柱で明言されてる。こんなに柔道部フィーチャーが続くとは思ってませんでしたよ。嬉しい。ハナヨちゃんも出たらいいなー、とか思うんですが、そうなるとキャラが増えすぎて難しいのかもしれない。
 てか、それやったら年越しになるのか。来年はあの挨拶がされるのか注目ですねw

シン・君の名は

 名前の話。いわゆるハンドルネーム。

 その昔、某snsが流行ってる頃。友人と飲んでる時に、○○も始めろよー、と言われその場で作ったアカウント名が「北区の帰宅部」。その頃、友達間で、北区は23区の中で不遇の区、みたいな話をよくしてたのでその流れで。ワタシに帰宅部気質があるのも間違いないので、悪くないと思ってた。

 その後もこの名前は使い続け、そのsnsは離れ、ツイッター、そしてブログを始める時にも採用した。愛着もそうだけど、新しい名前を考えるのが苦手だからです。
 そんなこんなで長いこと使ってると、あんま良くない名前だったな……と思うことも多いです。

 まず、オリジナリティーがない。大問題。北区民なら小中学生に必ず思いつくダジャレだと思います。帰宅部って北区部だと思ってたわーwって大発見みたくはしゃいでた人も多いと思います。

 変換がしづらいことがある。そんなに打ち込むことないけど、たまにやろうとすると「北区の北区部」になる。まぁ、そりゃそうだよな……全部こちらが悪い。

 呼称が分かりにくい。今回の本題。人の名前っぽくない語呂なので使いにくい。呼びかけにくい。
 困ったことにブログの名前をコレにしちゃったから余計にややこしい。ここはマジで反省してる。直すのもめんどいけど。

 ツイッターとかブログのコメ欄における長年の経験で大体4パターンに別れます。

 まぁそうだ、という4択。それぞれに「さん」を付けると申し訳程度に人の名前っぽくなる。

 北区さん。
 体感では最多。まぁ、頭の方を切り取るんだから自然ですね。そりゃそうだ感。
 ただ、問題点としては行政区の方の「北区」に申し訳ない気持ちが少しあるんですよw まったく関係ないのは明白だし、具体的な迷惑が生じるとも考えにくいのは分かってるんですけどね。何となく。
 ついでにいうと、全国に「北区」という行政区は12もある。今ウィキペで調べてみたらビビった。さらには世界展開もしてるので笑った。

 帰宅部さん。
 こちらも多い。最多でもおかしくない。特に問題がないようにも思うんですが、帰宅部を名乗る人は他にも多いんですよ。ネット上の各所にいます。ハンドルネームじゃなくても帰宅部ネタみたいなものも多いです。なので若干ややこしいことがある。そんなに帰宅部アイデンティティーを見出さなくても……(人のこと言えない)
 ここからの亜種で「帰宅さん」というのもあります。ものすごく珍しいけど。語呂的にキタクサンてちょうどいいって感じだったのかな。

 北区の帰宅部さん。
 これを使う人は多分、なんて呼べばいいか分かんねぇ……という感じだと思います。大変申し訳ない。勝手な名前でかまいません。まぁ、機械的にフルで使ってる、コピペしてるって場合もあるのかな。
 この呼び方になるとブログ名と人名の区別が付きにくいという問題にもぶつかることも多いです。……って全部ワタシのせいなんですけどw

 キタクさん。
 以前、この呼び方問題に気づいた時に、ブログ名が「北区の帰宅部」、筆者は「キタク」と明確に区分しようと考えたこともあったりします。ただ、その時点で結構な年月が経過してるので思い切ることが出来ず、中途半端なままです。
 ちなみにこの「キタク」も探せばハンドルネームとして使ってる人いるので、キタクにすれば全部解決!!とはなりません。だから中途半端なままです。
 個人的にはこの「キタク」が人の名前としては一番しっくり来る、というのはありました。なぜかというと、「北区の帰宅部」という名前を使うようになって以来、ゲームで付ける名前がほぼ全て「キタク」なんですね。男女関係なく使えるので便利です。
 そんなワケで、呼びかけられる機会が一番多いです。『ドラクエ11』ではカミュに死ぬほど「キタク!グロッタの南で何か光ったぞ!行ってみようぜ!!」「キタク……もし行くアテがないならグロッタ南に……」と言われ続けました。軽くノイローゼ。あのゲーム大好きだけど、カミュだけは人間という感覚が薄い。村人Aばりに定型文を連発してるイメージ。
 NPCに限らず、オンライン対応のゲームとかでもキタクですので、人に呼ばれる機会も少なくありませんでした。今はまったく会話することありませんけど。
 そんなワケで「キタク」が一番しっくりくるというか、お気に入りでした。過去形。


 まさかの人から「帰宅部」きた!!
 漫画オールタイムベストの作者降臨であります。まさかこんな日が来るとは……

 ということで終わり。結局最後の件が書きたかっただけです。
 一応説明しとくと、『サイボーグクロちゃん』がpixivコミックというサイト(?)で毎週1話ずつ無料公開されてるので、それに合わせて全話感想マラソンやっていたんですが、それが見事「作者巡回済み」になった次第。



 というリツイート、ツイートに続くのが先ほどのツイート。やったぜ。帰宅部で良かった。ワイは帰宅部や。

爆発的 feat. サイプレス上野 & HUNGER (GAGLE)

爆発的 feat. サイプレス上野 & HUNGER (GAGLE)

週刊少年ジャンプ2018年02・03号の感想


 アンケート募集編。
 1年この企画やってきたけど、かなり好きな方の質問の続編。第1回は吾峠優勝です。どうせ入れたらまた勝つからハブりました……って冗談で書いてるんだけど、信じる人いそうで怖いから注意書きします。本気でハブるんだったらミウラ老師は残すよ。
 ということで、今回のメンツ。目次コメント普段読んでない人のために軽く説明をしますけど、普段読まない人は多分投票しないかw
 川田、筒井は子供ネタの猛者です。娘かわいいなぁ、というオッサンのコメントを見て、オッサンかわいいなぁ、となる。それが正しいジャンプ読者の姿勢だと思います。
 田畠、これは嫁。以前横田がネタにしてたけど、とにかく嫁の話が多い。カァーッ!ノロケデスカコノヤロウ!!という感じですね。素晴らしいと思います。
 最後に長谷川。ギャグ作家は基本的にサービス精神旺盛でみんな面白いんですけど、最近は長年連れ添った担当との別れネタみたいなのが多くてキャラが立ってる、と判断しました。ぶっちゃけ4択目は誰にするか悩んだ。コメント内の分かりやすいキャラ、というのを優先して長谷川先生にしました。
 個人的な意見としてはミウラ優勝……じゃなくて、この中だとねぇ、川田かなぁ。いやしかし、田畠も年期入ってて良いんですよねぇ。悩ましい。川田はこないだ「子供の話題は自重します」と言ってたので、そういう意味では今後も安定が期待できる筒井も強い。担当とのBL妄想が捗る長谷川ももちろん好きです。
 あと、長谷川は目次コメント以外の部分でもキャラが立ってるので強いのかも……という懸念はあります。まぁ、どっちでもいいです。
 第3回は多分ないです。そろそろワタシのお気に入りが尽きます。やったとしても、前に出てきた人の再起用。ミウラ老師でリベンジやで!!という気もするけど、吾峠入れると優勝しちゃう問題が最近マジで考えるようになってきましてね。
 正直なところ、ミウラも吾峠も最近は落ち着いてきた印象はあります。以前のような「可愛すぎかよ!!」という感じは薄まったかな、と。逆に言うと、板に付いてきた熟練度は出てきたと思いますw

 はい、合併号ですよ。なので来週はお休み。

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『生徒会役員共』451話の感想


 年末年始で『生徒会』読めない週が増えるので心の準備しておきます。

#451

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はトッキー。柔道部の長編(前後編?)が始まるからですね。本編でのトッキーの出番は少ない。ムツミは着ぐるみ回でやったから、次回はひょっとして柔道部集合パターン再び? あれ大好きだから期待しちゃいますけど、同じこと繰り返すかは少し疑問です。畑さんみたいなウルトラCあっても驚かない。中里さんとかでもいいなー。

 ということで、柔道部の遠征。相手は聖恍女学院。漢字がややこしいです。誤字説も個人的にはあったけど、その線はなさそうですね。カルナミサキの学校とは別なんでしょう。
 そんな相手校の下調べをしていたコトミ。おおっ、ちゃんとマネージャーしてる。スパイっぽくて乗り気だったのかしら、とか失礼なこと考えてしまった。
 柔道部だけど、生徒会+畑さんも同行。生徒だけで見れば部員と部外者が同数‥‥多分柔道部5人しかいないので。
 畑さんが「取材するぞー」ってやる気なさげに言ってるけど、違和感ある存在ってのを自覚してるからなんですかね。生徒会に比べれば自然な存在だとは思いますが。

 深夜バスあるあるって程ではないけど、席のリクライニング問題。ワタシは問答無用で倒す派です。ただ、なるべくゆっくり倒す。相手が「気づいたらこんなに倒れてる‥‥!」ってなるのが理想。
 そんな倒す宣言で会長がオチ。間違ってないし、会長の一見可愛くも見える体勢がよりソレっぽくなってるので笑った。会長の場合だと、偶然ではなく意図的なボケ、さらには疑似体験みたいなことまで考えてたりして。相手の顔見つめながらリクライニング押し倒したら割とドキドキすると思う。ゆっくりですけどねw

 会長から夜食の差し入れ。柔道部で食べ物の話といったらムツミの大食いネタだー!!と思ったらそれが囮。ムツミはムツミでも乗り物酔いの方でした。どこまで計算されたものかは分かりませんが、してやられた感あって楽しい。
 ムツミの異変に気づくのがトッキーってのが良いよね。「今にも吐きそう!」ではなく、その事前段階の変化に気づく繊細さ。よほど観察力があるのか、前もって心配してたか、ですね。後者がいいなぁ。

 そんなムツミ。隣のスズから車酔いの対処法を教わる。
 ムツミの隣チリじゃなくてスズなのか!と少し意外でしたが、これの発端多分タカ兄の席なんだと思います。深夜バスで就寝があるから女性と隣には出来ない。出来てもコトミ‥‥ただコトミの隣はトッキー。そう考えると、生徒会で隣同士にはなるのはシノアリで決まり、余ったスズは同じクラスで一番馴染みのあるムツミの隣‥‥ってことなんじゃないかな。柔道部は生徒会に応援に来てもらってる立場でもあるので部長がその隣に行くってのも分かる。
 席の影響、そしてツッコミキャラが多いせいもあって今週のタカ兄、ツッコミの仕事が少ないです。ツッコミらしいツッコミは1つもなく、2本目に「えっ」とリアクションしてるだけです。コトミの世話も必要ないし、いつも以上に平穏な時間が流れているんだと思いますw
 乗り物酔い対策、スズ以外にシノアリの2人が豆知識を追撃して、ムツミが実践したらオチ。
ムツミなのに下ネタ(というかエロ?)になってて笑いました。そしてサービスショットが過ぎるので嬉しい。前から思ってるし、定期的に書いてるけど、ムツミは本作におけるお色気要員だと思う。間違いない。他のキャラがやってもボケになっちゃう。
 バスだからこの状況にタカ兄は関与しない、という平和さも今回の特徴なのではないか。相手がスズだからこそ「何コレ」という引いたツッコミ。どうでもいい感じがとても良い。

 大門先生の出番。道下先生ともに下の名前は明らかにならないけど、まさかの息子の名前が解禁。トシローくん。登場もしてないのに名前だけ、という超貴重なパターン。先に下の名前が明らかになったアスカちゃんをさらに越えていく。
 そんな大門先生が道下先生に誤解される。これは笑った。怒ってる道下先生も見てみたいw
 勘違いネタとして秀逸だと思うんですけど、ここで優しいのはアリアが「津田君」と言ってるのも伝わってる点ですよね。あくまでも生徒同士がハメてると勘違いされてる。大門先生の浮気ではない。ハメたと誤解はされるけど、本人ではない。ここらへんのバランスが良い。
 あと、超細かい部分として、2本目の2コマ目、タカカフスが外れてるのが確認できます。伏線だw

 中里さんとコトミ。なかなかレアな組み合わせ。海辺さんは出てくるけど喋らない。青葉さんとの共演が待たれるけど無理だろうな。
 就寝時にコトミがマネージャーらしく睡眠グッズを配って回る。「なんで鼻栓?」というのがオチだけど、ムツミがゲロってしまった場合は割とマジで必要だったかもしれない。そこまで考えてたらコトミは有能。最後の最後にツッコミの中里さんが「たぶん」となったのはそういうことなんでしょうね。中里さんならそこまで気が回るイメージある。この中でムツミのこと一番知ってるだろうし。

 夜になると暗躍する畑さん。わざわざ遠征に同行した目的はココだったんでしょうねw 真っ先に向かったのがシノアリの席なので第一の目的はやっぱ会長だったのかも。まぁ、これは席の関係もあるから何とも言えんか。
 夜行バスであろうと睡眠の質にこだわるシノアリに畑さんが敗北。ボケではないからツッコミとは違うんだろうけど、畑さんがそっちに回るのはかなり珍しいですねw
 てか、この直前のコトミが睡眠グッズ配るネタがしっかり本作へのフリになってるのが見事ですよね。睡眠グッズは本人のためのものだから他人からどう見られようと構わない、というのが畑さんにとってだけ不都合。


 ということで終わり。今週も良かった。特に終盤はどれも週ベスト級のクオリティーがバンバン連発するようで、面白すぎない?大丈夫?と不安になるレベルでした。まぁ、もうすぐ合併号の関係で余裕ができるから大丈夫なんだろうけど(関係ない)。
 ということで、今週のベストは、ギャグとしては大門先生か畑さん。うーん、畑さんかな。んで、ベストショットはやはり酔っちゃったムツミです。色っぽすぎる。サービスショットであり「そんなワケない」という違和感もどこか感じられて最高ですね。

週刊少年ジャンプ2018年01号の感想


 アンケート結果。
 今回も票数多い。ひょっとして、質問内容どうこうじゃなくて単にツイートする時間による影響の方が大きいのでは……というイヤな結論が思い浮かびましたw まぁ、多くても少なくてもどっちでもいいので、どっちでもいいです。
 結果。『鬼滅』優勝。接戦ではあるが、2位にしっかり差を付けて優勝。『ONE PIECE』除くジャンプの最強バトル漫画は鬼滅やでぇ!!……と思った方ちょっとお待ちください。
 今回は票の動きが面白いというかクセが強い。まず、最初、『ブラクロ』ブッチギリです。『ヒロアカ』が続いて、その結構下に『鬼滅』、なくはないですレベルに『銀魂』。その後も差は縮まりながらも『ブラクロ』優勢は変わらず、このまま票も増えなくなって終わりかな、と思ったら。バスンともうひと波くる。そっからは『鬼滅』がひたすら伸びる。多分全員『鬼滅』に入れたんじゃないかしら。そんで、最終的にはご覧の通り。
 個人的に感じたのは、『鬼滅』も強いがそれよりも『鬼滅』ファンコミュニティーが強い。先週も書いたけど、この企画いつも『鬼滅』が強いんですけど、それとも通じますね。
 『鬼滅』のバトルが悪いとは言いません。特に最近良くなってきたとは思う。ただ、『ヒロアカ』『ブラクロ』に勝るほどか、というと意外な結果です。ぶっちゃけ。まぁ、『銀魂』が最強ですけどね。
 こっから若干グチグチしますけど、あそこまでの追い上げを目の当たりにするとですね、ふとですね、「質問文が何だろうとあの子優勝してたんじゃあ……」という考えがよぎってしまいましてね。これはイカン。この企画1年経ったけど、ついに根底から崩壊する危機(=やる気が失せる)の予感がする。前も書いたけど、この手の質問に対する答えが単なる作品の人気投票になる現象ってのは確かにあるし、そもそもオレも超やるんだけど、質問側に立つとなかなか複雑な気持ちもある。
 まぁ、今回の質問の裏テーマは『銀魂』のバトル大好き!!ですので、よく考えたらそれ以外はどうなっても構わないという話ではあります。そこを強調できれば本望だし、「なんでコレ入ってんのw」という人の中に「言われてみれば」となる人が数人でもいたらワタシの勝ちです。
 そんなこんなで8%なんですけど、君たちウチのブログ読んでて面白いのかね……という心配は出てきますw まぁ、読んでない人もいるってことを考えるとそこまで変な数字ではないか。
 今後、『HUNTER×HUNTER』『ワールドトリガー』が同時掲載される惑星直列が起こったら同じ質問を再びやるかもしれません。そん時は『鬼滅』ハブだからw(ウソですそもそも入れる枠の余裕がない)

 とりあえず、少し対策を打ちながら続けてみます。様子見。「こういう質問は面白くない」「良くない」みたいなセルフ縛りみたいなのが増えてきたなぁ。意外と考えるの大変……は言い過ぎだけど、そこそこ気使うのよ。
 今回は「まぁマイオナみたいなもんだからw」というヘラヘラした紹介をした『銀魂』がビリを取ることで割とみんな平和、みたいな部分は成功したと思います。1年間の経験が生きてる!!(オオゲサダヨー)

 はい、1号いきます。ジャンプ2018年突入です。2018……だと……?(tite kubo復活発表記念)

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『生徒会役員共』450話の感想


 ジャンプの次に『生徒会』感想書かないとリズムが崩れる、と気づきました。

#450

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は小山先生。やったー。常識人特有の色気があるぜー!!(よく考えると意味不明な文章)
 小山リカというフルネームが大々的に出てくるのも珍しいですね。柱の人物紹介も出てきたし。しかし、あの人物紹介、「常識人(一応)」の意味がよく分からないんだけど、どういうことなのかしら。下ネタにツッコめる=ついていける時点で少しおかしいってこと‥‥なのかな。

 1話丸ごと小山先生特集なんですが、開幕は横島先生。小山フィーバーになるための前提として、横島先生が出張。ぶっちゃけ生徒会顧問としての仕事ってないに等しいイメージ(失礼)だから誰に代役任せてもよかったんだと思う。まぁ、どこまで正式な代役なのか謎ですけどね。むしろ正式じゃない方が「必要ないけどわざわざ小山先生に頼んだ」という2人の関係性萌えとしてはオイシイ気がします。
 オチは横島先生が下ネタを言う理由がついに発覚‥‥と思ったらそれすら下ネタだったので笑った。自分で言って喜んでる横島先生、というのもひっくるめてオヤジギャグ感あると思うの。
 てか、横島先生は小山先生にも下ネタ言ってほしい、みたいな妄想をすると少しオイシイかもしれない。

 小山先生の顧問代理スタート。「飛行機はじめてで怖いんです」「飛行機乗る時は靴を脱ぐのがマナーだからな忘れんなよ」みたいな誤解が生じてて笑った。横島先生の場合はイタズラとして騙したのか、本気で言ってるのか少し判断に困るのでそこもまたおかしい。
 しかし、オチの花を差し入れする横島先生、すげぇ良いなw いい加減な大人のボケ、という良さが凝縮してる。このボケできる人なかなかいないのですげぇ好き。

 小山先生の生徒会ウォッチング。スズヘッドの変化に気づくタカ兄がイケメンすぎて驚くんだけど、それに対するスズの返しがツンデレすぎて笑った。素直に喜べないもどかしさw
 てか、スズのタカくん大好きっぷりが小山先生に一目で見抜かれてて笑う。もちろん事前の情報もあるんだろうけど、ささやかな外的変化に気づいてその真相にたどり着くという意味では美容院に気づくタカ兄と同レベルの観察力である。毎日ベッタリな関係性でもないのに気づけるのスゴイ。

 タカ兄の質問に答える小山先生。この下ネタの発生する余地が一切ない雰囲気がとても良い。なんなら小山先生エロい、とすら感じる。
 からのスズの豆知識、そして会長の下ネタ的解釈でオチ。平然と受け答えつつ下ネタで返す会長、達人っぽくて好きw
 見抜きを避ける人の「安心!!」で爆笑してしまった。謎のテンションが刺さった。細かいけど、安心する人間が逆になってるのも面白いですね。

 座席で分かる人の心理。流れ的にこの図(知識)はスズが提示したと考えていいのだろうか。だとすると、どう考えても一番オイシイ「親密」を自分が持ってることを知ってて提示したことになるので、スズの勝利宣言感ある。
 本編ではそんなギクシャクが描かれないのが面白いですね。妄想が捗るというか。嬉しいけど悔しい会長が横に座りたがる、とか見てみたいw
 スズとは逆で損な結果になったアリア‥‥と思ったらでオチ。ポジティブさというよりは、アリアとしては至って普通の発想という感じがあって最高ですね。アリアはそのくらいじゃ負けないw
 ラスト、タカ兄がいわゆる「くっ殺せ」的なことになってて笑った。今まで会長は「くっ殺せ」似合うよなーとか思うこと何度かありましたが、タカ兄も全然イケるなw 間違いなく落ちそう、というニュアンスも感じられて素晴らしいと思う。

 ラストページは連結8コマ。最後にきて怒濤の小山先生無双、という印象。小山先生百面相みたいな味わいがある。とにかく小山先生の絵的な充実がスゴイ。
 目玉はなんと言ってもフワーリ。生徒会室の窓を開けると‥‥というのは過去に何度か描かれてるのでご都合ではなく「そういうもんだから」という納得になりつつあるので面白い。とにかく、小山先生のフワーリ。歴代のフワーリの中でも珍しいロングスカートフワーリなので相当良い。前に出島さんがロングスカートはミニスカートの位置までスカートをめくるだけでエロい、みたいな話してましたが、それのフワーリへの応用ですね。ロングスカートの方が見えるようになった面積が大きい。あと、アレはどう考えてもマリリン モンローのヤーツですので、セクシーさ、大人の色気みたいな側面も強調されてる気がしますね。それも小山先生にフィットしてると思います。それと、エロさ以外に「そこまで行くのかー」という感心というか、芸術点みたいなものも生まれてるのではないか。
 しくしく泣く小山先生の後ろ姿も抱きしめたくなるし、デフォルメの顔面アップも珍しい、そしてラストの罵倒もご褒美すぎるので大充実である。てか、あんなこと言われたらタカ兄は喜んじゃうので危険だ(何が)。
 地味に、慌てる会長も可愛い。あれは生徒会の顧問代理が初日で泣かされた、という事態が生徒会としてメンツが立たないみたいな部分もあったんでしょうね。会長だけ小山先生との付き合いが長いのでそういう兼ね合いもあるんだろうけど。


 ということで終わり。ボケではない小山先生フィーチャーがどうなるのかと思ったら、最後の最後に絵的なサービス連発でした。よく考えたら小山先生がツッコミを入れてるネタって代理としての仕事が始まってからは1つもないんですよね。こういう部分も意外性あって面白いですね。ツッコミキャラをフィーチャーするので小山ツッコミ祭り‥‥とはならない。
 今週のお気に入りネタを考えたら今週はどれも傑作だったのでマジで悩んでしまった。まぁ、となるとやはり絵的な充実でラストのネタになるのかな。あのフワーリ、よくよく考えると小山先生がフワーリに対して恥ずかしがるとかのリアクションが一切描かれてないのが良いよね。一線引いてるキャラとしての個性を感じるし、大人の余裕とも言えるかもしれない。

ブログを始めて7年

 11月29日は「言いにくい」の日です。もしくはブログを始めた日。
 毎年言ってるけど、去年書いたら今年も書くけどぶっちゃけ特に書きたいことないです。今年も見事にいつも通りです。

順調に書けたもの

 ジャンプと『生徒会役員共』の感想です。ちゃんと毎週書けた。特に前者はマジで重労働なので「これを7年……?」と我ながらどん引きです。
 後者は1時間もあれば書いて上げるまで全部終わるので楽なんですが、1つ書き忘れた。14巻の感想ですね。タイミングを逃したまま「もう今更書いてもなぁ……」となってしまいました。
 ただ、『劇場版』はしっかり書けたのでよかった。よかったけど、入場者特典もらえなかったので当時のことは思い出したくないですw

書けてないもの

 映画だよチクショウw なんか毎年この話してるから「またそこからですか……」という池上彰状態なんですけどね。

 こないだ『ゲットアウト』の感想書いたんですけど、これ30分くらいで終わったんですよ。こういうサクッとした奴をリハビリ感覚で量産するのが改善への第一歩でしょうか。

 あと、書けてないもの。ケツメイシの記事ですね。今年のツアーに行こうと思ってたんですが、諸事情により行けないことになり、一時期「ケツメイシのこと考えたくない……」状態になってましたw
 おまけにさ、ライブ会場に行けると買える限定版のCDも買えなかったんですよ。それもショックでね……。まぁ、配信という方法に頼れば最初から問題ない話なんですけど、「配信あるけどオレは現場で買うからw」とか思ってただけに余計にショックでしたw
 そんなツアーのDVDも既に出てるんですけどね。まだ書けてないですね。いろいろとマズイ。てか、既に「もう今更書いても」期間に入ってしまってる。どないすれば案件。

 もう1コあった。書けてない記事。ジャンプのメガネ定点観測。前回の記事が去年の9月だったとは……
 これはオレだけが悪いワケではない。面白いメガネがないんですよ。一応出てきたメガネはメモしてあるんですけど、どれも「前に書いたあのパターンやな……」というものばっかりです。どうしたもんかなぁ……と腰を重くしてたら1年以上放置でした。どないすれば。

なんでこれ書いてしまったんや


 もうすぐ12月突入ですけど、1年分のジャンプを復習したくないですw どないすれば……(三度目)

引っ越しました


 ブログ的にこの1年で一番大きいのはコレでしょうか。まぁ、見やすくなったり、見にくくなったり、両方あります。
 今一番感じているのは、過去記事の一覧が見にくいです。どこか見やすくする方法あるのだろうか。

 引っ越し直後に「せっかくだから記事を増やそう」と思い立ったことあります。ただ、映画記事は労力がいるのでとりあえず日記記事を気軽に書こう、とか。そっからブログ書く習慣が強くなっていずれは映画記事も……というもくろみでしたが、結果はお察し。

 ちなみに、この記事のサブタイつけてくフォーマットは引っ越し後に定着した奴ですね。ジャンプ記事に目次をつけようとした時の副産物。


 ということで終わり。とりあえず、次の1年は映画の記事増やしたいです(毎年言ってる)。

 書きそびれたもの、もう1コあった。『ドラクエ11』の感想だ。今年のエンタメの中でも最大級の作品でした。
 やりながら「めっちゃ面白いなーこれ絶対ブログに書くわ」って思ってたんですよ。ネタバレもあるからツイッターで言いにくかったし。
 なので、プレイ中にちょくちょく感想用のメモを取ってたんですよ。全クリしたらそのメモを見ながらブログ書こうって。
 全クリしました。したらさ、見事に『11』ロスに陥りましてw 「やり込み要素もっとくれよ」「配信で追加クエくれ」とかウジウジしてました。総合すると「もう『11』のこと考えたくない……」。そんなこんなで書けず終い。気持ちが落ち着いた頃には「今更書いてもなぁ……」という例のアレ。


gohomeclub.hatenablog.com

週刊少年ジャンプ2017年52号の感想


 アンケート企画募集編。
 ジャンプといえばバトル漫画というイメージありますけど、案外少ないよね。『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』はなんか地位が違うので除外しましたけど、それ以外にたった4本ですよ。『ゴーレムハーツ』を外すのが少し怪しいけど、まぁ『銀魂』がバトル漫画なのか怪しい件もあるので大体4本でいいんじゃないでしょうか。一応『火ノ丸相撲』も格闘技漫画なのでバトル漫画と括ってもいいのかもしれませんが、個人的にスポーツという認識。
 ということで、4択。バトル漫画は少ないけど、残った4本はジャンプの顔たる作品な気がします。面白い現象だと思います。コケるか大当たりかの二極化。
 ぼちぼちウチを読んでる人なら分かると思いますけど、ワタシは『銀魂』派です。まぁ、マイオナとか思われるんだろうなぁというのは分かりますけど……けど『銀魂』だなぁw
 それ以外だと『ブラクロ』ですかね。ただ、『ヒロアカ』のオバホ編は大ハマリしたので少し悩ましいところ。ただ、最後の最後のオバホ戦が思いの外ハマらなかったのでやっぱ『ブラクロ』かな。
 アンケート企画やって確信しかけてることですけど、『鬼滅』がアホみたいに強い。たまたま『鬼滅』に有利な質問が続いたってのもありますけどね。今回も強いのかなぁと思いつつ、このテーマでこの並びだったらどうなんだろうと少し楽しみです。

 宣伝。ジャンプ連載作のランキング記事作ったんでお暇なら。ベスト16。勢いで女性キャラベスト10も作った。その場のノリでやった割にはボチボチきれいに収まった気がする。
 ただ、アネゴレオン入れるの忘れたので落ち込んでます。

 ということで、ジャンプ52号。ジャンプの2017年度が終わるとか笑えますわ。死にたい。

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『生徒会役員共』449話の感想


 我が家のネット回線が絶賛死滅中です。

#449

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はウオミー。暖かそうな格好してる女性は良いな、と感じさせるのに充分だと思います。冬になる度に「冬服のが良いよね」って思うけど、夏になると「露出がまぶしい」とか思うので、なんでこんなにバカなんだろうと落ち込みます。

 1本目は会長の独り舞台。セリフも最小限でありながら本作らしい下ネタはしっかりある。『生徒会役員共』という作品の魅力が高純度でまとめられてる感じ。すげぇ好き。
 あと、個人的な加点としては、犬の抱き枕がめちゃくちゃ可愛い。アヘ顔じゃなくて寝顔になってるのも大きいんだろうけど、ストレートにめちゃくちゃ可愛い。それを抱いて寝る会長も可愛いし、オチでの会長の「ひゃー」顔も可愛い。ただの寝顔だと思ってた犬の顔が4コマ目ではちょっと違うようにも見える感じも素晴らしい。割とマジで本作の歴史の中でもかなりのレベルに位置する作品なのではないか……みたいな大げさなことすら考えてしまうくらいに好き。
 どうでもいいけど、会長の家の外観が結構ガッツリと見えるので貴重。

 タカ兄の「女のへのプレゼントって何がいいですかね?」で始まる2本目。これも4コマがガチガチに起承転結にハマる見事な作品だと思う。発端であるタカ兄の発言、それを受ける生徒会3人娘、いつも通りに受け答えるアリアと背景で動揺しまくる2人、いつも通り下ネタをぶっ込むアリアとツッコミ(そして真相に安堵する2人)、という4コマの構成が見事すぎるのですよ。やはり本作は4コマ漫画としてすごいレベルに到達してる気がする。
 特徴的なのはやはり、3、4コマ目における背景でセリフなくわちゃわちゃしてる会長とスズですよね。如実に動揺する姿も可愛いんですが、「仲良すぎだろw」という2人のシンクロぶりも最高です。2人の耳にはアリアの下ネタがまったく入ってない感じも面白いですね。女の子へのプレゼントで頭がいっぱいになってる感。

 「なぜかチャラ語にハマるネネ」。ナレーションでもネネ呼びだったっけ?とかどうでもいいことが気になったりして。今週の大きなトピックとして「下の名前」がありますが、下の名前がここまで定着したキャラというサンプルとして貴重ですね、ネネ。チリもそうだけど。
 チャラ語とありますが、大事なのは逆さま言葉。ザギンでシースーとかの奴ですね。そこからしっかりと下ネタに落ちていく安心感が素晴らしいと思います。「そう来たか!」と膝を打つ感じがとても心地いい。言われてみれば納得しかないオチですよね。すべてはこのオチに向けて3コマ費やされてた感。
 背景リアクション役として柳本くんが起用されてるのも特徴ですかね。この2年組の日常、という感じものすごく好きです。

 英稜ネタが2本続く。まずは高校入ってから成長したせいで服のサイズがあわない話。
 まず、冒頭2コマぶち抜きの広瀬さんのショットが素晴らしすぎますね。高身長が強調されてるのもそうだし、短くなったスカートとそれを気にしてない広瀬さんのサバサバした感じ(男らしさ)が最高と言わざるを得ないでしょうよ。広瀬さんは唯一無二の個性、魅力を放ってるよなぁ、としみじみと感じてしまいます。
 からのオチは安定のウオミー。縦に成長した広瀬さんと対照的に横に成長した森さん、というオチが見事です。見事なんですが、それよりもウオミーの「のぞみん」という呼び方が気になりすぎてしまっている件。マジか。「森ちん」は卒業か。下の名前が用意された、もしくは発表されてしばらく経ちますけど、ついに本編の中に出てきた。まぁ、桜才との絡みの時には今後も「森ちん」が継続する可能性は一応ありますけどね。とはいえ、森ノゾミか。今まで「慣れないけどどうせ本編には出てこないから慣れないままでいっかw」とか思ってたんですが、そうも行かなそうですね。まぁ、この調子で当たり前に使われてると自然と慣れていくんでしょうけど。

 再び広瀬さん。驚くことに‥‥というのも変だけど広瀬さん単独のネタ。広瀬さんのクラスメイ子が出てくるけど、あくまでもモブですね。しかし、身長差スゴイですねw
 そんな2コマ目の身長差描写はあるんですが、それだけにとどまらず、直前のネタで広瀬さんの高身長という個性を踏まえた話をやってるのが丁寧ですね。とにかく広瀬さんは背が高い、というのを徹底的に印象づけてからの広瀬さん単独ネタ。ボケキャラとしての印象はまだまだ弱い広瀬さんだけど、そんなことは一切気にならない構成になってますね。

 ナオちゃんヨシくんとカエデちゃん。のどの調子が悪いヨシくんに対して優しく接するカエデちゃんに精神的な成長を感じますね。まぁ、のどアメを渡す相手があくまでもナオちゃん、というのが細かい描写としてうまいんですがw(男はやっぱり苦手)
 そんなヨシくんのためののどアメがナオちゃんに渡される、というカエデちゃん特有のねじれ現象を踏まえてナオちゃんがオチ。これまた素晴らしいですね。カエデちゃんがナオちゃんにアメを渡したのは必然だし、それに対してナオちゃんがよからぬ誤解をする、というのも納得ですよね。避けようがなかった悲劇w
 カエデちゃんとナオちゃんはそこそこ仲良くなっていて、それはカエデちゃんの成長なんだけど、ナオちゃんはナオちゃんでボケキャラとして成長を重ねていて……という変化が感じられますね。ナオちゃんはすっかり下ネタキャラの中でもかなりの強キャラになってる気がしますw

 ラストはウオミー。ウオミーにハグされて「ひゃー」となってる会長が可愛い。今週は会長の「ひゃー」が二度も見れてお得である。
 スキンシップが激しいウオミーだけど、最近はタカくんへのスキンシップは控えめ。その理由でオチ。会長とスズが「あわわわ」言ってるのがめっちゃ可愛い。2本目のプレゼントの話もそうだけど、こういうチョロいというか、素直すぎて感情モロ出しな感じ可愛いですよね。
 そんなウオミーの発言なんですけど、ウオミーの場合はどこまで本音なのか少し考えてしまいますね。動揺するシノっちが見たいから、ってのも全然納得できてしまうし。こう言えばタカくんが意識してくれるんじゃ、みたいなパターンも全然あり得ると思いますし。何にせよ、他人のペースを乱すのウオミーの個性であり強さですね。


 ということで終わり。多分ワタシの精神的なコンディションによるところが大きいんでしょうけど、「4コマって良いよね‥‥」としみじみと感じました。シンプルな4コマの中にものすごくキレイな展開がはめ込まれてる感じがもう芸術品のようです。
 『生徒会』ファンとして衝撃だったのは断トツでウオミーの「のぞみん」呼びのネタだったと思います。広瀬さんのぶち抜き2コマの絵的な魅力もあって、マジ大好きなんですけど、今週は最初の会長の「朝チュン」が個人的には大ハマリでしたね。めちゃくちゃ面白かった‥‥

週刊少年ジャンプ連載作の私的ランキング(2017年11月末版)

 11月でジャンプの2017年度が終わるということで書きました……というのはウソです。
 我が家のネット回線が絶賛死亡中で『ドラクエ10』が出来ないのです。ムシャクシャして書いた。
 2017年の総括記事を書くのが億劫すぎるのでお茶を濁す機能もあったりします。


 最近書いたランキング関連の記事。変わったり変わらなかったりです。ただ、『左門くん』『磯兵衛』がなくなったのはデカイですね。

 ルール。『HUNTER×HUNTER』はナシ。『ワールドトリガー』もナシ。このムシャクシャして書いたけど、冨樫が帰ってくる前に書いたのはタイミング良かったと思う。アレちょっと扱いに困る。そして、『ワールドトリガー』はそろそろマジでやばいですね。根強い人気は未だにあると思いますが、浅い人気がやばいと思います。
 逆に、『BORUTO』はアリです。
 そして、全21本の中で、ベスト16を決めます。前回の時は最下位周辺を当時の新連載で固められたけど今回はそれが出来ません。そうすると角が立つのでぼかします。キリよく最後の5本をぼかします。まぁ、ネタバレすると17位は『勉強』です(じゃあ入れろよ)。

  1. ゆらぎ荘の幽奈さん
  2. ハイキュー!!
  3. 火ノ丸相撲
  4. ブラッククローバー
  5. 『フルドライブ』
  6. 僕のヒーローアカデミア
  7. ONE PIECE
  8. 銀魂
  9. 『ROBOT×LASERBEAM』
  10. 『トマトイプーのリコピン
  11. 約束のネバーランド
  12. 食戟のソーマ
  13. BORUTO
  14. 鬼滅の刃
  15. 青春兵器ナンバーワン
  16. 『ゴーレムハーツ』

 1位『ゆらぎ』2位『ハイキュー』3位『相撲』。
 プロ編入って『相撲』ヤバくね??と思ってるので前回よりも上げようと決意したんですが、上げようがなかったw トップ2はそういうことです。個人的に偏愛してる作家が帰ってきたらまぁ相手になる可能性はあるかもしれない……とかそういうレベル。

 4位『ブラッククローバー』。
 ベジータに感化されました。いやその前から、みんな『ブロクロ』のことナメてるだろ、みたいな印象はあったんですけどね。それでもワタシの評価が低かった……という反省の現れです。
 最近の『ブラクロ』めっちゃ面白い……という感じは正直ありません。当たり前に面白い、というレベルがめっちゃ高い。
 ちなみに、このトップ4は作者の目次コメントもめちゃくちゃ好きです。

 5位『フルドライブ』。
 ちょっと高くしすぎたかな……とビビりつつ、期待とか応援とかそういう気持ちも込みで。トップ4ほど「これだけは外せない!」という作品もなかったのでココらへんで。
 キャラは魅力的ですし、語り口も非常に好みです。「この作者ならもう何やってもボチボチ面白いんじゃない?」という信頼が早くも生まれつつあります。

 6位『ヒロアカ』。
 ミリオの「ファントムメナス」以降、オバホ編がめちゃくちゃ面白かったです。それと、前回のランキングがいくらなんでも低すぎたという反省。

 7位『ONE PIECE』。
 この企画でいつも困るのが本作の位置。ジャンプを読む前から読んでた作品だからコレだけ認識が少し違うんですよね。まぁ、とりあえず今回は『ONE PIECE』を低くしてみよう、というコンセプトもありました。『ONE PIECE』が高いとランキングがつまらないかな、という気がした。

 8位『銀魂』。
 『ブラクロ』と同じで、『銀魂』ナメんなよ、みたいな気持ちがあります。ちょっと低くなっちゃったけど、上が詰まってるんだよなぁ。
 個人的にはこのまま終わりそうで終わらない最終章バトルを延々と続けてくれても全然嬉しいです。バトルと屁理屈は現連載陣でもトップレベルだと思いますね。

 9位『ROBOT×LASERBEAM』。
 これももうちょっと上にしたかったんだけど、ランキングは難しいなぁ。
 『火ノ丸相撲』に続いてプロ編に入ったワケですけど、個人的に最大の収穫は、再びメガネをかけるようになったことですね。

 10位『トマトイプーのリコピン』。
 新連載でこんだけ高いって凄いことなんですよって言いたいんだけど、伝わりにくいよなぁw
 もちろん本作単独で面白いってのはあるんですが、「今のジャンプにはこういうギャグ作品が足りなかった!!」という気持ちも大きいです。そこらへんは初回感想に書いたと思う。

 11位『約束のネバーランド』。
 前回のランキングの反省点に『約束』過小評価があるんですけど、今回も反省です。トップ10から漏れるってのは我ながら違和感です。ただ、他に落とす作品が思いつかんのですよ。
 脱獄後もフツーに面白いし、『約束』っぽいなーという話が続いてるので個人的には何の不満もないです。『HUNTER×HUNTER』の連載が再開しても味わうことの出来ないゴンの狂気を感じられるのも本作の魅力ですねw

 12位『食戟』13位『BORUTO』14位『鬼滅』15位『青春』。
 もう言うことが同じになっちゃうからまとめますけど、ここまで低くするつもりはなかったんだよ……という感じです。まぁ、そんな中の順序は割と納得いってます。1話完結の『青春』は続きモノに比べると評価がブレがちなので少し揺れますけどね。

 16位『ゴーレムハーツ』。
 ベスト15にすればキリよかったけど、「以下略」にするのは申し訳ないかな……となった。てか、師匠の女性キャラが好きなんですよ。好きな女性キャラランキングだったらトップ10は余裕です。
 あー、女性キャラランキング記事も割と良かったですね。まぁ、1作に1人という縛り設けないといけない、とかそういう兼ね合いはありますけど(じゃないと『ハイキュー』で埋め尽くされる)。

 その他。
 17位は『勉強』です。まぁ、ビリは新連載しとく方が穏便な気がしたんですよ。

 さっき書いた女性キャラランキング、記事にするまでもないので、考えてみます。

 1位『ハイキュー』ミカちゃん。
 今のランキングと考えるとミカちゃんがちょっと強すぎる。

 2位『ゆらぎ』幽奈さん。
 『ゆらぎ荘の幽奈さん』という作品が好きということは幽奈さんが好きと同義、と思うので本作からは幽奈さん選出。
 メインキャラ禁止で考えるなら雲雀ちゃん夢咲先生、夜々あたりかな。

 3位『食戟』竜胆。
 この人さえ出てくればその回は当たり、という程度には大好きです(当たり回みたいな考え方はアレですが)。萌えキャラとしての側面もあるのに恋愛関係が今のところないのが個人的にはめちゃくちゃ評価ポイントだったりします。

 4位『BORUTO』サラダ。
 当ブログを念入りに読んでる人だと伝わると思いますけど、妙に好きです。短期連載の影響が大きいんですけどね。

 5位『斉木』相卜。
 黒ギャルが特別好きなワケではないです(嫌いでもない)。本作で珍しく超能力は人の役に立てないとダメっしょ、という価値観を持ってる部分が好きです。意外となかった視点。

 6位『フルドライブ』白石真凛
 ごめん、リンの字が自信ない。調べる気力もない。本作はどのキャラも魅力的に描くのがうまいと思いますけど、目立って分かりやすいのは彼女ですよね。

 7位『ゴーレツハーツ』エイル。
 大食い、オッサン仕草の似合う女性がどうしようもなく好きです。こればっかりは好みだから仕方ない。

 8位『約束』エマ。
女性版ゴンですねw 多分これ考えてる人はワタシだけじゃないと思います。

 9位『火ノ丸相撲』五條レイナ。
 川田先生は女性キャラも余裕で魅力的なので自信持ってくださいw

 10位『勉強』古橋。
 よっ!師匠!! 女性キャラ括りだと割を食ったけど、今年の新キャラランキングだったらかなり強い。ラブコメ作品における「気づく」という個性は発明ですね。

 ということで、好きな女性キャラベスト10も終わり。偶然キリよくなって良かった。
 連載作のランキングに比べるとテキトーに決めたので、取りこぼしはあるかもしれない。まぁ、独立した記事にするほどでもないのでまぁいいかなと。


 終わりです。定期的にランキングという形にしておきたい、という気持ちはあるんですよ。毎週の感想を読む際に「あーアイツは○○信者だから……」って参考になればいいかな、と思います。もちろん好き嫌い関係ない指摘をしてるつもりな話もありますけど、連載を追っかけてると愛着とか大好き!!ってバイアスはかかっちゃいますよ。

街コロマッチ!+ 2 (ジャンプコミックス)

街コロマッチ!+ 2 (ジャンプコミックス)

 祝完結です(めでたいのかは知らん)。
 『街コロ』がジャンプ本誌にいたらトップ争い間違いなかったです。平方先生プリーズカムバック。

週刊少年ジャンプ2017年51号の感想


 アンケートの結果。まず票数が多かったです。RTもよくされたのでウチの読者以外の人も多いと思います。過半数は間違いないのではないか。まぁ、別に今回は特に意味がない気もしますね。
 結果論ではありますが、引きの強い質問だったのかな。答えやすかったし、予想のしがいみたいなものもあったのではないか。
 ただ、蓋を開けてみると『鬼滅』圧勝なので、予想しがいという意味では違うのかも。個人的には『約束』との対決が接戦しててそこが味噌だと思ったんですけどね。案外「こんなん一択じゃんw」という人が多かったのかも。
 ワタシは『約束』だと思ってるんですよ。ベットするなら『約束』。今号『鬼滅』が巻頭だったけど重大発表なかったじゃないですか。そう予告されてたじゃないですか。これが『約束』に比べると不利だと思いまして。『鬼滅』も『約束』もいつアニメ化発表されてもおかしくないレベルだと思ってるので。とはいえ、まぁ『ゆらぎ荘』が発表されたんだから『鬼滅』来るやろ、と考えるのが自然ってのはもちろんそうですね。そこに異論はないです。
 面白かったのは『火ノ丸相撲』。個人的には意外な善戦です。RTした人のリアクションを見に行くと大体『相撲』について言及してました。ネタ的に「あの子は……」みたいな感じだったり、「予想じゃなくて期待」みたいなそういう感じ。まぁ、分かります。長いもんね。『ヒロアカ』の前後くらいですもんね。あと、単純にめちゃくちゃ面白いですし。何でって? 1番面白いからに決まってんだろ!
 意外っちゃ意外なのが「他」。ゼロだと思ったんですが、チラホラ。「○○がないんですけどw」とか言われるのが嫌でエクスキューズ的に用意したんですが、ホントにいたんで用意してよかったです。まぁ、「他」扱いなのは申し訳ないです。
 そんな「他」。なんですかね。1人リプライで『青春』言ってる人いましたけど、まだ3票あるはず。『勉強』『石』『ロボ』あたりが順当でしょうか。まぁ、いずれはするんでしょうね。ジャンプでそこそこ長生きするってそういうことだから。

 一応次の質問も用意してあるんですけど、一応ジャンプの年度的には1年の終わりだから振り返り的なヤツを新たに考えた方がいいのかなぁとか少し揺れてます。まぁ、リアル年末にやった方が適切だとは思いますけど。
 やるとしたら新連載か短期打ち切りあたりですかね。たしか去年もやった気がする……ん? この投票企画もう1周年?? あれっ、時空の歪みが生じてる。

 2つの1年の終わりが見えてきたジャンプ51号。年間総括記事の準備が死ぬほどめんどくさいので憂鬱です。数年続けてきたのがマジで愚かに思えてくる……

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『ゲット・アウト』の感想

 ホラー苦手なんだけど評判いいから観たいなーと思い観てきたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。それと同時に「やっぱホラー苦手……」ともなりましたw

 ホラーが苦手な件。これは簡単。本作でワタシが感じた「嫌いな怖さ」は明確。
 びっくり箱演出です。こういう名前があるかは知りませんが、急に大きな音出して脅かしてくるヤツ。別にじりじりとこみ上げるような怖さはいいんですよ。そういう感情が揺さぶられる感じは映画の魅力だと思います。が、急に「ワッ!!」とやられても……と思っちゃう派。そりゃ怖いけどさぁ。そんなドーピングみたいな、即物的な怖さやられても面白くないし、心臓に悪いだけだし……とかブツブツ言いたくなっちゃいます。
 いや、多分ですけど、あのびっくり箱演出にも技術はあるんだと思います。上手い下手の差は生まれるんだと思います。そんで、本作は上手かったんでしょう。「ワッ!!」をどこに設置するか、そこまでの助走をどう付けるか、いろいろ腕の見せ所なんだと思います。ただ、ワタシは嫌い。やっぱホラー苦手だなぁ。
 ただ、本作、びっくり箱演出があるのは序盤だけなんですよね。序盤もしくは中盤。終盤に入って、謎が明らかになり始めると、途端になくなります。こっからが本当に面白かった。もうとにかく最高。観てよかった……また観たい……んだけど、また観たらびっくり箱あるのかぁw

 脚本のトリックが面白いんですよね。いわゆるどんでん返し系の作品。ネタバレ厳禁ですね。
 とにかく終盤、謎が解け始めると「ああっ! あの時のアレはそういうことか!!」の連続です。気持ちがいい。物語に集中してて忘れてたけど、最後の最後に画面にバーンと「GET OUT」とタイトルが出たら、タイトルの本当の意味に気づきました。き、気持ちいい……

 序盤に警官とのいざこざがあるじゃないですか。黒人差別という社会の現状を見せると同時に、キャラクターの紹介も出来てスマートだったと思います。
 これって『ドリーム』でもありましたよね。あの映画では黒人差別が色濃く感じさせると同時に、ひょんなことから「ソ連をブッ倒してくれよな」と警官に応援される展開を見せてあの作品の概要を教えてくれるようでした。
 一方本作『ゲットアウト』。まだ黒人差別あるのかよ……『ドリーム』の時代から変わってねぇ……という絶望感はあるんですが、それは作品外の話ですねw
 とにかく『ゲットアウト』。警官が黒人に対して過剰に疑いの目を向けてくる。これが伏線です。最後の最後、あるキャラクターがこの社会情勢を利用してある作戦に出ます。まぁ、いわゆるフリーザが命乞いをしてから裏切るヤツ。これによって「よかったよかった結局コイツはクソ野郎だから死んでよし」と溜飲が下がるスンポーですね。気持ちがいい。
 さらに、警官が黒人差別する時に守ってくれた彼女。「いい彼女を持ったな……」みたいな印象だったんですが、オチを知ってから思い返すと「守ったのは自分たちだったんかい!!」と膝を打ちます。要するに、あそこで警官に記録を取られると非常に困るワケですよね。一本道ですので場所を控えられると非常に困る。同行者も顔を見られてるので完全にアウト。

 本作のうまさとは関係ない部分で面白かったトコ。ケイレブくん。ケイレブ ランドリー ジョーンズ。不思議な存在感があるので一目で「あっ コイツは!!」ってなりますね。いい役者の条件だと思います。
 そんなケイレブくん。初登場からとにかく不穏さマックス、それでいてイノセントさも感じさせるいい役をやってたんですよ。それがドハマリしてました。なんですが、この感じ、『バリー シール』の時とめちゃくちゃ似てますよね。「彼女(嫁)の弟」ってポジションも完全に一致ですし。
 こんな偶然もあるんだなぁ……公開時期も日本だと近いのに……とか思ったんですが、要はこれ「こういう役は是非ケイレブくんに任せたい!」という映画の作り手が多かったってことなんでしょうね。職人芸だ。

 そんなケイレブくんとのバトルシーン。最後にありましたね。アクション映画ではないので特に見せ場という感じではないんですが、これがめちゃくちゃ良かった。
 というのも、勝つ理由がしっかりあったんですよ。主人公がなぜ勝てたか。ただのケンカに見えるけど、その中にちゃんと流れ、ドラマがあって、それによって勝利の説得力が感じられる。
 このケンカの場面で何度も繰り返されるのが、主人公が玄関のドアノブに手をかけ、ドアを開けようとすると、ケイレブくんがドアを蹴って閉める、というアクション。支配から逃れようとする主人公とそこに閉じこめようとするケイレブくん、2人の関係性を象徴的に示す良いアクションだと思うんですけど、それだけじゃない。
 明確な記憶じゃないですけど、それが2度繰り返される。2度ともドアは閉められる。主人公に打つ手なし。このまま負けてしまうのか……という時に主人公がドアノブにトライアゲイン。3度目の正直。当然ケイレブキックでドアを閉められるんですが、それこそが主人公の狙い。その脚にナイフをブスーッで勝負アリですよ。ここが見事でしたね。アクションがただのサービスではなく、アクションの中に展開がある。なんなら伏線とその回収がある、とすら言えちゃうかも。


 まぁ、こんな感じで。久し振りの映画感想記事なんですが、とりあえず「思ったこと全部書かなくていい」をコンセプトに今後も定期的に書いていければいいな、と思ってます。『ゲットアウト』の面白かった部分、全然拾えてない。こんなもんじゃないよ。マジですげぇ良かった。

キアヌ(字幕版)

キアヌ(字幕版)

『生徒会役員共』448話の感想


 しばらく放置しようと思ってた『ドラクエ10』ver.4やっぱりやろうかと心変わりしてます。

#448

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は出島さん。本編でもラスト3ネタ怒濤の出島さんラッシュなんですが、新鮮さでいうと橋高さんも同じくらい目立ってたと思います。まぁ、橋高さんが扉ってのはなかなか難しそうですけどね。あるとしたら、いつぞやの柔道部全員集合みたいな感じでアリア、出島さん、橋高さん、みたいな集合図かな。
 扉の出島さん。シーツを替えてる。メイド業の日常というか、下ネタも特になさそうなので新鮮です。いい感じ。まぁ、フツーに仕事してる姿が新鮮ってのもスゴイ話ですがw

 開幕は会長と副会長のやり取りを畑さんがイジる。焦ってるんだけど、はしゃいでるようにも見える会長が可愛い。2人きりなシチュエーションに浮かれてる、とかあるんだろうか。
 勘違いした畑さんが「のろけか」と一蹴されて、それを否定して終わる。とはいえ、正直のろけに見える。スズとか見たら誤解しなくても余裕で嫉妬しそうなレベルである。
 「このへんに」シリーズにあまりにもレアなものが加わったので笑った。作者もお馴染みとして遊んでるよなぁw

 寒くなったので手をついついポケットに入れてしまう。忘れがちだけど、ポケットに手を入れるのをたしなめられるって結構厳しいですよね。生徒会入ったらツッコミが大変だよなぁとは考えることありますが、求められる品行方正さのレベルもなかなかである。
 生徒会の中で素のだらしなさを持つのはタカ兄ですが、それはもちろん津田兄妹の両方に当てはまるので‥‥ということでオチ。このオチがスゴイのはコトミの近くにトッキーがいない点ですよ。生徒会が目撃しなかったら独りでやり続けてたワケじゃないですか。コトミの中二病はガチだw
 女性が内ポケットに手を入れてるの、違和感あって不思議な魅力あると思います。せめてスカートじゃなかったらストレートにカッコよく見える可能性あるんでしょうけど。

 横島&小山先生。自宅でダラダラとバラエティー番組を観てるのがとてもいい感じ。人んちでテレビ観るってよっぽど入り浸ってないと成立しない状況ですよね。家飲みするにしてもテレビ観るって特に話すことはないってことじゃないですか。用もないけど、とりあえず家に行くんですよ。すげぇ良い。
 んで、ラストの小山先生のツッコミ「長っ」が秀逸。説明の長さを指摘するツッコミを極力短くまとめた感じですね。ダラダラしてたので気の利いたツッコミが出てこない、って考えても良いかもしれない。

 津田兄妹in津田家。2本目と同じく寒くなってきたという季節感を踏まえてるのが面白いですね。
 ちなみに、背景にムラサメくん。案外メインになるようなネタがないですね。まぁ、鳴り物入りの新キャラではないので、ネタのバリエーションが少し増える、程度でいいのかな。
 コンビニに行きたいけどノーブラだったことに気づいたコトミの奇行。実際にああいうファッションある(らしい)けど、オシャレすぎてワケわかんないようなレベルが人が実験的にやってるだけだろうから、一般人がコンビニ行く時にするもんではないですねw
 てか、ノーブラを確認するコトミがフツーにエロいと思うんですけど、タカ兄は日頃こんな場面を目撃してるから仏になったのかもしれない。ツッコミスキルはコトミに鍛えられた、とは人物紹介にありますけど、女性への異常なまでの平常心も同じなのかも。

 ラスト3ネタは怒濤の七条家。アリア、出島さん、橋高さんの全員がずべてのネタに出るけど、出島さんがボケ、橋高さんがツッコミは変わらず。とはいえ、アリアが大人しいワケではない、というのが見事なバランスですね。七条家の異常な日常、という感じがよく出てる。
 最近になって加わった要素だと思うんですけど、出島さんのメイドとしての至らなさ。ドジっ娘メイドというのは言い過ぎですが、橋高さんに対していくらか劣る、というのが頻出してる気がする。出島さんのキャラを掘り下げる意味もあるけど、橋高さんのキャラを立てるためってのも大きいんじゃないかと思います。
 仕事としての些細なミスは優しく慰める橋高さん。最高じゃないですか‥‥。「まぁ ドンマイですな」と少し砕けた言い方も素晴らしいと思うの。
 仕事でのミスは反省もしてたので気にしないけど、下ネタに対してはしっかりツッコむ橋高さん。最近橋高さんがツッコミキャラとして確立されたのが個人的には嬉しいです。アリアに悪影響が‥‥とか心配してのツッコミなのかな。だとしたら手遅れだw

 寒くなってきたので衣替え。声高には語られないけど「寒くなってきた」という季節感を踏まえたネタが今週3本もある。この当たり前に出てくる感じが良いですね。
 そして、何より最高なのは橋高さんのツッコミ。アリアや出島さんに対する節度を持った距離感、下ネタに対する意識もそうだし、何より「ですぞ」口調のツッコミがもうたまらんのですよね。ツッコミキャラとして誰とも被らない個性を持ってる。ツッコミのセリフだけを切り取ってもすぐに橋高さんだと分かる。
 てか、あのボケに対して即座に「ブルセラ」というワードが出てくるのは瞬発力すごい。というか、知識もそうか。「ブルセラってそういう保管するんだ」って知らない人もいますよね。七条家に仕えるようになって知りたくもない知識が増えたんだろうなぁ、とか考えると橋高さん萌えが止まらないw

 七条家で増える猫。詳しくないけど、一気に数増えるから余裕のある家庭じゃないと猫の出産って出来ないイメージある。
 そんな猫の雑学。猫の赤ちゃんが吸う乳首は指定席。乳首の時点で嫌な予感はするんですが、本ネタの見所は橋高さんのツッコミでしょう。ちょっと驚くほどにうますぎる。出島さんのボケは「乳首」というキーワードを受けて割とストレートに出てきたものだと思うんですが、橋高さんのツッコミは「猫」からの秀逸な切り返しを見える。ちょっと橋高さんのツッコミスキルの底知れない。
 個人的には、最後の4コマ目、橋高さんのちょっと丸みを帯びた感じが最高に可愛いと思います。3連ツッコミで疲れたのかなw


 ということで終わり。橋高さん無双があまりに印象的だった回だったと思います。まぁ、ワタシの好みもあるんでしょうけど。
 てか、柔道部の遠征の話ありませんでしたね。今後ちょっと時間を置いてから描かれる可能性もありますが、このまま終わりってのも全然あり得るのかな、と思います。セイコウの件も気になるんで遠征回あると嬉しいんですけどね。
 今週のベストはやっぱり橋高さんから選ぶことになるんですが、ツッコミの秀逸さだけでいったら最後の「あなたタチでしょ」なんですが、個人的な好みでいうと「ここはブルセラではありませんぞ!!」に軍配かな。ブルセラという単語のインパクトと橋高さんらしい言い回しのギャップが素晴らしいです。橋高さんの「ですぞ」系のツッコミ、マジで好きなんですよ。萌え特化でいうと、「まぁ ドンマイですな」の1コマもかなり強いです。

週刊少年ジャンプ2017年50号の感想


 投票ツイート。ウチのブログを隅々まで読んでる人には予告済みですけど、果たしてそんな方がどれだけいるのかは謎です。3割もいないと思う。
 『ゆらぎ荘』のアニメ化発表が『鬼滅』よりも早かったのが波乱で楽しい。『鬼滅』が大事に温存されてるなら、次に長い『約束』も強い。『約束』は脱獄までで1クール、とか今のアニメ化事情にフィットしてる節があるので可能性高い……というかアニメ化の話が進んでなかったらウソだと思う。
 そんなワケで、『鬼滅』『約束』で2択。どう見ても不利な『青春』を入れるか問題がありつつ、次に控えてるのは『勉強』『STONE』『ロボ』の3作品。4択が作りにくい!!
 ……と思った方ちょっと待ってください。てかワタシのことなんですが。胸騒ぎがしたので現在の連載陣を見回してみると、『火ノ丸』いた!!
 あぶねぇぜ。ということで、4択がいい感じに収まりました。『火ノ丸』って今の連載陣において結構異質な存在だったのね。まぁ、べらぼーに面白いので何でもいいです。
 不安点としては、この手の質問は単なる作品の人気投票になる恐れがあるのではないか……と勝手に心配。まぁ、投票者心理としては分かるし、ワタシも多分そういうことすると思う。多分何を聞かれても『ゆらぎ荘』か『ハイキュー』って答える自信があるw
 まぁ、いいです。どうせ分かんないし。さっき思いついた次回の質問も作品の人気投票になる可能性がある、ってか今回よりもその傾向強い気がしてます。とりあえず、今からストックがあると安心です。

 ジャンプ50号いきます。50ってウソだろ……と落ち込みます。けど、もうすぐ冨樫が帰ってくるなら耐えられる!!(ウケ悪いのは知ってるけど続けるよ)

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『生徒会役員共』447話の感想


 冬という現実を受け入れられずにいます。

#447

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はムツミ。やったぜ、ムツミだぜ。着ぐるみで汗まみれという一部のフェチを刺激しそうな感じである。長い髪が着ぐるみの頭部から飛び出してファサァァァする所が見たいです。色っぽいと思う。髪が汗で湿ってると理想通りに行かないのかもしれませんが。

 本編。扉のとおりムツミが着ぐるみ。「ムツミ」と「(着)ぐるみ」で踏める。
 頭部も装着状態は本編で初めて出てくるんですけど、1本目1コマ目がなかなか衝撃的。子供に目をやるために黒目が下に向いている表情が妙に怖いw 黒目が動くのはマンガ的なウソなんだろうけど、その他の表情は一切ないリアリティー。不思議なバランスで、不思議な味わいw
 アヘ顔アニマルが流行ってる世界なので、元々の動物のデザインがいわゆる可愛い動物の着ぐるみとイメージするものとは少し違うってのはあるかもしれませんね。にしても、あの1コマ目には驚く。
 ムツミ回、それもバイト、着ぐるみという珍しさの3乗のようなシチュエーションなんですが、生徒会が出てくるより先にアスカちゃんが出てくるのがサプライズ。
 ムツミファンとしては、ムツミの子供に対する接し方とか超気になるんですが、そういうのはほぼナシ。緊張もあって自分のことで精一杯という感じですね。まぁ、それも可愛いので満足です。
 オチ。ムツミとアスカちゃんという下ネタ要素ゼロの布陣なので、当然非下ネタ。厳密にはタカドッグが見切れてるけど。ムツミの柔道、体育会系、お大食いという要素ではなく天然な部分が出てますね。下ネタを知らなすぎるピュアさ、とも少し違う気がするんだけど、まぁそれに近いか。子供相手にあんだけメルヘンな想像しちゃうムツミすごい。かわいい。風船もらいに行きたい。

 2本目でタカ兄in着ぐるみが本格登場。ムツミのウサギの平時と思われる表情(黒目の位置)も見れるんですが、外側に斜め上。やっぱアヘ感あるなw
 一方、タカ兄の入ってる犬は極めて普通だと思います。ダルメシアンなので目の周りの黒い模様に目全体が埋もれる感じになってます。てか、ダルメシアンっていうと、『プチたん』を思い出しちゃいますね。作者の中で「犬と言えば!!」という感じあったのだろうか。
 着ぐるみ同士の会話を会長が曲がった解釈をして‥‥というオチなんだけど、フリである2コマ目の会話の時点で「ムツミに犬扱いされたい!!」と思ってしまった。なんだか申し訳ないというか、情けないというか。
 てか、タカ兄の着ぐるみといえば、さくらたんですよね。懐かしい。意外と再登場しない。今回一緒のバイトをしてる経緯を知りたいんですが、タカ兄の着ぐるみ経験が関係してるのかもしれない。ムツミがバイトを誘う所が見たい‥‥絶対可愛いヤツやん‥‥
 まぁ、さくらたんの件があるので、会長たちが「着ぐるみなら津田だ!!」と、推薦した可能性もあるのかな。
 4コマ目のツッコミからして、会長たちは呼ばれてないのに勝手に来たっぽいですね。応援しに来たのか、タカ兄の着ぐるみに興味があったのか。バックヤードにも入っているので、アリアあたりがこのバイトを紹介した、とかもありそう。七条グループがスーパーに手を出してるイメージあんまりないんですが。

 バックヤードで生徒会+ムツミが集合。そして顔出し。後ろの方でタカ兄が座り込んでる一方で、立ってニッコリしてるムツミ。2人のコントラストやばい。タカ兄は喋るのも嫌そうに見える。下ネタがなくてよかったですねw(ツッコミの仕事ないから)
 着ぐるみは大変でも貴重な経験。そっからムツミ流の解釈をしてオチ。下ネタキャラが何でもエロく解釈して、というのは本作で昔からお馴染みですけど、ムツミが体育会系のノリで解釈するネタも最近増えてきてると思う。体育会系だったり、乙女な解釈。ちょうどカエデちゃん相手にもやってたし。
 てか、最後のムツミ、「新陳代謝高まる~」の謎テンションやばい。疲れてヘトヘトではないけど、いい汗かいてハイになってるのかなw

 着ぐるみの近くにいるスズが子供を間違われるネタ‥‥ではるけど、それはオチではなくフリ。まさかの1コマ目。スズの成長を感じられる。というか、スズネタの深化。
 子供(多分アスカちゃん)は可愛い犬の着ぐるみに抱きついて喜んでるけど、スズは中の存在を知っているので、そっちに抱きついている事実に喜ぶ。何も言わず満更でもない顔して抱きついてるスズが笑える。これ2コマ目だけど、この光景を何も知らない人が見て「子供と間違えられて喜んでる!?」ってオチでも全然成立しそう。
 本当のオチは、スズがオス犬の尻尾にタッチ。さくらたんの時に会長の胸に触ってたのと逆パターンですねw あの時もそうだったので、触られたことに気づいてないんだと思います。
 てか、スズに気を取られてたけど、アスカちゃんも同じ所触ってるんですね。タカ兄がペドじゃなくてよかったw

 着ぐるみと一緒にやってるバルーンアートに対して七条先輩がヘビーな一撃。スズの「私にはできませんけど!?」が今週のベストツッコミだと思う。ボケだけでも吹いたけど、ツッコミで余計に笑った。
 あと、ぶっちゃけた話、笑うと同時に「それめっちゃ好き‥‥」ともなりました。事後の描写としてくっそエロい。

 ラストページは、バイト終了後。着ぐるみの頭部を外したムツミの周りに湯気が。ちょっと着ぐるみモノの良さに目覚めそうになってしまった。こわい。
 そこに突然現れた出島さんがオチ。買い物帰りらしいです。庶民的なスーパーに見えたけど、そんな所で買うんだ‥‥みたいに驚いてしまいました。いや、じゃあどこで仕入れればいいんだよって話なんですけど。
 出島さんがやってるので、女性の汗にフェチを感じているという下ネタにも見えなくもないんですが、ムツミからしたら下ネタと感じる可能性は1ミリもないので安心です。
 てか、最後、キョトンとしてるムツミがめちゃんこ可愛い。

 頭部以外も脱いだムツミにまさかのハプニング。ブラが透ける。ヒモだけどしっかり見えるのでビックリです。結構攻めてる。
 サービスショットであり、そのことに慌てるムツミがさらなるサービスなんですが、そっからの3コマ目、犬の画面アップの迫力がすごいw 無の表情をしてる犬にちょっと怖いとすら感じてしまう。
 んで、その真相が明らかになってオチ。セリフを発してるのは会長ですけど、スズもポーズ取ってるんで、2人が咄嗟に対処したんだと思います。多分‥‥というか消去法でスズは胴体部分を指示したんでしょうね。んで、会長が頭をどーん。このネタでタカ兄の言動が一切描かれないので、2人に好き勝手操られてる感じがあって味わい深い。頭が上がらな関係性がよく出てると思います。


 ということで終わり。疑いようのないムツミ回。登場ネタも、オチも豊富でサービスショットまで完備である。ごちそうさまです。
 ムツミネタでは「今は犬でしょっ」がどうしても大好きです。一番言わなそうなムツミが、というギャップがたまりません。
 ムツミ以外ではアリアの風船が特に好きですね。