北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

週刊少年ジャンプ2017年の総括(その2)

 ニュース形式で振り返る週刊少年ジャンプ。昨日の続き。
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2017年重大ニュース

 見出しが70以上あります。気長に読むか、見出しだけ読むとかでもいいです。記事の最後に見出しの一覧置いときます。
 時系列順の羅列でいきます。例年とちょっと書き方を変えます。順を追って読むとジャンプの1年間をざっくり追体験できる!!と書くと大げさですね。
 去年は『こち亀』終了というジャンプ50年の歴史で最も大きな衝撃があった年ですけど、その翌年はどうだったのでしょうかー。

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週刊少年ジャンプ2017年の総括(その1)

 今年も一年間ありがとうございました。一年丸々付き合ってくれた人じゃなくても、ありがとうございました。
 映画ファンあるあるですけど、年末になるとやたらとランキング作りがち。ということで、ジャンプでも年間まとめやりたくなってしまうのですよ。

 対象のジャンプは2017年06号から2018年04・05合併号です。平たく言うと、2017年に発売されたジャンプです。
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 思えばこの企画も4年目に突入です。毎年、年末になるとこの記事の準備するのが大変です。効率性は最悪w
 ちなみに、初めてやった時の新連載ベストは『アイアンナイト』、ベストキャラは『暗殺』渚くんです。始まりの年にふさわしいな、という納得があります。偶然だけど最高の年だったと思う。ジャンプが最も面白かった1年と言って間違いない(他何があったか覚えてない)(そんな時に記事を読み返すのだ)
 各記事のタイトルがブレブレなのは毎年「しっくり来るタイトルが思いつかない……」となってるからですw 今年も別に気に入ってるワケじゃない。

  • 新連載ベスト7
  • 終了作品ベスト3
  • 現連載陣ベスト4
  • 読切ベスト8+α
  • 年間ベストキャラ

 お品書き。
 今年は記事が長くなり過ぎたので、「○○ベスト」と「重大ニュース」を2つの記事に分けます。後者は明日やる。もう書いてある。

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2017年映画ベスト


 今年も残り少なくなってきてブログ書く時間がマジでやばい、と今更気づきました。急いで描きます。

 ブログは全然書けてませんけど、今年は映画54本くらい観ました。大体週一ですね。まぁ、毎年こんくらいだった気がします。

2017年映画ベスト10

 考え出すとキリがないので、この場の直感優先で決めました。もうちょっとじっくり考えるのも楽しいんですが、ジャンプの年間まとめを早く書かないといけなくて……

 1位『三度目の殺人』。
 ぼちぼち期待はしてたけど、観たらひっくり返った1作。それが忘れられないので年間ベスト。ここだけは揺るがないかな。
 見所はたくさんあるんだけどさ、とりあえずエンターテイメントとしても充分楽しめる、という点が一番刺さった。映画全般の好みとも通じますけど。
 あと、北区が出てきたのでそういう意味でもベストです。広瀬すずが北区に!! なんか申し訳ねぇ!!!

 2位『猿の惑星 聖戦記』。
 例年の如くシリーズモノが多すぎるベストなんですけど、その中でもシリーズの完結編として文句ナシの作品になってたんじゃないでしょうか。『新世紀』も好きだけどやっぱ『創世記』には勝てないよねぇ……とか思ってたんですが、『聖戦記』と『創世記』だったらちょっと悩んじゃいます(決めたくないw)。

 3位『ゲットアウト』。
 世間ではサプライズヒットしてるらしいよ、けどホラー苦手なんだよねぇ……と思いつつ気合い入れて映画館に行ったら、サイッコー!!!(ちょっと怖かったけど)

 4位『イップマン 継承』。
 上半期ベストだったと思うんだけどねぇ。下半期の充実が異常だったんや。そこまで詳しくないものの、下半期にすごいアクション映画も多かったと思います。だけどベストはこちらで。アクションも良いし、ドラマも良いんですよねぇ。

 5位『スターウォーズ 最後のジェダイ』。
 『スターウォーズ』はもうシリーズ全体として好きになっちゃってるので個々の作品の評価、年間ベストとかでの位置づけが難しいです。『フォースの覚醒』の時にも思った。ジャンプの連載作でランキング作る時に『ONE PIECE』の位置に悩まされるのと一緒。

 6位『カーズ クロスロード』。
 一応観るけどさぁ、『カーズ2』の続編でしょう??みたいなナメた態度で行ったらカウンターパンチおもっくそ食らったパターン。ナーメテーターオブザイヤー。

 7位『コンサルタント』。
 ベンバッツも大好きだけど、どうしてもこっちを優先してしまいます。バットマンの死んだ目も好きなんだけどねぇ。けどこっち。
 コミュ障のドラマのように思えてしまって、それがものすごく刺さりました。一緒にすんなって話だとは思うんですがー。

 8位『アトミック・ブロンド』。
 『ジョンウィック2』と順序悩んだパターン。期待通り面白かったシリーズモノはちょっとマイナス補正かけたかも。じゃないとベストが決められないw

 9位『ブレードランナー2049』。
 前作に特別愛着があるワケでもないんですが、はえーめっちゃくそキレイやんけ……とウットリし続けた2時間半でした。今度のオスカーがどうなるか楽しみですね。撮影賞。

 10位『パイレーツオブカリビアン 最後の海賊』。
 『カーズ3』と被るんだけど、ぶっちゃけ前作はイマイチだったよねwという態度でいたら……というナーメテーター。

 ということで、特に中身のない一言コメントもそこそこに、ベスト11以降もいきます。ちょっとまだあの子が入ってない……みたいなのが多すぎて。

2017年映画ベスト11-20

 あー『ワイルドスピード』がこんなに下になってしまった。なんか難しいなぁ……どないすれば……

 11位『ドリーム』。
 ケビンコスナーがちょっと観客にとって、気持ちのいいことしかしないオジサンだった気もするけど、こんなカッコイイことを今日するってことは昨日まで差別に気づかなかった、ということの裏返しですからね。そうすると「まぁ完璧すぎるワケでもないか」と納得できる気がします。

 12位『美女と野獣』。
 個人的にはルフゥの新解釈が好きでねぇ。ダメな男がダメな男に恋してしまって……みたいな悲哀がヤバイ。幸せになってくれ。

 13位『ソー3』。
 バトルロイヤルじゃなくてラグナロクでした。マジで。最後の大一番での作戦がラグナロクなわけじゃん。バトルロイヤルとか途中に出てきてすぐ終わっちゃうだけじゃん。ラグナロクじゃん。

 14位『ワイルドスピード ICE BREAK』。
 2ケタになってしまってごめんよ……となぜか反省しかないけど、今日はここで。難しいよなぁ。めっちゃ面白かったけど、シリーズの中でこんくらい面白いのは期待通りで、みたいな難癖を大げさに評価しないとベストなんて作ってられんのですよ。

 15位『トリプルX 再起動』。
 こっちも大好きな映画なんだけど、『ワイスピ』より上はないかなー、ということでココ。チャックノリスが憑依したアイスキューブ無双とか本当に好き。

 16位『メッセージ』。
 シンプルな設定を丁寧に描いていって、グイグイを引き込む。じっくーりと画面に引きつけられて、頭も使うので、帰り道めっちゃ疲れてるパターン。今年でいうと『ブレラン2049』もそうだった……って監督が同じ。

 17位『ジョンウィック2』。
 これもこんな低くするつもりなかったんだけど、『アトミックブロンド』の方が新鮮さはあったよな……とか無茶な理屈で下げないと無理。
 ワンちゃんが死なない!!傑作!!!

 18位『キングコング 髑髏島の巨神』。
 続編は楽しみだけど、本作で好きになった人間キャラはみんなジーチャンバーチャンなんだよなぁ、寂しい……みたいな難癖w 好きに決まってます。

 19位『KUBO 二本の弦の秘密』。
 『ゲットアウト』と並ぶ、タイトルそういう意味だったのかよぉぉおおおお!!!という映画。

 20位『サバイバルファミリー』。
 『WOOD JOB』の方がオレは好きかな……ってだから本作が嫌いなワケではないんだけどねぇ。ホント大変。


 これでも全然拾いきれてないのでつらい。
 ヤケクソ気味に羅列すると、『ドクターストレンジ』『スパイダーマン ホームカミング』『沈黙』『マグニフィセントセブン』『ララランド』『モアナ』『SING』『レゴバットマン』『ローガン』『怪盗グルー3』『エイリアン コヴェナント』『ジャスティスリーグ』『探偵はBARにいる3』『オリエント急行殺人事件
 ここらへんもみんな大好き。年間50ちょいの数でベストを30までやったらバカみたいじゃないですか。じゃあ全部やれよって話ですから。なので泣く泣く。
 みんな好きなんですよ。ここにギリ入らなかったのも全然好き。つまんなかったのなんて年に数本しかないんですから。
 あーつらい。

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ  オリジナル・サウンドトラック

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『生徒会役員共』453話の感想


 今年も一年ありがとうございました。楽しかったです。

#453

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は畑さん。旅館の浴衣と畑さん特有の無表情が達人感出てていい感じです。

 アオリ曰く「旅館一泊編」。旅館は星恍サイドが用意してくれたそうです。初読時には、津田さん再登場あるな!とか思ったんですが、ありませんでした。向こうが用意した旅館だからちょっとした挨拶とか考えてしまいました‥‥
 畑さんの持ってるパンフに「北ノ星」という文字が見える。旅館の名前なのか宣伝文句とかなのかは分かりません。雪景色だし、とにかく北に行ったんですよ。
 畑さんから告げられる混浴の存在。会長、スズ、ムツミのリアクションが面白いんですが、その後ろのタカ兄のリアクションも面白い。一応驚いてはいるけど、3人と違ってドキドキ感は皆無w
 そんな混浴に対してアリアでオチ。混浴しても一番動じなさそうなアリアの「さすがに男の子と一緒にお風呂は恥ずかしいよ」から始まる飛躍が素晴らしいです。

 女湯。濁り湯について会長とアリア。濁り湯はエロ描写を回避する漫画的な都合も多分にあると思うの。
 そんな中が見えない濁り湯で2人がボケ‥‥ではない。2人はまだ匂わせる程度の段階でスズが察知する。それもツッコむほどではなく、嫌な予感するけど気のせい気のせい、という感じのモノローグ。近づきたくない、みたいなノリですかね。

 夕食。奥の方で海辺さんがビールと思われる瓶でお酌してるけど、おそらくその先に大門先生がいるのかな。今週の大門先生の登場はコレだけです。手がチラッとだけ映る。
 夕食なのでムツミの大食漢ネタ。止まらないムツミの箸を止めるべくスズが立ち上がる。面白いのが、中里さんが「こうなると止まらないんだよね」とか言ってスズに頼むのではなく、ムツミ自身が「だれかとめてー」って言ってる点ですよ。勝手に止まれよ。可愛いw
 んで、スズの知恵袋。コーヒーを飲むと満腹感を得られる。マジか。食事中にコーヒー飲むことあるけど、せっかくの食事が阻害されてた可能性あるのか。おいしいもん食べる時にはコーヒー避けよう。
 スズの科学を超越するムツミの食欲でオチ。止まらないムツミの表情が独特で笑える。自分の行為に対して受け身な感じある。

 タカ兄、コトトキの部屋にインダルーム。コトトキの2人部屋だと思う。ただ、「今は時さんとコトミだけ?」と聞いてるので、ひょっとしたら大人数でワイワイやってたけど、コトミが寝てしまったので皆が移動したとかもあり得る。だとしたら、そこで1人残ったトッキーいいな。
 何と言ってもタカ兄とトッキーの交流でしょう。ありそうでなかった。ちょっとはあるけど、マジで意外なほど関わりのなかった2人がついにー!!といっても特別ドラマチックなことが起きるワケでもないのが本作らしい。
 トッキーはたまにドジるコトミに親近感を抱いていたそうで。ドジに関してはトッキーのが強いと思うけど、軽く自分のこと棚に上げてる感があって良い。
 タカトキのボケの一切ない、大人しい雰囲気が逆に新鮮なんだけど、そこにぶっ込まれるコトミの寝言。寝ててもコトミは下ネタを放り込める。強い。トッキーの発言「親近感」を踏まえながら、タカ兄が来てる状況をも取り込んだボケで笑った。よりによって最悪な言葉が出てくるw

 タカトキの微笑ましい交流は続く。なんとこの5本目、完全にコトミ不介入。下ネタなしである。すごい。このネタだけ見たら本作のこと大きく誤解してしまう(そんなこと起こりえないけど)。
 女の子相手に「マッサージしようか?」は若干危ないライン入ってると思うけど、そこに嫌味が出ないのがタカ兄の人徳か。トッキーがそれに嫌味を感じないのも信頼。タカ兄的には試合のこともそうだけど、日頃コトミがお世話になってるから、みたいな気持ちもあった気がする。仲良くしてくれて、という感謝と同時に、ボケ大変でしょ?という同情w
 特にボケとかは発生しない、誤解もすれ違いも起きないけど、しっかり4コマとしてオチはある。また積極的に多くを語るようなキャラじゃないトッキーならではの最小限のリアクションな感じが良いよなぁ。こんなネタが飛び出るとは思ってもいませんでした。

 んで、タカトキの事後(マッサージ)にコトミが起きる。ネタとしてはめちゃくちゃベタだし、過去作でも見たことあるんだけど、それでもこのネタが魅力的に見えるのはやっぱ3人のキャラクター、関係性の蓄積あってのことだよなぁ。恍惚の表情のトッキーが意外性あってちょっとエロいし、大好きな下ネタ的な状況なんだけどいざ直面すると動揺するコトミとかも最高。オチを読んだ後に再び2コマ目、タカ兄の「どうだった?」を見ると、自分のテクニックを自信を持ってるタカ兄が笑えます。

 ラストは畑さん。アオリ曰く、2017年は畑さんでシメる。
 内容はバスでの寝顔撮影の天丼。今度こそ失敗するはずがない、と思ったらのオチで笑った。バスのネタと違って前振りが一切なく「偶然にも」で処理されてしまうのが強引で良いw
 ちなみに、部屋割り。畑さんは生徒会(女子)の部屋に入ることに成功。2人部屋だけでなく4人部屋もあったようです。そして枠外に書かれた「タカくんは大門先生といっしょ」で笑ってしまった。なんだか末尾にハートマーク付いててもおかしくないノリを感じる。バスは1人で気が楽だったけど、部屋1人は無理だったか。先生と2人きりはちょっと気まずそうですよね。‥‥あっ、だからコトミの部屋に行ったのか。


 ということで終わり。今週はやっぱタカ兄とトッキーの交流が良かったですねぇ。一番好きなのは事後のネタかなぁ。あんなベタなのにあんな笑えるとは。

 んで、2017年終わりです。良いお年を。

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週刊少年ジャンプ2018年04・05号の感想


 1週間無駄にあいちゃったけど、結果。
 長谷川優勝でした。個人的な好みと照らし合わせると一番遠い結果になりましたが、一番作者の人柄というか、キャラクターが分かってる人なのでそういうバイアスもあったのでしょう、とか勝手な理屈。
 それよりもビックリなのが田畠先生ですよ。まさかのビリ。えっ、マジかよ。すんごい意外。田畠先生の嫁トークみんな好きじゃないの? 驚き。
 来週以降は2017年の振り返り系の質問が2、3続くと思います。去年もやった気がする。数が4択に収めるのが地味にむずい。

 はい、それじゃ2017年最後のジャンプ記事です。今年も一年アリガトウゴザイマシター……じゃないんですよ。合併号休みの1週間ずっと、ずーっっとジャンプの年間総括記事の準備をしていたのです。非効率ってのもあるけど、引くような労力がかかってます。もう今号の感想とかどうでもいいからそっち読んで……頼むから……
 という気持ちです。毎年やってるけど、アクセスとか少なかったりしてショック受けますw 通常の感想記事の方が伸びがよかったりしてホントつらいので、せめて普段の記事読んでくれてる人は読んでいただけると……(悲壮感)。

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『生徒会役員共』452話の感想


 ジャンプとマガジンの休みの週が交互に来てくれると嬉しいです。

#452

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はアリア。柔道部ブースト期間だと思ってたけど違った。特に本編に即したものでもない感じだし、通常運転に戻ったのかな。

 星恍女学院にカチコミ。由緒あるお嬢様校だそうです。桜才も結構そういうイメージありますけど、それ以上にってことなんでしょうね。
 んで、いきなり星恍柔道部のみなさんが登場。3人。本編で試合が描かれたのも3人なので、ひょっとして試合が3人制だったのかしら。柔道詳しくないので団体戦のルールが分からないんですが、漠然と5人なイメージが強いです。
 そんな相手チーム。センターってのはあるけど、あの人が一番の実力者とは思わなかったです。一番おっとりしそうな子が実は‥‥ってバトル漫画的でちょっと熱いですね。
 ボケは畑さん、それに会長が絡む(絡まれる)。柔道部の面々はもうスイッチ入ってるのでボケを入れる余地がないってことなのかな。試合に向けての緊張感をあおる‥‥とそこまで大げさなもんではないけど。

 畑さんが天才柔道少女に気づく。ここでスズが「頭脳なら私も負けてませんけどね」と突っかかるのが不思議というか、オチに向けての都合があるのかなと思ってたんですが、後のムツミのネタを読んで納得しましたw いや、スズがムツミほど乙女ちっくなことに一喜一憂するかは怪しいんですけども。
 前段では強敵の紹介をしつつ、後段ではアリアが安定したオチに向かう。アリアがいればどっからでも大丈夫、みたいな信頼のようなものを感じますw

 初戦。トッキーが出るも負ける。開始1コマで結果が出てアッサリしてんなー、と思ったら驚愕のオチでした。本作の歴史の中でボケない4コマってのはそこまで珍しくないですけど、ここまでエモーショナルなのは珍しいでしょう。
 柔道に対して冷めた態度が多かったトッキーがまさかの。成長を感じますね。まさかここまで大きなドラマが語られるとは。それに気づいたコトミの反応も素晴らしいですね。思いやり、友情を感じます。柔道部のマネージャーとしての気配りでもありますが、それ以上にトッキーとの関係性あっての反応でしょう。コトミの行動でこんな感動させられるとは‥‥(若干失礼)。

 第2戦‥‥とは明言されてない。ひょっとしたら第4戦。チリ。ムツミとトッキーの実力は均衡しつつ少しムツミの上、というイメージがあったので、トッキーが負けたらチリも負ける‥‥と思いきやですよ。ここは柔道部初期メンの意地という感じでしょうか。もちろん相手の実力とか、相手との相性とかもあるんでしょうが、柔道部としての2年間(作中で)の経験、成長が現れたんでしょうね。
 そして、オチはコトミ。ボケる相手、ボケるシチュエーションは選んでるんだな‥‥と感動してしまいますw まぁ、これはボケるというよりは、コトミの好きな展開が来てテンション上がってるんでしょうけど。

 大将戦。当然ムツミ。2戦連続で1コマ目で結果が出たので、1コマ目で「始め!!」だと盛り上がりますね。緊張感が少なからず生まれてると思う。
 コトミが希望するパワーアップイベントはなかったけど、やる気充分で押せ押せなムツミ。ここでの2コマ目は本作史に残る迫力のバトルシーンだと思います。貴重だ‥‥
 んで、ムツミのやる気の正体でオチ。会長が理解できない感じでしたことを考えると、ちゃんとそれを把握してる畑さんがスゴイ。あの人ああいうの好きだから、というのを分かってるw
 そんなオチ。これはムツミの代表作的なネタ「津田ムツミ」を踏まえてるとしか思えませんね。アニメのオープニングにも使われてたっけ。アレの続編とも言えるネタ。柔道部、ムツミの大一番であのネタを再利用してくるとはなー、と膝を打ちました。めちゃくちゃ凝ってる。
 そんな相手、ハナヨさん。まさかの初登場でフルネーム開示でしたw まぁ、ネタの性質上、仕方なかったんでしょうね。もしくは作者的に「後から考えるのめんどくさいから」となった可能性もある。
 てか、ムツミの「とりゃー」がめっちゃくちゃ可愛い。

 ラストページに入ると、決着。「ここでは描ききれないほどのすごい試合」があったらしいw コマから思いっきりはみ出してて「ここでは描ききれない」感スゴイ。
 ということで勝ち。大金星で結構事件とも言えるくらいビッグニュースな気もするんですが、本作は割と大舞台でもアッサリ勝ってるのでその流れもあると思います。クイズもそうだし、ボアもそう。別にそういう部分で勝負する作品じゃないし‥‥という感じなんじゃないかしら。
 オチはムツミの体重オチ。大食いなのに、と部員たちから嫉妬されてて笑った。柔道は体重別だから体重は部員みんな知ってると思うんですけど、大食いキャラなことを考えると別にアリかなと。まぁ、そこまで細かいこと考える作品ではないってのもある。部長に対して「ケッ」というリアクションをするのが柔道部の初期メン2人ってのが良いですね。海辺さん(orナナコ)の感情がここまで現れてるのも珍しいw
 てか、3コマ目。アニオリの小さい子。髪結んでる子の背中、「鈴」という字が見えますね。「鈴○」という名前だったのか。木とか村とか。

 ラスト。ハナヨちゃんとムツミががっちりと再戦の約束。テレビとかにチヤホヤされても良い子っぽいですね。ムツミとの友情が眩しすぎる。名前が付いたので再登場とかも期待しちゃうんですが、あまりに健全な2人の美しい友情なのでボケる余地があるのか不安になりますw いや、まだ彼女が下ネタを好む可能性もあるんですけど。
 んで、そんな2人にタカ兄がひょんな形で絡んでオチ。あの白熱の戦いはタカ兄を巡る戦いだった、みたいな誤解が生まれてて笑った。その場合、ムツミは今回以上に燃えると思うのでやっぱり勝つと思う。いや、ヘンに意識しちゃってダメになる可能性もあるかもw


 ということで終わり。注目はやはりトッキーのネタだったのではないでしょうか。ひょっとしたら作者的にも思い切った決断だったのかもしれません。
 個人的にはムツミの「とりゃー」が可愛すぎるのでベストショットはそこです。ギャグ的にもムツミのが良かったかな。背中のゼッケンというのをうまいこと利用したネタだったと思います。カメラの位置とかも気を使うネタですよね。

 ということで、次回は「旅館1泊編」だそうです。柱で明言されてる。こんなに柔道部フィーチャーが続くとは思ってませんでしたよ。嬉しい。ハナヨちゃんも出たらいいなー、とか思うんですが、そうなるとキャラが増えすぎて難しいのかもしれない。
 てか、それやったら年越しになるのか。来年はあの挨拶がされるのか注目ですねw

シン・君の名は

 名前の話。いわゆるハンドルネーム。

 その昔、某snsが流行ってる頃。友人と飲んでる時に、○○も始めろよー、と言われその場で作ったアカウント名が「北区の帰宅部」。その頃、友達間で、北区は23区の中で不遇の区、みたいな話をよくしてたのでその流れで。ワタシに帰宅部気質があるのも間違いないので、悪くないと思ってた。

 その後もこの名前は使い続け、そのsnsは離れ、ツイッター、そしてブログを始める時にも採用した。愛着もそうだけど、新しい名前を考えるのが苦手だからです。
 そんなこんなで長いこと使ってると、あんま良くない名前だったな……と思うことも多いです。

 まず、オリジナリティーがない。大問題。北区民なら小中学生に必ず思いつくダジャレだと思います。帰宅部って北区部だと思ってたわーwって大発見みたくはしゃいでた人も多いと思います。

 変換がしづらいことがある。そんなに打ち込むことないけど、たまにやろうとすると「北区の北区部」になる。まぁ、そりゃそうだよな……全部こちらが悪い。

 呼称が分かりにくい。今回の本題。人の名前っぽくない語呂なので使いにくい。呼びかけにくい。
 困ったことにブログの名前をコレにしちゃったから余計にややこしい。ここはマジで反省してる。直すのもめんどいけど。

 ツイッターとかブログのコメ欄における長年の経験で大体4パターンに別れます。

 まぁそうだ、という4択。それぞれに「さん」を付けると申し訳程度に人の名前っぽくなる。

 北区さん。
 体感では最多。まぁ、頭の方を切り取るんだから自然ですね。そりゃそうだ感。
 ただ、問題点としては行政区の方の「北区」に申し訳ない気持ちが少しあるんですよw まったく関係ないのは明白だし、具体的な迷惑が生じるとも考えにくいのは分かってるんですけどね。何となく。
 ついでにいうと、全国に「北区」という行政区は12もある。今ウィキペで調べてみたらビビった。さらには世界展開もしてるので笑った。

 帰宅部さん。
 こちらも多い。最多でもおかしくない。特に問題がないようにも思うんですが、帰宅部を名乗る人は他にも多いんですよ。ネット上の各所にいます。ハンドルネームじゃなくても帰宅部ネタみたいなものも多いです。なので若干ややこしいことがある。そんなに帰宅部アイデンティティーを見出さなくても……(人のこと言えない)
 ここからの亜種で「帰宅さん」というのもあります。ものすごく珍しいけど。語呂的にキタクサンてちょうどいいって感じだったのかな。

 北区の帰宅部さん。
 これを使う人は多分、なんて呼べばいいか分かんねぇ……という感じだと思います。大変申し訳ない。勝手な名前でかまいません。まぁ、機械的にフルで使ってる、コピペしてるって場合もあるのかな。
 この呼び方になるとブログ名と人名の区別が付きにくいという問題にもぶつかることも多いです。……って全部ワタシのせいなんですけどw

 キタクさん。
 以前、この呼び方問題に気づいた時に、ブログ名が「北区の帰宅部」、筆者は「キタク」と明確に区分しようと考えたこともあったりします。ただ、その時点で結構な年月が経過してるので思い切ることが出来ず、中途半端なままです。
 ちなみにこの「キタク」も探せばハンドルネームとして使ってる人いるので、キタクにすれば全部解決!!とはなりません。だから中途半端なままです。
 個人的にはこの「キタク」が人の名前としては一番しっくり来る、というのはありました。なぜかというと、「北区の帰宅部」という名前を使うようになって以来、ゲームで付ける名前がほぼ全て「キタク」なんですね。男女関係なく使えるので便利です。
 そんなワケで、呼びかけられる機会が一番多いです。『ドラクエ11』ではカミュに死ぬほど「キタク!グロッタの南で何か光ったぞ!行ってみようぜ!!」「キタク……もし行くアテがないならグロッタ南に……」と言われ続けました。軽くノイローゼ。あのゲーム大好きだけど、カミュだけは人間という感覚が薄い。村人Aばりに定型文を連発してるイメージ。
 NPCに限らず、オンライン対応のゲームとかでもキタクですので、人に呼ばれる機会も少なくありませんでした。今はまったく会話することありませんけど。
 そんなワケで「キタク」が一番しっくりくるというか、お気に入りでした。過去形。


 まさかの人から「帰宅部」きた!!
 漫画オールタイムベストの作者降臨であります。まさかこんな日が来るとは……

 ということで終わり。結局最後の件が書きたかっただけです。
 一応説明しとくと、『サイボーグクロちゃん』がpixivコミックというサイト(?)で毎週1話ずつ無料公開されてるので、それに合わせて全話感想マラソンやっていたんですが、それが見事「作者巡回済み」になった次第。



 というリツイート、ツイートに続くのが先ほどのツイート。やったぜ。帰宅部で良かった。ワイは帰宅部や。

爆発的 feat. サイプレス上野 & HUNGER (GAGLE)

爆発的 feat. サイプレス上野 & HUNGER (GAGLE)

週刊少年ジャンプ2018年02・03号の感想


 アンケート募集編。
 1年この企画やってきたけど、かなり好きな方の質問の続編。第1回は吾峠優勝です。どうせ入れたらまた勝つからハブりました……って冗談で書いてるんだけど、信じる人いそうで怖いから注意書きします。本気でハブるんだったらミウラ老師は残すよ。
 ということで、今回のメンツ。目次コメント普段読んでない人のために軽く説明をしますけど、普段読まない人は多分投票しないかw
 川田、筒井は子供ネタの猛者です。娘かわいいなぁ、というオッサンのコメントを見て、オッサンかわいいなぁ、となる。それが正しいジャンプ読者の姿勢だと思います。
 田畠、これは嫁。以前横田がネタにしてたけど、とにかく嫁の話が多い。カァーッ!ノロケデスカコノヤロウ!!という感じですね。素晴らしいと思います。
 最後に長谷川。ギャグ作家は基本的にサービス精神旺盛でみんな面白いんですけど、最近は長年連れ添った担当との別れネタみたいなのが多くてキャラが立ってる、と判断しました。ぶっちゃけ4択目は誰にするか悩んだ。コメント内の分かりやすいキャラ、というのを優先して長谷川先生にしました。
 個人的な意見としてはミウラ優勝……じゃなくて、この中だとねぇ、川田かなぁ。いやしかし、田畠も年期入ってて良いんですよねぇ。悩ましい。川田はこないだ「子供の話題は自重します」と言ってたので、そういう意味では今後も安定が期待できる筒井も強い。担当とのBL妄想が捗る長谷川ももちろん好きです。
 あと、長谷川は目次コメント以外の部分でもキャラが立ってるので強いのかも……という懸念はあります。まぁ、どっちでもいいです。
 第3回は多分ないです。そろそろワタシのお気に入りが尽きます。やったとしても、前に出てきた人の再起用。ミウラ老師でリベンジやで!!という気もするけど、吾峠入れると優勝しちゃう問題が最近マジで考えるようになってきましてね。
 正直なところ、ミウラも吾峠も最近は落ち着いてきた印象はあります。以前のような「可愛すぎかよ!!」という感じは薄まったかな、と。逆に言うと、板に付いてきた熟練度は出てきたと思いますw

 はい、合併号ですよ。なので来週はお休み。

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『生徒会役員共』451話の感想


 年末年始で『生徒会』読めない週が増えるので心の準備しておきます。

#451

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はトッキー。柔道部の長編(前後編?)が始まるからですね。本編でのトッキーの出番は少ない。ムツミは着ぐるみ回でやったから、次回はひょっとして柔道部集合パターン再び? あれ大好きだから期待しちゃいますけど、同じこと繰り返すかは少し疑問です。畑さんみたいなウルトラCあっても驚かない。中里さんとかでもいいなー。

 ということで、柔道部の遠征。相手は聖恍女学院。漢字がややこしいです。誤字説も個人的にはあったけど、その線はなさそうですね。カルナミサキの学校とは別なんでしょう。
 そんな相手校の下調べをしていたコトミ。おおっ、ちゃんとマネージャーしてる。スパイっぽくて乗り気だったのかしら、とか失礼なこと考えてしまった。
 柔道部だけど、生徒会+畑さんも同行。生徒だけで見れば部員と部外者が同数‥‥多分柔道部5人しかいないので。
 畑さんが「取材するぞー」ってやる気なさげに言ってるけど、違和感ある存在ってのを自覚してるからなんですかね。生徒会に比べれば自然な存在だとは思いますが。

 深夜バスあるあるって程ではないけど、席のリクライニング問題。ワタシは問答無用で倒す派です。ただ、なるべくゆっくり倒す。相手が「気づいたらこんなに倒れてる‥‥!」ってなるのが理想。
 そんな倒す宣言で会長がオチ。間違ってないし、会長の一見可愛くも見える体勢がよりソレっぽくなってるので笑った。会長の場合だと、偶然ではなく意図的なボケ、さらには疑似体験みたいなことまで考えてたりして。相手の顔見つめながらリクライニング押し倒したら割とドキドキすると思う。ゆっくりですけどねw

 会長から夜食の差し入れ。柔道部で食べ物の話といったらムツミの大食いネタだー!!と思ったらそれが囮。ムツミはムツミでも乗り物酔いの方でした。どこまで計算されたものかは分かりませんが、してやられた感あって楽しい。
 ムツミの異変に気づくのがトッキーってのが良いよね。「今にも吐きそう!」ではなく、その事前段階の変化に気づく繊細さ。よほど観察力があるのか、前もって心配してたか、ですね。後者がいいなぁ。

 そんなムツミ。隣のスズから車酔いの対処法を教わる。
 ムツミの隣チリじゃなくてスズなのか!と少し意外でしたが、これの発端多分タカ兄の席なんだと思います。深夜バスで就寝があるから女性と隣には出来ない。出来てもコトミ‥‥ただコトミの隣はトッキー。そう考えると、生徒会で隣同士にはなるのはシノアリで決まり、余ったスズは同じクラスで一番馴染みのあるムツミの隣‥‥ってことなんじゃないかな。柔道部は生徒会に応援に来てもらってる立場でもあるので部長がその隣に行くってのも分かる。
 席の影響、そしてツッコミキャラが多いせいもあって今週のタカ兄、ツッコミの仕事が少ないです。ツッコミらしいツッコミは1つもなく、2本目に「えっ」とリアクションしてるだけです。コトミの世話も必要ないし、いつも以上に平穏な時間が流れているんだと思いますw
 乗り物酔い対策、スズ以外にシノアリの2人が豆知識を追撃して、ムツミが実践したらオチ。
ムツミなのに下ネタ(というかエロ?)になってて笑いました。そしてサービスショットが過ぎるので嬉しい。前から思ってるし、定期的に書いてるけど、ムツミは本作におけるお色気要員だと思う。間違いない。他のキャラがやってもボケになっちゃう。
 バスだからこの状況にタカ兄は関与しない、という平和さも今回の特徴なのではないか。相手がスズだからこそ「何コレ」という引いたツッコミ。どうでもいい感じがとても良い。

 大門先生の出番。道下先生ともに下の名前は明らかにならないけど、まさかの息子の名前が解禁。トシローくん。登場もしてないのに名前だけ、という超貴重なパターン。先に下の名前が明らかになったアスカちゃんをさらに越えていく。
 そんな大門先生が道下先生に誤解される。これは笑った。怒ってる道下先生も見てみたいw
 勘違いネタとして秀逸だと思うんですけど、ここで優しいのはアリアが「津田君」と言ってるのも伝わってる点ですよね。あくまでも生徒同士がハメてると勘違いされてる。大門先生の浮気ではない。ハメたと誤解はされるけど、本人ではない。ここらへんのバランスが良い。
 あと、超細かい部分として、2本目の2コマ目、タカカフスが外れてるのが確認できます。伏線だw

 中里さんとコトミ。なかなかレアな組み合わせ。海辺さんは出てくるけど喋らない。青葉さんとの共演が待たれるけど無理だろうな。
 就寝時にコトミがマネージャーらしく睡眠グッズを配って回る。「なんで鼻栓?」というのがオチだけど、ムツミがゲロってしまった場合は割とマジで必要だったかもしれない。そこまで考えてたらコトミは有能。最後の最後にツッコミの中里さんが「たぶん」となったのはそういうことなんでしょうね。中里さんならそこまで気が回るイメージある。この中でムツミのこと一番知ってるだろうし。

 夜になると暗躍する畑さん。わざわざ遠征に同行した目的はココだったんでしょうねw 真っ先に向かったのがシノアリの席なので第一の目的はやっぱ会長だったのかも。まぁ、これは席の関係もあるから何とも言えんか。
 夜行バスであろうと睡眠の質にこだわるシノアリに畑さんが敗北。ボケではないからツッコミとは違うんだろうけど、畑さんがそっちに回るのはかなり珍しいですねw
 てか、この直前のコトミが睡眠グッズ配るネタがしっかり本作へのフリになってるのが見事ですよね。睡眠グッズは本人のためのものだから他人からどう見られようと構わない、というのが畑さんにとってだけ不都合。


 ということで終わり。今週も良かった。特に終盤はどれも週ベスト級のクオリティーがバンバン連発するようで、面白すぎない?大丈夫?と不安になるレベルでした。まぁ、もうすぐ合併号の関係で余裕ができるから大丈夫なんだろうけど(関係ない)。
 ということで、今週のベストは、ギャグとしては大門先生か畑さん。うーん、畑さんかな。んで、ベストショットはやはり酔っちゃったムツミです。色っぽすぎる。サービスショットであり「そんなワケない」という違和感もどこか感じられて最高ですね。

週刊少年ジャンプ2018年01号の感想


 アンケート結果。
 今回も票数多い。ひょっとして、質問内容どうこうじゃなくて単にツイートする時間による影響の方が大きいのでは……というイヤな結論が思い浮かびましたw まぁ、多くても少なくてもどっちでもいいので、どっちでもいいです。
 結果。『鬼滅』優勝。接戦ではあるが、2位にしっかり差を付けて優勝。『ONE PIECE』除くジャンプの最強バトル漫画は鬼滅やでぇ!!……と思った方ちょっとお待ちください。
 今回は票の動きが面白いというかクセが強い。まず、最初、『ブラクロ』ブッチギリです。『ヒロアカ』が続いて、その結構下に『鬼滅』、なくはないですレベルに『銀魂』。その後も差は縮まりながらも『ブラクロ』優勢は変わらず、このまま票も増えなくなって終わりかな、と思ったら。バスンともうひと波くる。そっからは『鬼滅』がひたすら伸びる。多分全員『鬼滅』に入れたんじゃないかしら。そんで、最終的にはご覧の通り。
 個人的に感じたのは、『鬼滅』も強いがそれよりも『鬼滅』ファンコミュニティーが強い。先週も書いたけど、この企画いつも『鬼滅』が強いんですけど、それとも通じますね。
 『鬼滅』のバトルが悪いとは言いません。特に最近良くなってきたとは思う。ただ、『ヒロアカ』『ブラクロ』に勝るほどか、というと意外な結果です。ぶっちゃけ。まぁ、『銀魂』が最強ですけどね。
 こっから若干グチグチしますけど、あそこまでの追い上げを目の当たりにするとですね、ふとですね、「質問文が何だろうとあの子優勝してたんじゃあ……」という考えがよぎってしまいましてね。これはイカン。この企画1年経ったけど、ついに根底から崩壊する危機(=やる気が失せる)の予感がする。前も書いたけど、この手の質問に対する答えが単なる作品の人気投票になる現象ってのは確かにあるし、そもそもオレも超やるんだけど、質問側に立つとなかなか複雑な気持ちもある。
 まぁ、今回の質問の裏テーマは『銀魂』のバトル大好き!!ですので、よく考えたらそれ以外はどうなっても構わないという話ではあります。そこを強調できれば本望だし、「なんでコレ入ってんのw」という人の中に「言われてみれば」となる人が数人でもいたらワタシの勝ちです。
 そんなこんなで8%なんですけど、君たちウチのブログ読んでて面白いのかね……という心配は出てきますw まぁ、読んでない人もいるってことを考えるとそこまで変な数字ではないか。
 今後、『HUNTER×HUNTER』『ワールドトリガー』が同時掲載される惑星直列が起こったら同じ質問を再びやるかもしれません。そん時は『鬼滅』ハブだからw(ウソですそもそも入れる枠の余裕がない)

 とりあえず、少し対策を打ちながら続けてみます。様子見。「こういう質問は面白くない」「良くない」みたいなセルフ縛りみたいなのが増えてきたなぁ。意外と考えるの大変……は言い過ぎだけど、そこそこ気使うのよ。
 今回は「まぁマイオナみたいなもんだからw」というヘラヘラした紹介をした『銀魂』がビリを取ることで割とみんな平和、みたいな部分は成功したと思います。1年間の経験が生きてる!!(オオゲサダヨー)

 はい、1号いきます。ジャンプ2018年突入です。2018……だと……?(tite kubo復活発表記念)

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『生徒会役員共』450話の感想


 ジャンプの次に『生徒会』感想書かないとリズムが崩れる、と気づきました。

#450

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉は小山先生。やったー。常識人特有の色気があるぜー!!(よく考えると意味不明な文章)
 小山リカというフルネームが大々的に出てくるのも珍しいですね。柱の人物紹介も出てきたし。しかし、あの人物紹介、「常識人(一応)」の意味がよく分からないんだけど、どういうことなのかしら。下ネタにツッコめる=ついていける時点で少しおかしいってこと‥‥なのかな。

 1話丸ごと小山先生特集なんですが、開幕は横島先生。小山フィーバーになるための前提として、横島先生が出張。ぶっちゃけ生徒会顧問としての仕事ってないに等しいイメージ(失礼)だから誰に代役任せてもよかったんだと思う。まぁ、どこまで正式な代役なのか謎ですけどね。むしろ正式じゃない方が「必要ないけどわざわざ小山先生に頼んだ」という2人の関係性萌えとしてはオイシイ気がします。
 オチは横島先生が下ネタを言う理由がついに発覚‥‥と思ったらそれすら下ネタだったので笑った。自分で言って喜んでる横島先生、というのもひっくるめてオヤジギャグ感あると思うの。
 てか、横島先生は小山先生にも下ネタ言ってほしい、みたいな妄想をすると少しオイシイかもしれない。

 小山先生の顧問代理スタート。「飛行機はじめてで怖いんです」「飛行機乗る時は靴を脱ぐのがマナーだからな忘れんなよ」みたいな誤解が生じてて笑った。横島先生の場合はイタズラとして騙したのか、本気で言ってるのか少し判断に困るのでそこもまたおかしい。
 しかし、オチの花を差し入れする横島先生、すげぇ良いなw いい加減な大人のボケ、という良さが凝縮してる。このボケできる人なかなかいないのですげぇ好き。

 小山先生の生徒会ウォッチング。スズヘッドの変化に気づくタカ兄がイケメンすぎて驚くんだけど、それに対するスズの返しがツンデレすぎて笑った。素直に喜べないもどかしさw
 てか、スズのタカくん大好きっぷりが小山先生に一目で見抜かれてて笑う。もちろん事前の情報もあるんだろうけど、ささやかな外的変化に気づいてその真相にたどり着くという意味では美容院に気づくタカ兄と同レベルの観察力である。毎日ベッタリな関係性でもないのに気づけるのスゴイ。

 タカ兄の質問に答える小山先生。この下ネタの発生する余地が一切ない雰囲気がとても良い。なんなら小山先生エロい、とすら感じる。
 からのスズの豆知識、そして会長の下ネタ的解釈でオチ。平然と受け答えつつ下ネタで返す会長、達人っぽくて好きw
 見抜きを避ける人の「安心!!」で爆笑してしまった。謎のテンションが刺さった。細かいけど、安心する人間が逆になってるのも面白いですね。

 座席で分かる人の心理。流れ的にこの図(知識)はスズが提示したと考えていいのだろうか。だとすると、どう考えても一番オイシイ「親密」を自分が持ってることを知ってて提示したことになるので、スズの勝利宣言感ある。
 本編ではそんなギクシャクが描かれないのが面白いですね。妄想が捗るというか。嬉しいけど悔しい会長が横に座りたがる、とか見てみたいw
 スズとは逆で損な結果になったアリア‥‥と思ったらでオチ。ポジティブさというよりは、アリアとしては至って普通の発想という感じがあって最高ですね。アリアはそのくらいじゃ負けないw
 ラスト、タカ兄がいわゆる「くっ殺せ」的なことになってて笑った。今まで会長は「くっ殺せ」似合うよなーとか思うこと何度かありましたが、タカ兄も全然イケるなw 間違いなく落ちそう、というニュアンスも感じられて素晴らしいと思う。

 ラストページは連結8コマ。最後にきて怒濤の小山先生無双、という印象。小山先生百面相みたいな味わいがある。とにかく小山先生の絵的な充実がスゴイ。
 目玉はなんと言ってもフワーリ。生徒会室の窓を開けると‥‥というのは過去に何度か描かれてるのでご都合ではなく「そういうもんだから」という納得になりつつあるので面白い。とにかく、小山先生のフワーリ。歴代のフワーリの中でも珍しいロングスカートフワーリなので相当良い。前に出島さんがロングスカートはミニスカートの位置までスカートをめくるだけでエロい、みたいな話してましたが、それのフワーリへの応用ですね。ロングスカートの方が見えるようになった面積が大きい。あと、アレはどう考えてもマリリン モンローのヤーツですので、セクシーさ、大人の色気みたいな側面も強調されてる気がしますね。それも小山先生にフィットしてると思います。それと、エロさ以外に「そこまで行くのかー」という感心というか、芸術点みたいなものも生まれてるのではないか。
 しくしく泣く小山先生の後ろ姿も抱きしめたくなるし、デフォルメの顔面アップも珍しい、そしてラストの罵倒もご褒美すぎるので大充実である。てか、あんなこと言われたらタカ兄は喜んじゃうので危険だ(何が)。
 地味に、慌てる会長も可愛い。あれは生徒会の顧問代理が初日で泣かされた、という事態が生徒会としてメンツが立たないみたいな部分もあったんでしょうね。会長だけ小山先生との付き合いが長いのでそういう兼ね合いもあるんだろうけど。


 ということで終わり。ボケではない小山先生フィーチャーがどうなるのかと思ったら、最後の最後に絵的なサービス連発でした。よく考えたら小山先生がツッコミを入れてるネタって代理としての仕事が始まってからは1つもないんですよね。こういう部分も意外性あって面白いですね。ツッコミキャラをフィーチャーするので小山ツッコミ祭り‥‥とはならない。
 今週のお気に入りネタを考えたら今週はどれも傑作だったのでマジで悩んでしまった。まぁ、となるとやはり絵的な充実でラストのネタになるのかな。あのフワーリ、よくよく考えると小山先生がフワーリに対して恥ずかしがるとかのリアクションが一切描かれてないのが良いよね。一線引いてるキャラとしての個性を感じるし、大人の余裕とも言えるかもしれない。

ブログを始めて7年

 11月29日は「言いにくい」の日です。もしくはブログを始めた日。
 毎年言ってるけど、去年書いたら今年も書くけどぶっちゃけ特に書きたいことないです。今年も見事にいつも通りです。

順調に書けたもの

 ジャンプと『生徒会役員共』の感想です。ちゃんと毎週書けた。特に前者はマジで重労働なので「これを7年……?」と我ながらどん引きです。
 後者は1時間もあれば書いて上げるまで全部終わるので楽なんですが、1つ書き忘れた。14巻の感想ですね。タイミングを逃したまま「もう今更書いてもなぁ……」となってしまいました。
 ただ、『劇場版』はしっかり書けたのでよかった。よかったけど、入場者特典もらえなかったので当時のことは思い出したくないですw

書けてないもの

 映画だよチクショウw なんか毎年この話してるから「またそこからですか……」という池上彰状態なんですけどね。

 こないだ『ゲットアウト』の感想書いたんですけど、これ30分くらいで終わったんですよ。こういうサクッとした奴をリハビリ感覚で量産するのが改善への第一歩でしょうか。

 あと、書けてないもの。ケツメイシの記事ですね。今年のツアーに行こうと思ってたんですが、諸事情により行けないことになり、一時期「ケツメイシのこと考えたくない……」状態になってましたw
 おまけにさ、ライブ会場に行けると買える限定版のCDも買えなかったんですよ。それもショックでね……。まぁ、配信という方法に頼れば最初から問題ない話なんですけど、「配信あるけどオレは現場で買うからw」とか思ってただけに余計にショックでしたw
 そんなツアーのDVDも既に出てるんですけどね。まだ書けてないですね。いろいろとマズイ。てか、既に「もう今更書いても」期間に入ってしまってる。どないすれば案件。

 もう1コあった。書けてない記事。ジャンプのメガネ定点観測。前回の記事が去年の9月だったとは……
 これはオレだけが悪いワケではない。面白いメガネがないんですよ。一応出てきたメガネはメモしてあるんですけど、どれも「前に書いたあのパターンやな……」というものばっかりです。どうしたもんかなぁ……と腰を重くしてたら1年以上放置でした。どないすれば。

なんでこれ書いてしまったんや


 もうすぐ12月突入ですけど、1年分のジャンプを復習したくないですw どないすれば……(三度目)

引っ越しました


 ブログ的にこの1年で一番大きいのはコレでしょうか。まぁ、見やすくなったり、見にくくなったり、両方あります。
 今一番感じているのは、過去記事の一覧が見にくいです。どこか見やすくする方法あるのだろうか。

 引っ越し直後に「せっかくだから記事を増やそう」と思い立ったことあります。ただ、映画記事は労力がいるのでとりあえず日記記事を気軽に書こう、とか。そっからブログ書く習慣が強くなっていずれは映画記事も……というもくろみでしたが、結果はお察し。

 ちなみに、この記事のサブタイつけてくフォーマットは引っ越し後に定着した奴ですね。ジャンプ記事に目次をつけようとした時の副産物。


 ということで終わり。とりあえず、次の1年は映画の記事増やしたいです(毎年言ってる)。

 書きそびれたもの、もう1コあった。『ドラクエ11』の感想だ。今年のエンタメの中でも最大級の作品でした。
 やりながら「めっちゃ面白いなーこれ絶対ブログに書くわ」って思ってたんですよ。ネタバレもあるからツイッターで言いにくかったし。
 なので、プレイ中にちょくちょく感想用のメモを取ってたんですよ。全クリしたらそのメモを見ながらブログ書こうって。
 全クリしました。したらさ、見事に『11』ロスに陥りましてw 「やり込み要素もっとくれよ」「配信で追加クエくれ」とかウジウジしてました。総合すると「もう『11』のこと考えたくない……」。そんなこんなで書けず終い。気持ちが落ち着いた頃には「今更書いてもなぁ……」という例のアレ。


gohomeclub.hatenablog.com

週刊少年ジャンプ2017年52号の感想


 アンケート企画募集編。
 ジャンプといえばバトル漫画というイメージありますけど、案外少ないよね。『ONE PIECE』『HUNTER×HUNTER』はなんか地位が違うので除外しましたけど、それ以外にたった4本ですよ。『ゴーレムハーツ』を外すのが少し怪しいけど、まぁ『銀魂』がバトル漫画なのか怪しい件もあるので大体4本でいいんじゃないでしょうか。一応『火ノ丸相撲』も格闘技漫画なのでバトル漫画と括ってもいいのかもしれませんが、個人的にスポーツという認識。
 ということで、4択。バトル漫画は少ないけど、残った4本はジャンプの顔たる作品な気がします。面白い現象だと思います。コケるか大当たりかの二極化。
 ぼちぼちウチを読んでる人なら分かると思いますけど、ワタシは『銀魂』派です。まぁ、マイオナとか思われるんだろうなぁというのは分かりますけど……けど『銀魂』だなぁw
 それ以外だと『ブラクロ』ですかね。ただ、『ヒロアカ』のオバホ編は大ハマリしたので少し悩ましいところ。ただ、最後の最後のオバホ戦が思いの外ハマらなかったのでやっぱ『ブラクロ』かな。
 アンケート企画やって確信しかけてることですけど、『鬼滅』がアホみたいに強い。たまたま『鬼滅』に有利な質問が続いたってのもありますけどね。今回も強いのかなぁと思いつつ、このテーマでこの並びだったらどうなんだろうと少し楽しみです。

 宣伝。ジャンプ連載作のランキング記事作ったんでお暇なら。ベスト16。勢いで女性キャラベスト10も作った。その場のノリでやった割にはボチボチきれいに収まった気がする。
 ただ、アネゴレオン入れるの忘れたので落ち込んでます。

 ということで、ジャンプ52号。ジャンプの2017年度が終わるとか笑えますわ。死にたい。

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『生徒会役員共』449話の感想


 我が家のネット回線が絶賛死滅中です。

#449

 ※マガジンと単行本掲載の話数では1つズレが生じています。当ブログではマガジンに掲載されてる話数に準拠しますが、本来正しいのは単行本の話数です。上記の話数に+1したのが単行本版の話数になります(この段落テンプレ)。

 扉はウオミー。暖かそうな格好してる女性は良いな、と感じさせるのに充分だと思います。冬になる度に「冬服のが良いよね」って思うけど、夏になると「露出がまぶしい」とか思うので、なんでこんなにバカなんだろうと落ち込みます。

 1本目は会長の独り舞台。セリフも最小限でありながら本作らしい下ネタはしっかりある。『生徒会役員共』という作品の魅力が高純度でまとめられてる感じ。すげぇ好き。
 あと、個人的な加点としては、犬の抱き枕がめちゃくちゃ可愛い。アヘ顔じゃなくて寝顔になってるのも大きいんだろうけど、ストレートにめちゃくちゃ可愛い。それを抱いて寝る会長も可愛いし、オチでの会長の「ひゃー」顔も可愛い。ただの寝顔だと思ってた犬の顔が4コマ目ではちょっと違うようにも見える感じも素晴らしい。割とマジで本作の歴史の中でもかなりのレベルに位置する作品なのではないか……みたいな大げさなことすら考えてしまうくらいに好き。
 どうでもいいけど、会長の家の外観が結構ガッツリと見えるので貴重。

 タカ兄の「女のへのプレゼントって何がいいですかね?」で始まる2本目。これも4コマがガチガチに起承転結にハマる見事な作品だと思う。発端であるタカ兄の発言、それを受ける生徒会3人娘、いつも通りに受け答えるアリアと背景で動揺しまくる2人、いつも通り下ネタをぶっ込むアリアとツッコミ(そして真相に安堵する2人)、という4コマの構成が見事すぎるのですよ。やはり本作は4コマ漫画としてすごいレベルに到達してる気がする。
 特徴的なのはやはり、3、4コマ目における背景でセリフなくわちゃわちゃしてる会長とスズですよね。如実に動揺する姿も可愛いんですが、「仲良すぎだろw」という2人のシンクロぶりも最高です。2人の耳にはアリアの下ネタがまったく入ってない感じも面白いですね。女の子へのプレゼントで頭がいっぱいになってる感。

 「なぜかチャラ語にハマるネネ」。ナレーションでもネネ呼びだったっけ?とかどうでもいいことが気になったりして。今週の大きなトピックとして「下の名前」がありますが、下の名前がここまで定着したキャラというサンプルとして貴重ですね、ネネ。チリもそうだけど。
 チャラ語とありますが、大事なのは逆さま言葉。ザギンでシースーとかの奴ですね。そこからしっかりと下ネタに落ちていく安心感が素晴らしいと思います。「そう来たか!」と膝を打つ感じがとても心地いい。言われてみれば納得しかないオチですよね。すべてはこのオチに向けて3コマ費やされてた感。
 背景リアクション役として柳本くんが起用されてるのも特徴ですかね。この2年組の日常、という感じものすごく好きです。

 英稜ネタが2本続く。まずは高校入ってから成長したせいで服のサイズがあわない話。
 まず、冒頭2コマぶち抜きの広瀬さんのショットが素晴らしすぎますね。高身長が強調されてるのもそうだし、短くなったスカートとそれを気にしてない広瀬さんのサバサバした感じ(男らしさ)が最高と言わざるを得ないでしょうよ。広瀬さんは唯一無二の個性、魅力を放ってるよなぁ、としみじみと感じてしまいます。
 からのオチは安定のウオミー。縦に成長した広瀬さんと対照的に横に成長した森さん、というオチが見事です。見事なんですが、それよりもウオミーの「のぞみん」という呼び方が気になりすぎてしまっている件。マジか。「森ちん」は卒業か。下の名前が用意された、もしくは発表されてしばらく経ちますけど、ついに本編の中に出てきた。まぁ、桜才との絡みの時には今後も「森ちん」が継続する可能性は一応ありますけどね。とはいえ、森ノゾミか。今まで「慣れないけどどうせ本編には出てこないから慣れないままでいっかw」とか思ってたんですが、そうも行かなそうですね。まぁ、この調子で当たり前に使われてると自然と慣れていくんでしょうけど。

 再び広瀬さん。驚くことに‥‥というのも変だけど広瀬さん単独のネタ。広瀬さんのクラスメイ子が出てくるけど、あくまでもモブですね。しかし、身長差スゴイですねw
 そんな2コマ目の身長差描写はあるんですが、それだけにとどまらず、直前のネタで広瀬さんの高身長という個性を踏まえた話をやってるのが丁寧ですね。とにかく広瀬さんは背が高い、というのを徹底的に印象づけてからの広瀬さん単独ネタ。ボケキャラとしての印象はまだまだ弱い広瀬さんだけど、そんなことは一切気にならない構成になってますね。

 ナオちゃんヨシくんとカエデちゃん。のどの調子が悪いヨシくんに対して優しく接するカエデちゃんに精神的な成長を感じますね。まぁ、のどアメを渡す相手があくまでもナオちゃん、というのが細かい描写としてうまいんですがw(男はやっぱり苦手)
 そんなヨシくんのためののどアメがナオちゃんに渡される、というカエデちゃん特有のねじれ現象を踏まえてナオちゃんがオチ。これまた素晴らしいですね。カエデちゃんがナオちゃんにアメを渡したのは必然だし、それに対してナオちゃんがよからぬ誤解をする、というのも納得ですよね。避けようがなかった悲劇w
 カエデちゃんとナオちゃんはそこそこ仲良くなっていて、それはカエデちゃんの成長なんだけど、ナオちゃんはナオちゃんでボケキャラとして成長を重ねていて……という変化が感じられますね。ナオちゃんはすっかり下ネタキャラの中でもかなりの強キャラになってる気がしますw

 ラストはウオミー。ウオミーにハグされて「ひゃー」となってる会長が可愛い。今週は会長の「ひゃー」が二度も見れてお得である。
 スキンシップが激しいウオミーだけど、最近はタカくんへのスキンシップは控えめ。その理由でオチ。会長とスズが「あわわわ」言ってるのがめっちゃ可愛い。2本目のプレゼントの話もそうだけど、こういうチョロいというか、素直すぎて感情モロ出しな感じ可愛いですよね。
 そんなウオミーの発言なんですけど、ウオミーの場合はどこまで本音なのか少し考えてしまいますね。動揺するシノっちが見たいから、ってのも全然納得できてしまうし。こう言えばタカくんが意識してくれるんじゃ、みたいなパターンも全然あり得ると思いますし。何にせよ、他人のペースを乱すのウオミーの個性であり強さですね。


 ということで終わり。多分ワタシの精神的なコンディションによるところが大きいんでしょうけど、「4コマって良いよね‥‥」としみじみと感じました。シンプルな4コマの中にものすごくキレイな展開がはめ込まれてる感じがもう芸術品のようです。
 『生徒会』ファンとして衝撃だったのは断トツでウオミーの「のぞみん」呼びのネタだったと思います。広瀬さんのぶち抜き2コマの絵的な魅力もあって、マジ大好きなんですけど、今週は最初の会長の「朝チュン」が個人的には大ハマリでしたね。めちゃくちゃ面白かった‥‥

週刊少年ジャンプ連載作の私的ランキング(2017年11月末版)

 11月でジャンプの2017年度が終わるということで書きました……というのはウソです。
 我が家のネット回線が絶賛死亡中で『ドラクエ10』が出来ないのです。ムシャクシャして書いた。
 2017年の総括記事を書くのが億劫すぎるのでお茶を濁す機能もあったりします。


 最近書いたランキング関連の記事。変わったり変わらなかったりです。ただ、『左門くん』『磯兵衛』がなくなったのはデカイですね。

 ルール。『HUNTER×HUNTER』はナシ。『ワールドトリガー』もナシ。このムシャクシャして書いたけど、冨樫が帰ってくる前に書いたのはタイミング良かったと思う。アレちょっと扱いに困る。そして、『ワールドトリガー』はそろそろマジでやばいですね。根強い人気は未だにあると思いますが、浅い人気がやばいと思います。
 逆に、『BORUTO』はアリです。
 そして、全21本の中で、ベスト16を決めます。前回の時は最下位周辺を当時の新連載で固められたけど今回はそれが出来ません。そうすると角が立つのでぼかします。キリよく最後の5本をぼかします。まぁ、ネタバレすると17位は『勉強』です(じゃあ入れろよ)。

  1. ゆらぎ荘の幽奈さん
  2. ハイキュー!!
  3. 火ノ丸相撲
  4. ブラッククローバー
  5. 『フルドライブ』
  6. 僕のヒーローアカデミア
  7. ONE PIECE
  8. 銀魂
  9. 『ROBOT×LASERBEAM』
  10. 『トマトイプーのリコピン
  11. 約束のネバーランド
  12. 食戟のソーマ
  13. BORUTO
  14. 鬼滅の刃
  15. 青春兵器ナンバーワン
  16. 『ゴーレムハーツ』

 1位『ゆらぎ』2位『ハイキュー』3位『相撲』。
 プロ編入って『相撲』ヤバくね??と思ってるので前回よりも上げようと決意したんですが、上げようがなかったw トップ2はそういうことです。個人的に偏愛してる作家が帰ってきたらまぁ相手になる可能性はあるかもしれない……とかそういうレベル。

 4位『ブラッククローバー』。
 ベジータに感化されました。いやその前から、みんな『ブロクロ』のことナメてるだろ、みたいな印象はあったんですけどね。それでもワタシの評価が低かった……という反省の現れです。
 最近の『ブラクロ』めっちゃ面白い……という感じは正直ありません。当たり前に面白い、というレベルがめっちゃ高い。
 ちなみに、このトップ4は作者の目次コメントもめちゃくちゃ好きです。

 5位『フルドライブ』。
 ちょっと高くしすぎたかな……とビビりつつ、期待とか応援とかそういう気持ちも込みで。トップ4ほど「これだけは外せない!」という作品もなかったのでココらへんで。
 キャラは魅力的ですし、語り口も非常に好みです。「この作者ならもう何やってもボチボチ面白いんじゃない?」という信頼が早くも生まれつつあります。

 6位『ヒロアカ』。
 ミリオの「ファントムメナス」以降、オバホ編がめちゃくちゃ面白かったです。それと、前回のランキングがいくらなんでも低すぎたという反省。

 7位『ONE PIECE』。
 この企画でいつも困るのが本作の位置。ジャンプを読む前から読んでた作品だからコレだけ認識が少し違うんですよね。まぁ、とりあえず今回は『ONE PIECE』を低くしてみよう、というコンセプトもありました。『ONE PIECE』が高いとランキングがつまらないかな、という気がした。

 8位『銀魂』。
 『ブラクロ』と同じで、『銀魂』ナメんなよ、みたいな気持ちがあります。ちょっと低くなっちゃったけど、上が詰まってるんだよなぁ。
 個人的にはこのまま終わりそうで終わらない最終章バトルを延々と続けてくれても全然嬉しいです。バトルと屁理屈は現連載陣でもトップレベルだと思いますね。

 9位『ROBOT×LASERBEAM』。
 これももうちょっと上にしたかったんだけど、ランキングは難しいなぁ。
 『火ノ丸相撲』に続いてプロ編に入ったワケですけど、個人的に最大の収穫は、再びメガネをかけるようになったことですね。

 10位『トマトイプーのリコピン』。
 新連載でこんだけ高いって凄いことなんですよって言いたいんだけど、伝わりにくいよなぁw
 もちろん本作単独で面白いってのはあるんですが、「今のジャンプにはこういうギャグ作品が足りなかった!!」という気持ちも大きいです。そこらへんは初回感想に書いたと思う。

 11位『約束のネバーランド』。
 前回のランキングの反省点に『約束』過小評価があるんですけど、今回も反省です。トップ10から漏れるってのは我ながら違和感です。ただ、他に落とす作品が思いつかんのですよ。
 脱獄後もフツーに面白いし、『約束』っぽいなーという話が続いてるので個人的には何の不満もないです。『HUNTER×HUNTER』の連載が再開しても味わうことの出来ないゴンの狂気を感じられるのも本作の魅力ですねw

 12位『食戟』13位『BORUTO』14位『鬼滅』15位『青春』。
 もう言うことが同じになっちゃうからまとめますけど、ここまで低くするつもりはなかったんだよ……という感じです。まぁ、そんな中の順序は割と納得いってます。1話完結の『青春』は続きモノに比べると評価がブレがちなので少し揺れますけどね。

 16位『ゴーレムハーツ』。
 ベスト15にすればキリよかったけど、「以下略」にするのは申し訳ないかな……となった。てか、師匠の女性キャラが好きなんですよ。好きな女性キャラランキングだったらトップ10は余裕です。
 あー、女性キャラランキング記事も割と良かったですね。まぁ、1作に1人という縛り設けないといけない、とかそういう兼ね合いはありますけど(じゃないと『ハイキュー』で埋め尽くされる)。

 その他。
 17位は『勉強』です。まぁ、ビリは新連載しとく方が穏便な気がしたんですよ。

 さっき書いた女性キャラランキング、記事にするまでもないので、考えてみます。

 1位『ハイキュー』ミカちゃん。
 今のランキングと考えるとミカちゃんがちょっと強すぎる。

 2位『ゆらぎ』幽奈さん。
 『ゆらぎ荘の幽奈さん』という作品が好きということは幽奈さんが好きと同義、と思うので本作からは幽奈さん選出。
 メインキャラ禁止で考えるなら雲雀ちゃん夢咲先生、夜々あたりかな。

 3位『食戟』竜胆。
 この人さえ出てくればその回は当たり、という程度には大好きです(当たり回みたいな考え方はアレですが)。萌えキャラとしての側面もあるのに恋愛関係が今のところないのが個人的にはめちゃくちゃ評価ポイントだったりします。

 4位『BORUTO』サラダ。
 当ブログを念入りに読んでる人だと伝わると思いますけど、妙に好きです。短期連載の影響が大きいんですけどね。

 5位『斉木』相卜。
 黒ギャルが特別好きなワケではないです(嫌いでもない)。本作で珍しく超能力は人の役に立てないとダメっしょ、という価値観を持ってる部分が好きです。意外となかった視点。

 6位『フルドライブ』白石真凛
 ごめん、リンの字が自信ない。調べる気力もない。本作はどのキャラも魅力的に描くのがうまいと思いますけど、目立って分かりやすいのは彼女ですよね。

 7位『ゴーレツハーツ』エイル。
 大食い、オッサン仕草の似合う女性がどうしようもなく好きです。こればっかりは好みだから仕方ない。

 8位『約束』エマ。
女性版ゴンですねw 多分これ考えてる人はワタシだけじゃないと思います。

 9位『火ノ丸相撲』五條レイナ。
 川田先生は女性キャラも余裕で魅力的なので自信持ってくださいw

 10位『勉強』古橋。
 よっ!師匠!! 女性キャラ括りだと割を食ったけど、今年の新キャラランキングだったらかなり強い。ラブコメ作品における「気づく」という個性は発明ですね。

 ということで、好きな女性キャラベスト10も終わり。偶然キリよくなって良かった。
 連載作のランキングに比べるとテキトーに決めたので、取りこぼしはあるかもしれない。まぁ、独立した記事にするほどでもないのでまぁいいかなと。


 終わりです。定期的にランキングという形にしておきたい、という気持ちはあるんですよ。毎週の感想を読む際に「あーアイツは○○信者だから……」って参考になればいいかな、と思います。もちろん好き嫌い関係ない指摘をしてるつもりな話もありますけど、連載を追っかけてると愛着とか大好き!!ってバイアスはかかっちゃいますよ。

街コロマッチ!+ 2 (ジャンプコミックス)

街コロマッチ!+ 2 (ジャンプコミックス)

 祝完結です(めでたいのかは知らん)。
 『街コロ』がジャンプ本誌にいたらトップ争い間違いなかったです。平方先生プリーズカムバック。