北区の帰宅部の意訳

映画の感想を書きます(希望)

『生徒会役員共』538話の感想


 涼しくなってきて助かります。

#538

 扉はコトミ。すんごい良かった。めっちゃ可愛くないですか? 見返りの構図は鉄板なのだなと改めて痛感しました。この子に入れたい!!(票を)

 生徒会選挙の投票日。候補者目線で進行するの新鮮で面白いです。まぁ私の漫画などの知識が少ないだけかもしれませんが。
 オチとしては畑さん。会長の「ライバルは自分自身」という発言の解釈。間違ってはいないけど‥‥という情報の切り取り方が悪い意味でマスコミっぽいw てか、この手のネタ、今回の選挙編でちょっと多いですよね。立場とシチュエーションによって自然とそっち系に偏ったんですかね。

 投票場。場面説明のためだけの背景的な1コマでもムツミが出るのは嬉しいですよ。そもそもキャラクター的に「普通の人だとこうですが」というフリに使われやすいですし。
 んで、オチはネネ。定番の振動ネタなんですが、まさかの箇所なので笑った。笑ったというか「そんなのあるの!?」という衝撃w 思わず検索しちゃいましたよ。性感とは無関係なイメージだったので。そこまで開発が進んでるのか‥‥。
 あと、最後のスズに対する「あ 没収ですか?」という淡々とした対応が好きです。改まった場であることを多少は認識してる。

 前のスズもそうですが、選挙管理委員目線の話。投票用紙を作る話ってすごい新鮮です。初めてこのことについて考えたかもしれない。当たり前ですが、作る人がいるわけですよね。今回の選挙編の中でも管理委員がメインになる話は少なかったと思うので、そういう意外性もあったのかな。
 オチ。タカツッコミが黙々と行われる感じが良い。前のスズもそうだけど、場の雰囲気を考えて荒らげる系のツッコミにはしてないっぽいですよね。目の前のボケを粛々と「阻止」して終わる感じ。
 チェックはチェックでも前後の文章によって意味が大きく変わる、というアリアのオチはちょっと目から鱗でした。チェックなのに模様が全然違うw

 別室で待つ候補者。今更ですが、ボケに囲まれたカエデちゃんが孤独ですね。それを再認識するようなオチだったと思います。1つの出来事に対して複数のボケが発生し、その状況に対して会長が微笑ましくしてるのがカエデちゃんが馴染めない異常空間として笑えました。3人のテンションがそれぞれ違って、違うのに調和が取れてる感じが良いんだよなぁ。カオスにも見えるんだけど。

 平常に見えた会長がトイレに行くと‥‥。地味に前のネタとの繋がりが強いですよね。お茶からのトイレってのもそうだし、前のネタのオチ、ボケ倒して「わきあいあい」としてた皆は実は緊張していた、と分かる。ボケキャラだからあの異様なことになったわけではなく(それもあるけどw)、緊張してたからだったわけですね。
 直接は関係ないけど、2つ前のアリアのオチとこのネタのオチもうっすらと繋がって‥‥いるは言い過ぎだけどちょっと連想してしまいますね。今週やたらとパンツへの言及が多いw

 ラストページ。会長の再選。圧勝でした。1コマ目、祝福される会長がなんだか可愛い。どういう感情なのだろうか。あと2コマ目の祝福する落選者たちの絵も可愛いですね。負けて満面の笑みなカエデちゃんも可愛いし、添え物状態の2人も可愛い。
 からの会長でオチ。これまた前のネタから続いてて、緊張からついに解放される。大きな違いは今回は人前だという点ですね。トイレの個室という誰にも見せない場所からの、みんなの前というコントラスト。人前では品格を保とうとするのは会長としての重圧を感じさせますね。再選前の方が会長らしさがあった、と考えるのも面白そう。

 ラスト。いつもの生徒会室に戻って一安心、からの畑さんが来て投票理由。選挙編の初めに「津田氏を右腕に起きたい」と立候補の目的が語られてましたが(畑さん)、ちょっとそことも通じるのかな。この学園における生徒会長というポストはそういう目でしか見られてないというかw
 てか、一般の生徒が会長とタカくんの仲を見守ってる、ってのはありそうでなかったネタなんじゃないですかね。公然の秘密みたいなことなのかもしれませんし、そもそもあの4コマ目の発言は畑さんが勝手なこと言ってるだけとも解釈できる余地もあるんですが(鍵括弧がない)。


 終わり。まさかの4週という長編が終わりました。そりゃそうやろ、という選挙結果ではありましたが、最後の「そういう目で見られてたの!?」という部分はかなり衝撃的でした。桜才も少しずつ変わってきてるんだろうな、みたいな。初期ではまずあり得なかった話ですよね。
 今週のお気に入り。アリアの投票用紙かな。オチで妙に感心してしまいましたw
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週刊少年ジャンプ2019年44号の感想

 映画化関連で誌面では放置されてる情報があって悲しい限り。


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『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』3話の感想

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チャンピオンRED 2019年 11 月号 [雑誌]

チャンピオンRED 2019年 11 月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2019/09/19
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 チャンピオンREDを買うためにちゃんとした本屋に行くのが結構大変、と気づきました。

「神話復活編③」

 009とアポロンのバトルがメインに描かれるのかと思ったら、009以外の集合が先でした。全員集合横並びとは行きませんが、これだけ揃うとやっぱアガりますね。よく見ると全員が1コマに収まるショットが1つもないことに気づくんですが、これは009との合流待ちってことでしょうね。

 ギルモア博士の墓。本作だとギルモア博士出ない感じなのか。本家シリーズから年月が経ってゼロゼロナンバーは老けないという設定なのか……と思ったら違った。いや、ギルモア博士はこのまま出ない、生身の人間は送れない可能性もあるんですが。
 とにかく本作、本シリーズのあり方、立ち位置がかなり見えてきましたね。「存在が消えてしまった世界の一つ」と出てきました。時間旅行とか世界線とかそういう類ですね。どのような言葉で説明されるかは分かりませんが。かなりSF的な飛躍があって、そこが本作の肝だと思います。往年の名作を、今、続編として、新作として、作る意味ですね。リメイク、リブートではないってのがポイントでしょう。本家とがっつり繋げるためのSF設定。
 こうなってくると、神話復活編が終わっても本作は続く、続けることが可能ということですよね。まぁ、サブタイの時点でかなり怪しかったのですが、今回明確になりました。今後どれだけ続くかは分かりませんし、ミュートスの次どの話の世界に行くかは分かりませんが、ちょっとこの感じ、個人的にはゲームの『キングダムハーツ』を連想するかな。いろんな世界に旅する感じが。全部1つの作品なんですが、そもそも『サイボーグ009』という作品が一繋ぎで形成された物語でないのでこうなるのも納得だと思います。あとは『アベンジャーズ エンドゲーム』における時間旅行かなぁ。いろんな作品の世界にお邪魔する感じとか似てると思います。もちろん旅先で始まる物語がメインになるのでその点は大きく異なりますが。

 「あの真の敵との戦い」。タイトルにブラックゴーストが入ってるので、ブラックゴーストが重要なファクターになるのは確実なんですが、こう露骨に引っ張られるとそれはまた別なのかな。ゼロからの設定をぶち込まないと仮定するならやっぱ神とか天使との戦いってことになるんでしょうか。

 本日の目玉、009vsアポロン。楽しみにしてましたが、すごい良かったです。本家シリーズと比べるとかなり理屈っぽい展開になってるんですが、そこがめちゃくちゃ好み。加速装置にレベルを設定したりしてよりロジカルにする土台は出来てたんですが、バトルはこうなるんですねぇ。今後も楽しみです。
 加速装置の使い方、加速装置による防御性能のアップとか、突飛な設定は盛らずに「確かにそうかもなぁ」と納得できるので素晴らしかったと思います。それに、アポロンが左手を囮にするのも戦略として面白いし、面白いんだけど、キャラクターとしての矛盾、いわゆる「飛影はそんなこと言わない」的な指摘を盛り込んで話が進んでいくのとか見事ですよね。別の作者が作る『サイボーグ009』という本作の立場を意識させるような展開でもあり面白かったです。要するに「キャラクターの整合性はめっちゃ気をつけるからね!」というファンへの牽制w
 それと、個人的に刺さったのはパリでの、エッフェル塔でのバトル。ロケーションとして最高すぎるでしょ。絵としての新鮮さが良かったです。加速装置バトルなので一般人には気づかれない。「派手」と「人知れず」が無理なく同居してる。


 終わり。神話復活編の先のことも考えてしまうような内容でしたね。意外とサクサク解決して次に行ったりするのかしら。じゃないと気が遠くなるw まぁ、楽しみがなくならないのでそれもアリかな。
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『生徒会役員共』537話の感想


 三連休が終わったので次のジャンプは月曜。嬉しい。

#537

 扉はパリィ。私服。オシャレ弱者としては、肩出し過ぎじゃない? と恐れおののいてしまうんだぜ。

 候補者演説。ちゃんとした選挙戦やるんかい!! とひっくり返りました。てっきり選挙結果の話になるものだとばかりw 先週のアオリは何だったのか。真に受けたのが間違いってことなんだろうけど。
 演説前の会長に声をかける。よくタカアームに「選挙管」と書かれた腕章がありますね。選挙管理委員とかなのでしょう。だから何だという話ではありますが割と大事な気もする。別のネタだとアリアの腕にも確認できるのでスズもそうなんでしょうね。そして、先週の水泳大会のときには腕章は確認できなかったので、水泳大会はあくまでも前戯で、選挙としては今週からが本番ってことなのでしょうか。

 カエデマニフェスト。当然ですが風紀。学園のモブ生徒に下ネタ好きが多かったら選挙は不利かもしれないw
 前のネタで緊張について語られたんですが(違ったけど)、こっちのネタではカエデちゃんが突拍子もないユーモアを挟もうとして滑る。慣れないことはするもんじゃないって話でもあるんでしょうが、緊張してたって事情もあるんじゃないですかね。具体的には描かれてないけど。

 コトミマニフェスト。スポーツの充実。スポーツ強豪校を目指す。これはムエタイ部設立からのムツミ柔道部退部という波乱の展開か??(絶対違う) ただ、今の桜才にムエタイ部が出来たらムツミはムエタイと柔道のどっちを選ぶのか、ちょっと気になります。さすがに柔道だろうけど。
 トッキーが内心で感心してから、コトミが噛んじゃってオチ。3コマ目の「いいコト言うじゃん」は心の声で、4コマ目の「最後の最後でやっちゃったよ」は声に出してるってのがポイントじゃないですかね。いてもたっても感だし、ツッコミという救済を少しでも与えてやりたいとか。

 パリィマニフェストアメリカンスタイルのカフェテリアの提案。ここも感心を挟んでからのオチなんですが、感心の役割が横島先生(と小山先生)なのが意外でした。パリィと関わりの深いキャラといえばスズですが、会長以外の候補者に肩入れするような描写は避けたのかな。
 オチはアニメによる日本誤解ネタなんですが、「また誤解している‥‥」のツッコミが誰なのかよく分かんないんですよね。流れとしては横島先生か小山先生ですが、ちょっとイメージが結びつかない気もする。桜才生徒の総意みたいな感じなんですかね。パリィのあのキャラクターがどこまで認知されてるかはさておき。

 シノマニフェスト。そういえば、今週もタカくんが会長のことを呼ぶ場面なかったですね。来週もこのまま逃げ切る可能性あるけど、再選後「一度くらい呼んでくれてもよかったのに‥‥」みたいな可能性もあるか?
 ネタとしては感心からのオチ。演説なのでそりゃそうだという構成なんですが、このネタだけ最後のオチが演説の内容とは関係ないんですよね。気づく人(生徒会)だけは気づく。隙のない演説を通す会長のすごさであり、生徒会の繋がりの深さを感じさせる構成だったと思います。こういうとこホント見事よね。
 あとこのネタの見所としては、オチになってる会長の「手」が2コマ目で既に見えてる点よね。引きのショットで絵もデフォルメなので実態は分からないけどこのとき既に‥‥と味わいが変わってくる。

 ラストページは8コマ連結。投票日前日、各人が握手してアピール。政治家の選挙と違って選挙活動が狭い学園内に限定されるから、という特殊性がありますね。そしてその狭さがオチにも繋がってくる。
 そんなオチなんですが、選挙の握手が違う意味に見えてきて‥‥。最初、「握手っつったらカエデちゃんで男性恐怖症ネタでしょ」とか思ったんですよ。けどないんですよね。なぜかと思えばこのオチのためなのでしょう。似たニュアンスなのでオチのインパクトが弱まってしまう。
 あと、絵として5コマ目、6コマ目のクライマックス感好きですねぇ。本作でこんな盛り上がりを目にすることになるとは。衝撃。それぞれを2つに分割しててここが実質4コマなんですが、上下で真面目キャラとそうでないお気楽組に分かれてるので本来の8コマ漫画のコマ割りとしても収まりが良いと思います。
 あとあと、パリィが握手しようとしてたの、こないだ見事なパンチラを披露した人ですよね。割と定期的に登場してると思う。同一人物でいいと思う。見た目で個性ばっちりあってファンがいてもおかしくないレベルの存在感だと思います。次巻でフルネームが発表になっても不思議じゃない‥‥さすがに無理かw


 終わり。予想外の展開でした。予想外で驚くけど「いや本来こうあるべきだけど」と不思議な気持ちになるw
 今週のお気に入りとしては「シノの公約」ですかね。他の3人とボケの毛色が違うのでより印象的でした。まぁ、そういう意味では構成の妙なので1本だけが優れてるという話でもないんですけどね。まぁ、とりあえずのまとめ感としてやってるだけですのでw
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週刊少年ジャンプ2019年43号の感想

 本当に遅くなってしまいました。さすがにジャンプ5日目は飽きる。


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『生徒会役員共』536話の感想


 次回がめちゃくちゃ気になります。

#536

 扉は前回のあらすじ。これぞ続き回の扉!という迫力がある。基本はこれで、扉で遊びたくなったら別のなにかってことなのかな。

 開幕。まさかの水着で3コマ進むので面食らいました。状況が飲み込めないw からの4コマ目であまりにライトなノリ、バラエティ番組的なノリで説明が入るので笑った。あまりにウルトラCな展開。それほどシリアスな話にはならない程度には思ってましたが、それにしても予想外すぎるw

 水泳大会の理由。生徒会長に求められるものでアンケートした結果。桜才の一般生徒の生徒会への、生徒会長への関心のなさというか、意識の低さは以前にもネタにされてましたが、それの再来って感じありますね。そんなモブ生徒たちに興味を持ってもらうため、と考えるとこの水泳大会も少し納得できるというか。

 会長の水着で2コマぶち抜き。せっかくの水着回なので、というサービス精神を感じる。ただの会長大映しではなく、コトミが会長の体型を見ている場面なのが良いですよね。読者が見るだけではなく、劇中にも「見る」という視点が存在する。すなわち「見られる」会長を見ることになる。
 ついでにいうと、会長は横で、コトミは正面なので2人の体型を比較するためのものではない、のもポイントだと思います。話としてはそのニュアンスもあるんですが、絵としては見せない。コトミの夏太り(自称)についてはよく分からないままだし、そもそもこの2人が比較するように並んだら胸の話が不可避というか‥‥
 女性同士で女性の身体の話をしてるとき、性的なニュアンスはないけど、そこに男性からの性的なニュアンスが混ざると途端に台無し、というオチ。そんな切り口を畑さんが持ち出すのが面白いし、身体を「しぼる」の意味があんまりな変わり方するので笑ってしまう。

 「50m一本勝負」。よーいどん、だけで4コマが1本できちゃうんだからすごいw カエデちゃんらしい赤面からの水泳スタート時独特の姿勢によって‥‥というオチも見事だったと思います。デフォルメ強めだけど、あの姿勢の会長を後ろからとらえたショットも貴重ですね。
 なんですが、個人的に爆笑してしまったのは1コマ目で会長の「高い‥‥」ですよ。初期の頃に出てきた会長の高所恐怖症設定!! アニメのオープニングでは無視されて屋上でポーズを取る会長があったのもご愛嬌、な高所恐怖症設定。忘れられてなかった、裏設定で克服したとかじゃなかったんですね。

 レース開始。4人の参加者のレース状況をそれぞれ1コマずつ紹介してるだけなんですが、それが4コマ漫画として成立してるからスゴイ。文句なく起承転結じゃないですか。当たり前のようにやってるけど、何気にかなり高度な作品な気がします。会長とカエデちゃん、パリィとコトミという2組で括ってるのは次のネタへの布石と見ることも出来るので、そういう意味でも重要かと思います。

 ラストページは8コマ連結。レースの結果。普通に会長が勝って、カエデちゃんと健闘を称え合って‥‥というのまでは予想通りだと思います。そこまでで4コマ。そっから会長&カエデちゃんにとっても予想外なことが後半4コマで起こってオチ。このネタが秀逸なのは、最後に「ハイここがオチです」的なツッコミが入って終わるのではない点ですよね。必要な説明、というか理解の補助として「試合に負けて勝負に勝った」というサブタイがあるだけ。あの何とも言えない、「なんでだよ!!」とツッコむことも許されない雰囲気こそがこのオチの魅力だと思います。8コマもあるのに、この静かなオチにするのがテクニカルで良いよね。熟練の技を感じる。
 てか、サブタイ、「試合に勝って勝負に負ける」という会長視点じゃないんですよ。要するにコトミ視点になってる。‥‥えっ、会長選挙コトミが勝っちゃうの?? いやいやいや、と割とマジで動揺してます。柱でも「何かが起こる!?」とか煽ってきて怖いんですけど。いや、けど、さすがに‥‥大丈夫だよね? えっ、マジ分かんない。なにあの煽り怖いんだけど。


 終わり。ひっさびさに「早く続き読ませて!!」な気分になるラストでした。初期の方にあったウオミーの学校の名前が英稜で「ということでマサが出る可能性が??」とワクワクしてた頃以来の気になり度合いかもしれない。いや、マジ怖いでしょ。これでコトミが勝っちゃったら。そういうことじゃない。いや、さすがにそんな大事にはならずスルッと終わる気もするんですが、あんなサブタイと柱が気になるよなぁ。ホント何事もなく次回日常回とかになっても不思議じゃないとは頭では分かってるんですが。えーっ、心臓に悪いわw
 一応今週のお気に入り。カエデちゃんのフライングかな。会長の高所恐怖症設定も笑ったし、オチも面白かったです。ツッコミではなく静かに「フライングだ」と入って終わる感じが。
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週刊少年ジャンプ2019年42号の感想

 台風被害大丈夫でした? 私は直接の被害はなかったのですが、間接的に振り回されっぱなしな1週間でした。


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『生徒会役員共』535話の感想

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 三連休で髪切りたい。ひょっとしたら来週末かもしれませんが。

#535

 扉はカエデちゃん。そっかーカエデちゃん回かーとか思ってたらカエデちゃん関係なくそこそこの大事だったでござる。そこまでシリアスなことになるとは思いませんが、そうなりかねないイベントな時点で珍しいですね。

 畑さんによる会長の写真撮影でスタート。日常から非日常への導入として面白いし、その役を畑さんが担ってるのがまた良い。カエデちゃんの参謀は言いすぎだけど、事態を面白がってる感。

 ということで生徒会長の選挙。生徒会選挙って言ってますが選ぶのは会長だけ。一応は会長の不信任みたいな形になるんですかね。
 会長の座を争うとか、新しい会長が現れるかもしれないとかあるんですが、とりあえず一番大事なのはタカくんをゲットするのは誰なのか、という話になるのが良い。やっぱそこ大事だよねw 会長の権力、利権の象徴としてのタカくん。

 ということで会長vsカエデちゃんの様相。ピリつくんですが下ネタで緩和。ここらへんののらりくらり感は強キャラっぽいかもしれないw
 空気の入れ替えからのひとりHなんですが、女性の場合も空気の入れ替えって必要なんですかね。気になる‥‥。まぁ、会長は男の場合を話してる(だからカエデちゃんはピンとこない)可能性もあるんですが。だとしたら女性のひとりH事情ならカエデちゃん分かるということにあり、それはそれで気になるw

 選挙ポスター。カエデちゃんが「風紀アナリスト」言うてて完全にそっちの意味しか考えられなくなってしまうんですが、話としてはまったく出てきません。アナライズだからな。そんなポスターを見てるのがよりによってアリアなんですが、スルー。これなぁ、誘ってるよなぁ。誘ってるんじゃないかなぁw
 そして、まさかの第三勢力でオチ。一気に何でもアリ感が出てくるのでおかしい。てか、コトミが「光と闇を司る」なので、このフレーズは本人が考えたと見るのが妥当ですかね。もしくは各人のことを理解しつつ面白がってる畑さんあたりか。アナリストは一体誰が‥‥

 ということでコトミ参戦。タカ兄が止めに入るのは分かるんですが、当たり前のようにスズも加わってるのでおかしい。こうなるとトッキーとか柔道部のみんなのリアクションも気になってきますね。案外応援されたりして。

 パリィも参戦。何でもアリっつーか、いつまでいるかが分からない(という体)の存在じゃないのかw それに対するスズは驚きつつも、コトミのときほど否定のニュアンスがないですね。ただ、呆れはする。
 んで、生徒会長の仕事について。会長より「奉仕活動」と教わったパリィが「生徒会長」「ご奉仕」で画像検索してオチ。奉仕活動とご奉仕で大違いなので笑った。そんなバカな、と思いつつ検索したらホントにひどい結果が出るので再び笑いました。奉仕活動の方だとめっちゃ真面目なやつしか出ないのに。丁寧語なだけやんけw
 ちなみに、「生徒会長 奉仕」だと基本的には真面目な結果になりつつ、その中にちらほら某作品が混ざる感じです。エロではない。「ご」が大事。

 会長が選挙を決意して終わり‥‥が、選挙中は会長は会長でないので、というのがオチ。最後の畑さんのポーズ良いなぁ。過度にデフォルメされたようなポーズ。
 ということで選挙本番は来週。その内容や結果も気になるけど、呼び方が気になっちゃいますね。変な話、今の3年が卒業したあとの付き合いも連想してしまうような事態だと思います。まぁ、あだ名的に会長と呼び続けるのもアリですけどね。


 終わり。マジ意外な話でした。夏休み終わったと思ったらまさかの選挙。ありそうでなかったイベントなんじゃないでしょうか。投票という意味ではミスコンがありましたが、やはり「生徒会長」という座についての話なので本作の根本に迫るようなテーマですよね。まぁ、シリアスな話になるかは怪しいところなんですが。
 今週のお気に入りとしては「パリィ画像検索をする」ですね。わざかな言葉の違いが結果を大きく左右するので爆笑しました。
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週刊少年ジャンプ2019年41号の感想

 ちょっと台風被害ナメてました。千葉がひどい。バーサン千葉に住んでるのでマジビビりました。


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『生徒会役員共』534話の感想


 そろそろ髪切りたいです。

#534

 扉は私服会長。本編に出てくるんわけではないんですが、可愛い。ポーズもそうだけど、腋の魅力に目覚めそうな魔力がある。

 逆算思考。目標を設定してからそれに向けたプランを云々。これが学生の会話かよ、と思ってしまうのは私が意識低い人生を送ってきたからなんでしょうね。勉強でも部活でも真面目に打ち込んできた人は無関係な話じゃないと思う。
 からの下ネタ的な逆算思考でオチ。サブタイの「10月生まれはクリスマス」が後から意味が分かって味わい深いです。過去の氏家作品にクリスマスイブ生まれのキャラいるし、そもそも作者が‥‥という話なんですがあまり掘り下げるの良くないw

 机に突っ伏して寝た際に出来る頬の跡。学生(不真面目)だとかなりの率で「なったことあるw」なんじゃないでしょうか。私はメガネをしたまま寝るため手でオデコを支えてたので、真っ赤になるのはオデコでしたw
 なんですが、今回出てくるのは生徒ではなく小山先生。大人で先生だと恥ずかしいみたいなニュアンスが増しますよね。忙しいのは先生も同じだし、仮眠する環境がないから仕方ないとも思いますが。とにかく、あらやだ恥ずかしい、みたいな小山先生が可愛いので私は満足です。それを気兼ねなく指摘できる横島先生との関係性も良いですよね。
 からの色が出て恥ずかしいこと、で横島先生がオチ。平然としてるけどなかなかすごいプレイなので笑った。特に女性は見られることがないからなぁw

 パンツ! パンチラ! フワーリ!!
 今週最大の衝撃でした。ついに最終回が‥‥というのは冗談ですがやっぱ連想はしちゃいますよね。たぶん作者的にはそんなこだわりもうないんじゃないかなぁ。そもそもキャラも多いので『妹は思春期』と同じ最終回は難しくなってきてますし。ページ数増やさないと不可能ですよね。
 そもそも本作、及び『プチたん』でもそうですが、下着描写も増えてきてますので緩和傾向にあるんだと思います。そっちに特化することもないし、露骨なサービス描写として会長の入浴シーン入れたりもないと思いますが‥‥ってアニメだとまた話は別ですかね。
 とにかくパンチラがあって、しかもアップなので驚きましたーという話。ネタとしては共感性羞恥からのアリアオチとなります。あのオチは、本作のキャラは一筋縄ではいかないよ、という所信表明と受け取ることも可能かもしれない。まぁ、アリアの場合穿いてない可能性が‥‥。『妹は思春期』最終回の大オチですねw

 生徒会室でヒマな一同。マイペースに読書してるスズがなんか彼女らしくて好きです。
 からの「手持ち無沙汰」でアリアがオチ。これ良かったなぁ。定番のアリア聞き違いシリーズの一環でもあるんだろうけど、アプローチが特殊で実際に聞き違いの内容を絵として見せつけられるのでインパクトすごいw
 前も書いたけど、劇中のグラビアアイドル、胸すごいでかいですよね。強調されたポーズや構図もあるんだろうけど、プロとしての説得力を感じる。

 更衣室でのスズとネネ。アップで2人の「ハッ」を描いてから更衣室と明らかになる流れが面白いです。話はよく分からないが最初から怒濤の勢いで掴む。
 服がきつくなったことに驚いてる2人。女性なのでショックなのかと思ったら、でスズがオチ。スズの身長ネタも好きなんですが、そんな2人に慈愛の目を送るパリィさんが何とも味わい深いです。あの距離感、あの表情、良いよなぁ。なんなんあれ。
 てか、轟さんはボケではない言動をしてるだけでちょっと新鮮でもあるというか。太ったかも、みたいなことで落ち込むのが普通の女の子感あって良い。まぁ、手持ち無沙汰的な成長をした可能性もあり得るか‥‥(アリアだったら間違いなくそっちだと思う)。

 耳式体温計。すごい珍しいお題だと思うけど、そこから実に本作らしいオチに繋がるので楽しい。本作らしいってか、めちゃくちゃ懐かしい設定が出てきましたね。会長の耳が弱い設定。懐かしいネタを引っ張ってきたとは思いますが、会長でボケを考えたらたまたまこうなっただけ、みたいな可能性もあったりして‥‥とか疑ってしまうの良くない。
 てか、この4コマ、最初から最後まで会長しか喋らないんですよね。勝手に会長が始めて、彼女が独りで落とす。それを静かに見守る3人、という状況がおかしい。

 通りすがりのコトミ‥‥に驚く1コマ目のスズが何か可愛い。そこまで驚くことか、みたいな感じが良い。
 コトミは順調に計るけど、結果を聞いてボケ。会長のときは3コマ目で計ってたのに、コトミは2コマ目で計測というのがスピードアップ感あると思います。前のネタのさらに先に行く感覚。
 計測結果に対するコトミが実に彼女らしくて楽しいんですが、良く出来てるのが前の会長のネタが「高い」だったのに対し、このコトミは「低い」なんですよね。耳式体温計で良くここまで広がったなぁ、と感心しきりです。


 終わり。夏休みも終わって再び日常なんですが、新学期とかそういう話は出てこないのが特徴ですかね。
 今週のお気に入り。衝撃度で言ったらパンチラなんですが、ギャグとしてはアリアの「手持ち無沙汰」が最高でした。
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週刊少年ジャンプ2019年40号の感想

 もう40号という事実に震えろ(震えた)。


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『生徒会役員共』533話の感想


 夏バテが最高潮です。

#533

 扉は民宿の女湯。続き物だとよくある状況説明の風景ショットではなく、しっかり会話があってオチがある。これ単体で普通に面白いんですけど、本編を読んだら女湯の話をやってる余裕ないと分かったw

 ということで1泊。スキューバダイビングを終えての一泊。明確に民宿の名前が見えるんですが、「丸」。最近はこの手の固有名詞は下ネタ関連なことが多かったと思うんですが、何なんでしょうね。意味がなかったら映さなきゃいい話なので何かの意味が込められてるとは思うんですが。
 部屋から見える海。スキューバの話は前回やって、今回はあくまでも宿での話なんだけどスキューバの余韻を感じさせてくれますね。
 からの窓から見える憧れの景色でオチ。海は果てしなく広がっているのが良さだと思いますが、あのオチは逆で、近いのが良い。遠近の印象があまりに違うのでギャップで笑ってしまう。

 2ページ目から本題。ウオミーのおばーちゃん登場。まさかの展開でした。スキューバ編の導入として存在については触れられてましたが、まさか再び‥‥。絵として登場するだけでも驚きなんですが、セリフもあるの!? と驚くのがオチ。オチの内容が読者が感じるメタ的な印象と重なるのが面白い構造ですね。平然とした顔のまま相手を驚かせる、というのはウオミーとも共通するかもしれませんね。血筋かしら。

 タカくんがおばーちゃんにサツアイ。彼氏という認識になってるのは笑った。おばーちゃんがどこまでマジで言ってるのか、つまりウオミーがどのように伝えているのか分からないけど。
 彼氏の確認に対してタカくんが「違いますよ」。からの聞き違いでオチ。おばーちゃんがボケたー!! 下ネタじゃないけど、このオチは秀逸だったと思います。当たり前だけどアリアの聞き違いとはまったく別の良さがある。どうやら本気で間違えてるっぽい、という危うさも込みでおかしい。ツッコミはみんなで一斉に言ってるイメージだったんですが、優しいおばーちゃん相手なので「ちげーよ!!」とか強く言えない感じが出ててその機微も笑えます。

 決してボケ老人ではなく、その場の雰囲気全体を見て、あくまでも孫のウオミーの元気な姿を見て独りで喜ぶ、という落ち着いた話になるのも良い。あのウオミーに対して遙か大人の立場から見守ってるスタンスが新鮮。
 そんな良い話かと思ったらスズの「まーまー(まあまあ)」で衝撃の勘違いをしてオチ。前のネタではのほほんとしてたのに動揺を隠せなくなってるので笑う。この勘違いがまた秀逸だし、スズの存在に慣れてる身と、初めてスズを見る人の間に認識のズレが生じる構造もうまいですよね。忘れた頃にやってくるスズの身長ネタ。

 3ページ目の最後は、4ページ目の8コマ連結に向けたフリ。おばーちゃんネタは終わりで新たな話題。
 オチの前提として、タカくんが別室で寝てるという説明が必要なんですが、1コマ目の引きの絵でさらっと処理してるのがスマートですね。何気に別室で寝るのってそこそこ珍しい気がします。初めてではないですが、何やかんやで一緒になってそこでの話が出てきたりしてるイメージ。まぁ、今回はおばーちゃんネタがあるのでそんな「いつもの」はいらないってことですかね。

 夜の浜辺。寝付けない会長とウオミーが散歩。キレイな海と旅の終わり、雰囲気が良すぎる状況で2人が感謝の言葉を交わし‥‥で4コマ。5コマ目から別の話題が始まりそのままオチ。キレイな雰囲気だったのが途端にわちゃわちゃして、それをアリア(とスズ)が遠くから見ると誤解不可避。その誤解も秀逸だし、事実とのギャップがおかしかったんですが、何よりうまいのは今週の1本目で、部屋から海が見える、というのを説明してる点ですよね。その説明がなくても成立する話ではあるんですが、あると丁寧。1本目とラストが繋がるの構成的な美しさもあると思います。


 終わり。やっぱ今週はおばーちゃんの衝撃ですよ。まさかの新キャラでした。こんなサプライズがあるとは。
 ということで今週のお気に入りはおばーちゃんのネタから、スズの「ママー」。あの絵がまたおかしい。
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週刊少年ジャンプ2019年39号の感想

 死ぬような暑さがなくなって助かるけど、これはこれで気怠い。


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『サイボーグ009 BGOOPARTS DELETE』2話の感想

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チャンピオンRED 2019年 10 月号 [雑誌]

チャンピオンRED 2019年 10 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2019/08/19
  • メディア: 雑誌

 チャンピオンREDの発売日が月曜でジャンプと被ったため、買うのを遅くしたんですよ。そしたら途端にすべてがめんどくさくなりまして……読み始めれば楽しいんですけどね。ほんとこのメンタリティー良くないなぁと思いつつ、なかなか直らない。

神話復活編②

 前話ラストでアレを発見したテレビ番組のスポンサーのオッサンから始まる。ちょっと「地下帝国ヨミ編」も連想する導入ですかね。違うんだけど。
 そんなヴォルトグループ会長のオッサンを説明する執事のモノローグ。やたら説明的なモノローグなのでかなり違和感もあります。単純に下手なんじゃないかと心配しかねいレベルなんですが、その違和感にはしっかり意味があるので安心です。その執事の正体はー?? という話。モノローグの内容が何かを探ってる感じになるので正体について察しは付きますね。007です。でべそスイッチまで再現してるのには笑いました。シリアス寄り、リアル寄りな印象もあったんですが、そういう部分はしっかり再現するのですねw
 007の初登場は変身状態というのもインパクトあって良かったと思います。いきなり変身(解除)が見れるのが嬉しいですね。002や003もそうなんですが、初登場と同時に各自の能力を披露してる。掴みとして魅力たっぷりだったと思います。

 007の成果。会長の妻の名前が「ヒトミ・ナグラ・ウラノス・ブラウン」。ウラノスですよ。後にウラノス博士の娘だと明言されるんですが、される前に「気づいた?」というレベルの情報を出してくるのがニクいですね。これは前話でも感じた印象ですが。
 ちなみに、前話に登場した本章のゲストヒロインはその娘。「ミュートスサイボーグ編」の登場人物の孫ってんだから驚きます。

 ということで、007による概要の説明。本章及び本作全体のコンセプトが明らかになりました。 “悪しき黒い幽霊団遺産の削除だ!” 。タイトルの「BGOOPARTS」意味が分からなかったんですが、「BG(ブラックゴースト)」のオーパーツだったのか!! ちくしょう、ちょっと考えれば分かったかもしれないのに。マジ悔しい。英語ワカンナーイ
、と思考停止してました。ほんと良くない。

 お馴染みのドームが出てきて、それを偵察する002と003。003を抱えた002が空を飛び、上空から003が覗く。このコンボは良いですね。原作シリーズでゼロだったという確固たる自信はないですが、かなり珍しいのは確かだと思います。私も003抱き抱えたい。そんな性的なニュアンスも感じてしまうというか、やっぱ003は良いよなぁ。

 気になるワードとしては「移送地点(トランスファーポイント)」。「001の」とか、「この世界の」とかやたら気になる言い方をされます。
 現代を舞台に『サイボーグ009』をやると当然原作の時代設定との齟語が問題になってくるんですが、そこと関わってくるのかもしれませんね。要するに、本作での00ナンバーは原作シリーズより長生きしてきたジジババではなく、原作シリーズの時代から時間旅行してきた、とか。まだ物的証拠みたいな根拠はないので想像ですが。まぁ、『アベンジャーズ エンドゲーム』の影響ですぐそんなことを考えてしまうのですよw
 ただ、時間旅行が本当だとしたら、原作シリーズでも多くの謎が残されたままの大物であるサンジェルマン伯爵の登場も期待できる、かも?? ダッタライイナー。

 テレビ番組のクルー。大発見をしてホクホク。 “このイロモノ企画のシリーズ化も狙えるかもですよ!!” というセリフが出てくるんですが、メタな印象がすごい。
 「神話復活編」以外にも本作は続くと思いたいんですが、ひょっとしたら後のシリーズにもこのクルーは出てくるかもしれませんね。毎回大発見をする(させられる)役割で。そういうギャグ的なレギュラーキャラ、ちょっと好きです。

 ゼウス像と眠れるミュートスサイボーグたち。細かい部分でいうと、ヘレナがいますね。そしてアルテミスはいない。平ゼロ好きなのでちょっとアルテミスも期待しちゃうんですが、あくまでも原作準拠です。当たり前か。

 んで、アポロン覚醒して、前話ラストの場面へと繋がる。いきなり009とアポロンが対敵するとかヤバイ。もうクライマックスじゃないですか。あとは勇気だけだよ。
 前話で気になってた私服の加速装置。加速に耐える特殊素材なのが窺えるんですが、逆に言うと加速と同時に私服が燃えて中から……という変身シーンが描けないってことですよね。ちょっと残念に思ってたんですが、ほぼそれと同じ変身シーンが本話にありましたw アポロンの手のひらビームに焼かれて009変身。手のひらビームは6,000度でしたっけね。009余裕で耐えてるのですごい。あの頃よりもすごいの見せてやんよ、という気概を感じる。
 あと、気になったのはアポロンの言動。運命の再会って感じじゃありませんでしたね。記憶の引継はされてないのかな。サイボーグとしてのスペックだけ再現(及びアップデート)された、とか。まぁ、原作のあのアポロンとの続きだったら下手すりゃ和解とかしかねないのでそりゃそうかも。


 終わり。ぼんやり書き始めて感想2,000字いくからどうかしてると思う。やっぱなぁ、楽しいんだよなぁ。『サイボーグ009』好きなんだよなぁw
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『生徒会役員共』532話の感想


生徒会役員共(18) (週刊少年マガジンコミックス)
DVD付き 生徒会役員共(18)限定版 (講談社キャラクターズライツ)

 18巻が出ました。19巻が1年先なことに驚いたんですが、ブログ的にはそれどころじゃねぇぇ。
 話数です。従来はマガジン掲載分と単行本収録分で話数がズレてたのです。数年間ズレたまんまだったのです。単行本カウントの方が正しいんですが、毎週私が感想を書いてるのはマガジンなので間違ってることは理解しつつそちらに準拠してました。そんなズレがついに、なくなりました。
 驚いたのはズレが間違った方に修正されたのですよ。うちのブログ的には万々歳なんですが、正しくない数字が公式になると、「正しさって何だろう」みたいな哲学になってしまう。今後もマガジンの話数(=単行本)を使いますが、常に「ホントは違うんだけど」が付きまとうことに。ややこしいですね。考えなきゃいいんだけど。

 今までの記事には「話数のズレがあるから気をつけて!」という注意書きテンプレがあったんですが、いずれ消します。30弱あるので腰が重いですが、直します。夏のうちには。

#532

 扉は出島さん。やっぱり出島さん。そりゃそうかw
 ウェットスーツです。ボディラインがもろに出るから本来エロくはないんだけど、ちょっとそういう連想もしてしまいますよね。たぶんフェチな人も多いと思います。

 スキューバダイビング体験編スタート。インストラクターは出島さん。メンバーは桜才生徒会+ウオミー。コトミはいません。柔道部合宿があったので出かけすぎ、と判断されたかな。もしくは同日。ついでに他の客もいません。5人に出島さんが付きっきり。だけど、発案はアリアではなくウオミーってのが変わってますね。まぁ、事前に予定を伝えて出島さんに来てもらった、とかが一番あり得るかな。
 タカくんのレギュレーターをウオミーが間違えてカポ。そこに会長がツッコむんですが、肝心のタカくんに何も考えてない、何も気づいてないっぽいのがおかしいです。本来ならお前が一番意識するやつだろw

 いざダイビング。水の中。まずはウオミーのネタから始まる、それも下ネタではないってのが良いですよね。スキューバに対して最も関心がある、前のめりであるウオミーだからこそあの感動がある。
 んで、ボケも忘れて感動してると‥‥。このオチ面白かったです。てか、知らなかったので勉強になったw スキューバの常識を知らないのでこういうスキューバならではの事情が出てくると嬉しいです。

 エサやり、をするアリアに見惚れる出島さん。保護者として微笑ましい視点と、シモな視点。水中なのでセリフも少なく、基本独り言(もしくはモノローグ)なんですが、それだけに最後のコマの「シュコーシュコー」が出島さんの感情を如実に現していて笑える。

 巨大なウミガメに驚く会長。亀頭ネタに行かないので驚いたんですが、それを抜きにしてもウミガメ可愛くないですか? あの表情がめちゃくちゃ良いです。
 水中だと言語コミュニケーションが取れないので代わりにボディランゲージ。事前に教わったのかアドリブでやってるのか。
 タカくんが「大丈夫?」の意味で出したOKサイン(親指と人差し指で輪を作る)において齟語が生まれてオチ。どういうこっちゃ、と思ったんですがサブタイ見て理解しました。勉強になるなぁ。スキューバ関係ないけどw
 ざっと調べてみたらアナルを意味するのはブラジルっぽいですね。フランスだと「価値ゼロ→無能野郎」みたいな侮辱になるらしいです。一部の人にとってはご褒美かもしれない。アナルもそうか。
 てか、せっかくのアナルネタなのにアリアじゃないんですね。意外。アリアだとマジすぎて危機を感じる、みたいな事情かも知れないw

 スズのマスクに水が入る。水を抜こうとするも苦戦。するとタカくんが助けに入ってオチ。水中なので言葉が交わせないという前提が効いてて面白かったです。本来なら言葉で伝えれば済む話なんですが、そうも行かないので突然タカくんが実行してくる。それが思わぬイケメン仕草になってしまう。
 水は抜けたけど、今度は曇ってしまう。二次被害が生まれてるので笑った。マスクに水が入るとか、曇ってしまうのはスキューバの定番トラブルみたいですね。たぶんそこらへんの対処法は事前に出島さんに教わったんだと思います。
 調べてみたら曇りを除去するにはあえてマスクに水を入れて曇りを取り除き、水抜きするそうです。無限ループw

 水中で記念撮影。みんなピースしてるとウオミーが、でオチ。てか、水中なのにスズがいつもの高低差をキープしてるので笑いました(以前のネタもそう)。海底に立ってる可能性もあるのかもしれないけど、せっかく水中で自由な位置に留まれるのにw
 ウオミーのオチ。今まで散々描かれてきた海中の生き物たちを利用してるのが良かった。ウオミーがあのネタをやるってのもスキューバを満喫してる感として良いですよね。

 地上に出て夕日を眺め、総括。海の中は気持ちいい、からの出島さんでオチ。タカくんの迂闊な表現にも非はある気がするんですが、実践済みな出島さんもすごいw 今週は「スキューバってそうなんだ」みたいな情報が多かったんですが、最後の最後にまたすごいネタですね。なんでそんなこと知ってるのw(作者)
 オチを考えるとサブタイの「夕日バック」がまた味わい深い。


 終わり。とにもかくにも話数がスッキリしての初のマガジンでした。次回は宿泊編で完結だそうです。夏休みも終わりますからね。出島さんはインストラクターであり、旅の引率ではないので、来週は出てこない‥‥のか? どっちもあり得そう。
 今週のお気に入り。2本目、ウオミーのネタが特に好きでした。下ネタでもないし、ウオミーが独りで完結する話なんですが、意外なスキューバ知識が前提となってるのが良かったです。
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